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薫里は33歳のフリーライター。仕事は順調で、妻子ある年上の恋人ともうまくいっている。年下の圭ちゃんは新鮮な喜びをくれる存在。同時に動きはじめた二つの恋はどこへ向かうのだろう……。しなやかな意志をもち、自然体でいきる女性を描いた著者初の長篇恋愛小説。深遠な感情、ささやかな発見、一瞬の風景を、随所に織り込んだ短歌が鮮烈に伝える、現代の〈うた物語〉。映画「TANNKA」原作。
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Posted by ブクログ
短歌が散りばめられてて何度読んでも面白い!10年間位で5回以上は読んだかな。自分が年を重ねるごとに共感できる短歌が変わって行き面白い。言葉の繋ぎ方等気になる部分はあるがでも大好きな小説!
何よりもこの作品に惹かれた理由は「食べ物」や「料理」の描写がすごくリアルで主人公の三角関係よりも先にそっちの方が気になっていました(笑)時々俵さんの短歌が混ざり作品との相性も抜群で読んでいて個人的には大好きな作品です。
なんてことない物語な気がするけども、俳句が言葉以上の情景の奥行きを感じさせてくれました。読み返したい本。
【目的】おかしのような俵万智の小説がよみたい 【感想】ゆれるおんな心を読みたかったけど、意外と潔い。 夢見る年下の彼と、不倫の年上の彼、といった 分かりやすい名称よりも、微妙で名前の付けづらい存在。
あっさりしてるけど、(あっさりしてるから?) 恋愛小説嫌いの私でも、 コレは、好き。 合間に短歌が挟まれていて。 そこで立ち止まってフッと考えて。 それが、いい。 いい時間をすごせます。 今オススメの本は? って聞かれたらコレを薦めるかなぁ。 けど、不倫ってのがイマイチ共感...続きを読むできないんだよね。
その表現を、言葉を、何度もかみ締めたい1冊。 題材によるものか主人公によるものか、私個人としては「そうそれ、そうなんだよ」感目白押しだった。 各人が各人の世界を生きていて知らないことはないと同じという観念、それな過ぎてページの端を小さく折った。
33歳、フリーライターの主人公は 仕事は順調 妻子ある年上の恋人との関係は良好 フリーターで年下の恋人からは新しい刺激を受けている。 次第に関係性は変化し、考えもを 小さな決断を繰り返して、時間が進んでいく。 挿入されている短歌が素晴らしい。 心情や心情が投影された情景が詠まれている。 短く選び抜...続きを読むかれた言葉には力がありインパクトを受けた。 自信家のアラサーが好き放題!ともとれるが 主人公が自分軸を定め 後ででも先でもない今を大事にしている姿は 潔く感じた。
なんだろう。最近自分の周りにいる感じの私と同世代の女性主人公。 主人公は素敵だけど。人生の悩みを後回しにいているうちに、高齢出産→諦めを選択するパターンか? 年齢的に良いタイミングで結婚したり出産する事だけがハッピーな訳ではないが、後回しにする事は良く無い気がするなあ。時間は待ってくれないし。
俵万智 すごく有名な作家さんで、名前だけはいつから知ってるか覚えてない位なのに、初めて読みました。 文章の全体に散りばめられた〝短歌〟が、良いアクセントだった〜
俵万智の歌物語。歌集ではひとつひとつからつながりを感じたり、物語を想像していたけど、今回はバックグラウンドがもともとあるという感じ。 文体もとてもフラットで、喫茶店で人の恋愛話を聞くような気軽さだ。 主人公の薫里にはMという不倫の恋人がいるが、それとは別に年下の圭ちゃんと付き合い始めるところから物語...続きを読むが始まる。 恋愛って、男と女って、結婚って…最近、ひととおりの価値観で固まっていたものが、融解して、少し動きだすような思いで読んだ。 年上の男性に無限の安心を求めて、年下の男性に刺激と新鮮さを覚えて、母親に理解を求めないながらも助言を欲し、女友達には思わず意地悪になってしまう。 わかる、わかる。 最後、主人公が、自分の子どもがほしいと思うところで物語が終わる。 あの、自分から生まれ出る強烈な玉のようなパワーに出会いたい、という気持ち、素直に共感した。
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