俵万智のレビュー一覧
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薄い本の中に短歌のエッセンスが詰まった本。
いろいろな歌人がこういった短歌の指南書や入門書を出しているけど、各人の正確が出るものだと思います。
わかりやすくて良書。Posted by ブクログ -
短歌のブラッシュアップを感情によらず理論的に行う姿勢にとても好感がもてるというか、腑におちる。
投稿された歌を大切にして、ルールを守って添削…というデリケートな作業がこれだけ上手にできるのはさすが元教師。Posted by ブクログ -
以前、俵万智さんの「生まれてバンザイ」を読みましたが、その後に読んだ「たんぽぽの日々」もとても良かったので、どちらも買って、手元に置いて、時々読み返しています。
こちらは、雑誌「エデュー」に連載している、子育て中のシーンを詠んだ短歌と、それにまつわるエッセイをまとめたもの。
「生まれてバンザイ」に...続きを読むPosted by ブクログ -
「母は言葉の国の人だから」。
子どもを授かってから、産み、育て、育てられているかけがえのない時間をと母である人すべてが共有できる想いを、短歌と言う凝縮した文字数とエッセイで記録し記憶に留めた秀作。いつか母になるかもしれない女性にも贈りたい1冊です。Posted by ブクログ -
何よりもこの作品に惹かれた理由は「食べ物」や「料理」の描写がすごくリアルで主人公の三角関係よりも先にそっちの方が気になっていました(笑)時々俵さんの短歌が混ざり作品との相性も抜群で読んでいて個人的には大好きな作品です。Posted by ブクログ
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朗らかでのびやか。一番のお気に入りは、「親は子を育ててきたというけれど 勝手に赤い畑のトマト」。子どもがいたら、こんな愛おしい経験ができるかもしれないのね、という感じの本。素敵です。Posted by ブクログ
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短歌を始めるきっかけとなった本
短歌入門〔作る手ほどき、読む技術)
短歌の魅力
まず読む 理解する
気持ちをどうすれば伝えることができるか?
1.優れた先人の作品に触れること
2.自作を徹底的に推吟味すること
一寸した言葉使いに注意!!これで世界がかわる。
言葉は大事!!
第一講「も」があった...続きを読むPosted by ブクログ -
いつかは親元を離れていってしまう子どものことをたんぽぽの綿毛にたとえて詠った俳句「たんぽぽの日々」(本のタイトルにもなっている)は、子どものいるお父さんお母さんにぜひ読んでほしいです。Posted by ブクログ
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さすが俵万智さん。
子育ての経験を、こう残す&生かすとは!
リアルに綴った歌の数々、
育児奮闘中の私達に、癒しと共感と、一歩踏み出す勇気と…
エールとして、すべてのママに贈りたいです(*^o^*)Posted by ブクログ -
“チョコレート語訳”とは?
その不思議な語訳+「みだれ髪」で迷わずレジへ…
百年前の情熱的な愛の歌集を、
俵万智さんが現代的な感情と語り口で訳す。
これがチョコレート語訳。
訳された与謝野晶子の句達は
一層、私達の心に情熱的に語りかける。
難色を示す方もいるかもしれない。
でも、それはそれでいい...続きを読むPosted by ブクログ -
「機嫌のいいおかあさん」で私もいたい。子育てで煮詰まることもたくさんあるけどこの本を読んで、子供と一緒に過ごすかけがえのない時間を大事にしたいと思いました。
ブチっと切れそうになったら開いて心を落ち着かせたいです。Posted by ブクログ -
俵万智といえば『サラダ記念日』。そんな世代の自分。
その俵さんが子育てをテーマ!とは、時間は流れているんだなぁ。
幼稚園バスの後ろを走る姿とか、おっぱっぴーとか、クスリと笑える内容が、とても良かった。ほのぼのとした。Posted by ブクログ -
【目的】おかしのような俵万智の小説がよみたい
【感想】ゆれるおんな心を読みたかったけど、意外と潔い。
夢見る年下の彼と、不倫の年上の彼、といった
分かりやすい名称よりも、微妙で名前の付けづらい存在。
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与謝野晶子「みだれ髪」を俵万智が現代語訳。
対訳なので、2人の短歌を比較するのも面白い。
与謝野晶子の短歌の瑞々しさも、俵万智の訳の清々しさも楽しめる。Posted by ブクログ -
枡野浩一『一人で始める短歌入門』で引用されていたので読んだ。三十一文字に削ぎ落としていく、三十一文字を切り取っていく、ということが何倍も楽しくなる本。Posted by ブクログ
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添削された短歌がいきいきと輝きだすのが魔法のようです。語順を入れかえたり時制をかえるだけでみちがえちゃうなんてすてき!思わす感動しちゃいます。ためいきがもれる。Posted by ブクログ