増田メグミのレビュー一覧

  • 幽霊伯爵の花嫁
    代々墓守を務めるコルドン伯爵は、力の強い幽霊たちが世間に出ていかないように抑えるため、感情を殺してしまった。嫁に来た女性たちは、そんな伯爵と幽霊たちに耐え切れず去っていく。叔父のアスガント伯爵は、最終兵器として、過酷な体験をして天涯孤独の身になったサアラを17番目の花嫁として送り込む。このサアラが、...続きを読む
  • 風の王国1
    ずっと気になってたけど長大さに怯んで手を出せていなかった作品、やっと読めた。まだまだ序章だけど重厚で面白い。
  • 風の王国26 勝利の時
    シリーズ26


    目まぐるしく変わる戦況の中でも、
    優しくまっすぐで清々しくも勇ましい翠蘭カッコイイ!

    濃く読み応えのある一冊。


    次が最終巻なんだって!


  • 臆病な騎士に捧げる思い出の花
    大切なものを失いたくなくて臆病になる。それは仕方がないことなのかも。ましてや、過去に失っているのであれば余計に。だからレイドリックの言動も理解はできるけど、頑張ろうとするローズマリーを見ているとやはりもどかしくなった。勇気を出して気持ちを伝え合えば、問題は解決すると思ったから。周りの人に大切にされて...続きを読む
  • 風の王国1
    今まで自分があまり目を向けることの無かった地の物語で、面白いです。
    主人公で唐の公主として国を出て、見知らぬ土地吐蕃に嫁入りする翠蘭の不安、前妻とのことがらあるからか、どうしていいのかわからない不器用なリジムの様子に、とても初々しさを感じました。
  • 臆病な騎士に捧げる思い出の花

    じんわりした

    幼馴染みものは、幼少期の仲の良さと、大人になっての恋愛の違いがうまく伝わってよかった。ちょっとまどろっこしいとこもあったけど、最後じんわりとした気持ちになれた。
  • 風の王国3 女王の谷
    シリーズ3

    今回も翠蘭大活躍!

    それにしても、ひろいんなのに受難!
    そして、健気で強い!

    満足の一冊
  • 風の王国7 朱玉翠華伝
    シリーズ7

    漫画と小説で、二度美味しい


    どちらかというと、朱瓔が中心のお話が多いかなー


    翠蘭との出会い、後宮での修行時代のおうむ騒動など
    盛りだくさんの内容。
  • 風の王国1
    唐の皇帝からチベットに嫁げと命令された翠蘭

    お嫁入りまでの道中は険しく、命の危険あり

    川に落ちた翠蘭を助けてくれたリジムとの
    焦ったいほど微笑ましいやりとりにほっこり

    最後まで飽きさせずに
    お話の世界に引き込んでくれました(((o(*゚▽゚*)o)))♡

    もちろん続きも読みますよー
  • 風の王国9 臥虎の森
    なんという言葉で説明したら良いかよくわからない
    他に例をみないつくりの作品
    基本は歴史小説だが紀事本末体とういうくらいに伝の対象がなく
    かつ描き方が少女小説のそれ
    少女小説でありながら動く主体が一切存在しないので
    物語は動かずただ結果が残るのみ
    でありながら少女小説でもある
    消化し難い不思議な小説だ
  • 風の王国8 目容の毒
    ひさしぶりの本編
    相変わらず安定の出来
    この独特の舞台が本作の肝であり
    ありがちなファンタジーよりらしく機能する
    また主人公の少女小説的であるようでそうではない個性もまた非常に重要で要経過観察
  • 風の王国7 朱玉翠華伝
    侍女と武則天と母親の話とマンガ
    中華王宮舞台になると何かすごく既視感が
    歴史物を女性視点でが本作の特徴なわけだが
    それが中途半端
    むしろ男性視点で女性を魅力的描く方が合っているのでは
  • 風の王国4 竜の棲む淵
    歴史小説

    この作品は何なのだろう
    この舞台でこの登場人物にこの事件を起こす意味って何
    しかしキャラは魅力あり話自体は面白い
    変な作品だ
  • 風の王国5 月神の爪
    なぜ「爪」なのかわからなかった
    表紙にいるひと以上にある意味重要人物の大王登場
    なるほどこういう設定か
  • 風の王国10 花陰の鳥
    また外伝なお話だが
    息子と違って今後登場する必要がない主人公が嵌っているので
    シリーズでもっとも決まった話
    親父含めてこういうキャラクターだと
    完結してしまって舞台に勝ってしまうから難しいのだろうな
    けれどそこを折り合いつければより評価されうる作者だと思うが
    そういうものか
  • 風の王国12 初冬の宴
    かなり久しぶりに本編風
    これまでの素材を並べて本格的歴史もの
    しかしこの作品は落ちの付けようがない気がする
  • 夜の虹
    作者の個性が1冊に遺憾なく発揮された一作
    少女もの冒険小説のプレリュードで1冊になるところもそうだし
    歴史浪漫を題材にしてそこに拠りかからないところもそうだし
    それでありながらきちんと読ませる独特の作劇
    少女小説にせよ少女向け部門ライトノベルにせよ少女を題材にした小説にせよ
    娯楽小説としてどれにも満...続きを読む
  • 幽霊伯爵の花嫁
    初めの一冊として正しく「障害(運命の悪戯)からはじまる恋愛もの」定型だが
    「男は優しく女は強く」に沿った主人公がなるほど目を引く

    女性向けライトノベルの主人公は「天然」もしくは「古風」であればヒロインであり
    つまり読者視点は主人公にして愛でる対象たるものの傍にあり
    そうでなく話の軸となる主人公なら...続きを読む
  • 幽霊伯爵の花嫁3 ~囚われの姫君と怨嗟の夜会~
    かわいいかわいいアシェリーゼお母様が
    余裕の一番人気ですぅ
    性格の悪い息子の嫁はひざまずいて
    悔い改めるですぅ
    というのを思い浮かべたAA付きで
    疑問を書いておくと目枷足枷をつけたのは誰だったのだろう

    まじめに感想かくと
    なるほどこの主人公は突飛である私が間違っておりました
    有閑階級はすることが違...続きを読む
  • 幽霊伯爵の花嫁2 ~首切り魔と乙女の輪舞曲~
    1巻はいかにも少女ライトノベル小説(≒RPGゲーム)分野らしい
    一冊完結完結定型だったので
    では2巻はどうなるか なるほどこうきたか
    でももうひとつやはり軸が弱い感じ
    舞台が「幽霊の居る現代社会」だったらもうすこしやりようあっただろうけれども
    コバルト文庫がなのかもしれないが
    この分野はだらだら続け...続きを読む