みなもと太郎のレビュー一覧
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前巻に引き続き福翁自伝が続き、手塚治虫の曽祖父らしき人物も登場する。海外ではクリミア戦争が勃発し、プチャーチンはついに本国へ。ギャグ関係ではペリーのカツラのエピソードはなにげに新鮮だった。Posted by ブクログ
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桜田門外の変にほぼ一巻。そりゃあそうだ、一国の政治トップを白昼堂々と包囲して斬殺した集団テロ事件だもんなぁ。安政の大獄で反対派を弾圧しまくった反動とはいえ、この事件から、意に染まない政治家は暗殺してしまえばいいと過激浪士が跋扈する幕末が始まる。Posted by ブクログ
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桜田門外の変に至るまでの江戸の情勢、京都の不穏、薩摩、水戸の状況を井伊直弼、大久保一蔵を中心に描いている。
すごく迫真。教科書ではならない真実がギャグなしで読める。
もう少しギャグが欲しいかな。Posted by ブクログ -
「愛宕山下から桜田門までは一直線の道路が今も走っている…!!」
ついにきた。
ついにきてしまった。
もう引き返せない。
何度も何度も時間を遡り、場所を変え、やり直し、泣き、怒り、狂い、人が死んだ。
誰とも契約せずに。
本当の終わりが、始まる。Posted by ブクログ -
シーボルト父娘のその後、ジョン万次郎のアメリカ生活、水野忠邦の失脚に間宮林蔵の臨終までが描かれる17巻。ここ数巻におよんで人をはめ、裏切りを繰り返す鳥居耀蔵の人間としてのクズさは凄まじいキャラ立ちだ。Posted by ブクログ
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?野長英の脱獄、鳥居耀蔵の失脚とその後の人生、徐々に動き出す薩摩藩等、ワイド版ラストに向けて歴史が勢いよく動き続ける。しかしまだ幕末までは少しばかりの時間がある。流れは阿部正弘と島津斉彬の時代に。Posted by ブクログ
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田沼意次・意知父子の苦闘、それに伴う蝦夷地の調査。田沼と松平定信との決定的な考え方の違いは埋まらない。そしてその溝が悲劇を生む。思想を絵と文で表すことにおいて、みなもと太郎の解釈力と技術力はスゴイ!Posted by ブクログ
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この巻では安政の大獄が進行するが、この巻まるまる一巻使っても大獄は終わらない(汗)。その間、イネとシーボルトの対面などが描かれる。
いよいよ歴史の歯車は大きく動き出し、追い詰められていくギリギリの状況の中で(弾圧する側される側問わず)人間のもつ美しさが発露される……が、いつものギャグまじりで描かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
苛烈さを増す安政の大獄。吉田松陰先生も幕府へ送られてしまいました。
松陰寅次郎先生の処刑は、やはり以前からの印象のようにもらい事故に近いものだったのですね。それと本人の性格と…。
腐女子、歴女をネタにしたくすぐりに思わず笑わされてしまったのですが、もうイイお年だろうにみなもと先生柔軟だなぁ。Posted by ブクログ -
相変わらず面白く、相変わらず話が進みません。
この調子で書き進んで、幕末が終わるのはいつのことやら・・・
逆にこれだけ丁寧に幕末を描いてくれる作品は無く、
認識を深める上でも役にたってます。
ちなみに、しばらくは吉田松陰先生の話が続きます。
つーか、幕末編で17巻書いて、まだ松陰先生がご存命という...続きを読むPosted by ブクログ -
「憤死・諫死で水戸街道は死体だらけ」の一文に不謹慎ながら大爆笑。ごめんなさい。
ちょうど以前読んだ本「武家の女性」にこの政争でやぶれた家の女子供の暮らしぶりが描かれていたのでそのあたりを思い出しながら読みました。
次回はいよいよ松陽…もとい、
松陰先生大活躍でありますよ(∴@△@∴)//Posted by ブクログ -
歴史がニガテな人でも、試験勉強の役に立つこと請け合い。
私は歴史が好きなので、楽しんで読んでるが、どーしても気に入らないのはなぜ吉田松陰があんなアホ面で描かれてるのか、坂本竜馬が鼻たれ小僧なのか。村田先生にいたってはアヒルのコックさんのようでかわい過ぎる。こんなの村田先生じゃないッ<失礼なPosted by ブクログ