俵万智のレビュー一覧
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短歌のあとに、それを読んだ時の心情や情景などがとてもよくわかり、そうだったなあと思うと同時に、とても素敵なお母さんと思いました。
こんな時あったなあとずいぶん年代が違う私も子育て時代を思い返しました。Posted by ブクログ -
あっけらかんと恋をして、フラれて。
80年代のバブル景気のころの空気感を一冊を通して吸ったような気持ちに。
でも、描かれる心持ちは2022年だろうが変わらぬものばかりで、百刷本にもなるよこれは。
また読もう。何度も読もう。Posted by ブクログ -
恋の駆け引き、男同士の上下関係、売れない悲しみ
感情がぎゅっと詰まってる一冊。
でも短歌だからあっという間に読めて楽しい。
★この人を支えたい!会いたいホスト短歌賞
君の来ない夜にトイレで聞いている
あいつの席のシャンパンコール
寂しいトイレと盛り上がる場内の対比が好き。
トイレの扉一枚...続きを読むPosted by ブクログ -
買ってから2巻目だと気づいた。
自由でのびのびしていておもしろかった。職業色が全面的に出ており、知らない知見を得た。私も短歌を詠みたくなった。Posted by ブクログ -
想定外の面白さだった。ホストだのキャバ嬢だのは客を掌で転がして金を絞り取るような職業という悪いイメージで嘆かれることが多いけれど、実際のホストたちはそんな上手い話ばかりではないのだ、ホストもホストなりの苦労と悩みがあるんだ、というのがものすごく伝わってくる。短歌だけでなくホストとの座談会も収録されて...続きを読むPosted by ブクログ
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まずタイトルが素敵。
「たんぽぽの日々、、?」となって手に取った。
そういうことね…
わたしもこどもを産んで過ごしているとこんな風に感じられるときが来るのかな、と思うと少しわくわくする。いまのわたしにとっては大好きな彼との日々がたんぽぽのよう。風に吹かれてはすぐにいなくなってしまいそうで心配だけ...続きを読むPosted by ブクログ -
歌とそれにまつわるエピソードを見開きで紹介。
市橋さんの写真付きで更に歌の世界が広がる。
親子の素敵な関係が歌でこんなに豊かで自由に表現できるのだなあと感嘆しつつ温かい気持ちになれる。
『心のシャッターを切るように書いてきたので、リアルであることは間違いない』
好きな歌
みかん一つに言葉こんなに...続きを読むPosted by ブクログ -
さくっと読めて、心がじーんと温かくなる子育てエッセイです。
短歌も、言葉選びがとってもリアルで今子育て真っ最中の身としては、しみじみと共感できます。Posted by ブクログ -
伝えたいことをより的確に、印象的に短歌にあらわすテクニックが書いてある。俵万智さんのBefore/Afterつきで勉強になる(個人的にはBeforeの方が好きだが、会話体になるとAfterが断然良い)。
短歌の技法ではあるが、言葉による表現のエッセンスが詰まっていると思う。普段から何かを伝えるときに...続きを読むPosted by ブクログ