【感想・ネタバレ】トリアングルのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

短歌が散りばめられてて何度読んでも面白い!10年間位で5回以上は読んだかな。自分が年を重ねるごとに共感できる短歌が変わって行き面白い。言葉の繋ぎ方等気になる部分はあるがでも大好きな小説!

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2013年09月30日

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何よりもこの作品に惹かれた理由は「食べ物」や「料理」の描写がすごくリアルで主人公の三角関係よりも先にそっちの方が気になっていました(笑)時々俵さんの短歌が混ざり作品との相性も抜群で読んでいて個人的には大好きな作品です。

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2011年08月04日

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なんてことない物語な気がするけども、俳句が言葉以上の情景の奥行きを感じさせてくれました。読み返したい本。

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2010年06月24日

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【目的】おかしのような俵万智の小説がよみたい
【感想】ゆれるおんな心を読みたかったけど、意外と潔い。
    夢見る年下の彼と、不倫の年上の彼、といった
    分かりやすい名称よりも、微妙で名前の付けづらい存在。
   

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2009年11月17日

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あっさりしてるけど、(あっさりしてるから?)
恋愛小説嫌いの私でも、
コレは、好き。

合間に短歌が挟まれていて。
そこで立ち止まってフッと考えて。
それが、いい。

いい時間をすごせます。

今オススメの本は?
って聞かれたらコレを薦めるかなぁ。

けど、不倫ってのがイマイチ共感できないんだよね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

その表現を、言葉を、何度もかみ締めたい1冊。
題材によるものか主人公によるものか、私個人としては「そうそれ、そうなんだよ」感目白押しだった。
各人が各人の世界を生きていて知らないことはないと同じという観念、それな過ぎてページの端を小さく折った。

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2021年01月05日

Posted by ブクログ

33歳、フリーライターの主人公は
仕事は順調
妻子ある年上の恋人との関係は良好
フリーターで年下の恋人からは新しい刺激を受けている。
次第に関係性は変化し、考えもを
小さな決断を繰り返して、時間が進んでいく。

挿入されている短歌が素晴らしい。
心情や心情が投影された情景が詠まれている。
短く選び抜かれた言葉には力がありインパクトを受けた。

自信家のアラサーが好き放題!ともとれるが
主人公が自分軸を定め
後ででも先でもない今を大事にしている姿は
潔く感じた。

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2019年08月27日

Posted by ブクログ

なんだろう。最近自分の周りにいる感じの私と同世代の女性主人公。
主人公は素敵だけど。人生の悩みを後回しにいているうちに、高齢出産→諦めを選択するパターンか?
年齢的に良いタイミングで結婚したり出産する事だけがハッピーな訳ではないが、後回しにする事は良く無い気がするなあ。時間は待ってくれないし。

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2014年02月18日

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俵万智

すごく有名な作家さんで、名前だけはいつから知ってるか覚えてない位なのに、初めて読みました。

文章の全体に散りばめられた〝短歌〟が、良いアクセントだった〜

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2013年12月02日

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俵万智の歌物語。歌集ではひとつひとつからつながりを感じたり、物語を想像していたけど、今回はバックグラウンドがもともとあるという感じ。
文体もとてもフラットで、喫茶店で人の恋愛話を聞くような気軽さだ。
主人公の薫里にはMという不倫の恋人がいるが、それとは別に年下の圭ちゃんと付き合い始めるところから物語が始まる。
恋愛って、男と女って、結婚って…最近、ひととおりの価値観で固まっていたものが、融解して、少し動きだすような思いで読んだ。
年上の男性に無限の安心を求めて、年下の男性に刺激と新鮮さを覚えて、母親に理解を求めないながらも助言を欲し、女友達には思わず意地悪になってしまう。
わかる、わかる。
最後、主人公が、自分の子どもがほしいと思うところで物語が終わる。
あの、自分から生まれ出る強烈な玉のようなパワーに出会いたい、という気持ち、素直に共感した。

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2013年02月21日

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節目節目の短歌がさすがだった。素敵でせつない。短歌集より背景がわかってなるほど〜ってメモりたくなるほど。また読もう。

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2012年11月09日

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年上の不倫相手と年下の恋人との関係を続けてる女性のお話。なんで不倫はいけないの?なんで二股はいけないの?そう考え上手く生きている主人公を見てるとなぜか共感してしまうお話。ただ最後はどっちつかずな終わり方なのですっきりというよりはちょっとこの後が気になる終わり方

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2015年06月28日

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主人公の考え方や行動が、共感できるかできないかは別として、すごく人間らしくて自然。ストーリーのために動かされてるって感じがしない。間に挟まれている短歌も素敵。

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2012年01月26日

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33歳の独身女性が、年上の不倫の男性と年下の恋人の間で悩む。
カオリの感覚がとても近くて共感した。
なんというか、セックスしないと決めた日に勝負できないパンツを履いたり、仲のいい女友達にちょっと意地悪言って心が広くなったり、不倫相手の妻に対して別の場所で別のイスに座っていると割り切ったり・・・。
が書いた女の小説だと思う。
それでも、よくある設定でも、あとから「どんな内容だっけ?」と思わないのは、短歌が挿入されているから。
そのおかげでエピソードがぐっと心に近くなって状況を吟味したくなる。さすが俵万智!

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2011年01月12日

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妻子ある年上の恋人がいて、年上の彼も現れ、同時進行でお付き合いをするという、私にはありえない設定でしたが、それなりに主人公に感情移入して読むことができました。

短歌が随所に織り込まれていて、小説本文の内容を凝縮していたり、補足していたりと効果的な表現方法として使われていました。

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2009年11月06日

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Mと圭ちゃんで揺れる(?)薫里。

最後まで書いて欲しかったけどこれはこれでいいのかな。
私は結婚願望ないけど子どもが欲しいのならそれを実現するには限りがあるってことを思い起こされた作品。

ぬるま湯のような心地の良い関係を持てる人と、激しく求められることの新鮮さを感じさせてくれる人。対照的な二人が素敵。個人的にはMは好きだなv

とても綺麗な文章で書かれてて情景描写も美しい。

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2009年10月04日

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大人のMと、若くて勢いのある圭ちゃん。
どちらを取るか、自分は何をしたいのか。
一気読みではなく、味わって読みたい作品。

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2019年10月05日

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ネタバレ

Mと不倫関係を続けている薫里が年下の圭ちゃんと付き合う?ことに。
少しずつ進んでいく時間と差し込まれる過去(Mとの関係がだんだんと明かされていく)の織り交ざった感じがすごく読みやすく。
圭ちゃんの時間軸は現在で彼の気持ちが進んでいくのが分かった。一方の薫里はいったりきたりで進まない。「階段の踊り場」にいるかんじが分かりやすい。
共感する話ではないが、そういうところもひっくるめて面白かったです。

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2015年07月31日

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不倫か年下か。随所に短歌が挟まれてくるところが、この著者らしいなあ。結局誰も報われないのが意外だった。描写の仕方は好きな方だけど、すぐに忘れてしまいそうな内容かも。

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2013年01月15日

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先に映画を見てしまったので、かおり=黒谷友香として読んでしまった。
感情を激しく出さない、穏やかだけど、なんだかしんみりした。

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2011年01月10日

Posted by ブクログ

小説の中に短歌が織り込まれていると、立ち止まる瞬間があって、意外と読みやすい。

引用される短歌は、それまでの内容の総括だったりするんだけど、長々書かれるよりも、短歌の方がぐっと心に入ってくる。
(文章の後だから、理解しやすいのかもしれないけれど。)

たった31文字で、心情も情景も描き出せるって、すごい。
短歌って、おもしろい。


「それ以上傷つけないけど近づけない「ありがとう」とは便利なことば」

私は、今までにどれだけそんな「ありがとう」を言ってしまったのだろうか。

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2010年02月09日

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【恋愛モラトリアム世代へ】
年上のMと長年の不倫関係にある薫里は、年下の圭ちゃんと付き合う事になって揺れ動く。色々為になる話が多い。さすが歌人らしく比喩や季節感がすばらしい。律儀に挟み過ぎって所もあるが。あとセックス表現も赤裸々。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

途中途中に挿入された短歌が深いところまで考えさせてくれます。
上司との恋、年下の彼との恋。
選ぶべきものはなんなのか。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

私は恋愛小説はまったくよみません。話の流れで恋愛とかセックスがでてくるのは
いいんだけど、それがメインってのは、どうも苦手で。
主人公の切ない気持ちとかなかなか解ってあげられないし〜。

だがしかし、読みましたよ。教授のお薦めってのもあって。

年下の圭と年上のMと付き合っている「私」の物語。
文体はホントに今風。だからテンポはまずまず。

でも話にふくらみがないのです。
「このままでいいのかな」
「Mはもう私の一部」
とか、まぁそりゃ普通に考えるよね〜ってことを
つらつらかいてあります。

ただ、良かったのは
短歌。

短歌は綺麗だったな。話や気持ちにぴったりとあった
素敵なものでした。
やっぱり、俵万智は短歌がなきゃだめね〜。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

不倫してる人ってかわいそうだなーって思った。負け犬+不倫・・・まっしぐら。
あと映画はあまりにもかけ離れすぎてると思った。
水蜜桃の短歌は良かった。

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2009年10月04日

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