みなもと太郎のレビュー一覧

  • 風雲児たち 15巻
    勝麟太郎の金玉エピソードからはじまる15巻。他に村田蔵六、岩倉具視、おイネ、西郷・大久保に坂本、吉田虎之助などの紹介から、蛮社の獄の悲劇が描かれる。ギリギリまで詰め込んだ情報量と濃度が凄まじい。
  • 風雲児たち 14巻
    シーボルト日本追放、鳴滝塾と?野長英の関係は初めて知った。高野の非凡さには驚愕するばかり。そして大塩平八郎の乱が熱く描かれる。マスコミの未発達な社会では、幕府がパニック状態になったのもよくわかるなあ。
  • 風雲児たち 13巻
    長崎には二度旅行で行ったことがあるが、行く前にこれを読みたかった!シーボルトの来航から最上徳内との接触までを描いた第13巻。あー、また長崎に行きたくなったなあ。そして遠山金四郎も登場!どうなる幕末!
  • 風雲児たち 12巻
    林、高山2人が歴史の舞台から降り、伊能、近藤重蔵が活躍する11巻。そしてレザノフが来航、高田屋嘉兵衛が超カッコイイ。最後のページにはシーボルトが!歴史を彩る幾多の男達の生き様が大迫力の12巻。
  • 風雲児たち 1巻
    「志」にあふれる風雲児たちの活躍を描く歴史群像漫画。

    幕末を描くために、関が原の戦いから始めるという念の入れ様。
    1979年の連載開始から20年以上の連載をへて、やっと幕末までたどり着いた。
    遠回りのようで、幕藩体制の矛盾が維新へと収斂していく過程を知るには不可欠な作業なんだと思う。
    たとえ...続きを読む
  • 風雲児たち 11巻
    最上、ラックスマン、林子平、高山彦九郎、光太夫など描かれるべき重要人物が多数動き回る11巻。序盤の算術のエピソードは「天地明察」を読むとさらに熱く感じ取ることが出来ます!物語のスケールがとてつもない。
  • 風雲児たち 10巻
    松平の禁欲政治、最上徳内の冒険、高山彦九郎の受難と激怒。10巻でようやく寛政の改革へ至る群像劇。まだまだ物語は終わらない。最上の妻の青森方言が実に素晴らしかった!1980年当時にしてこの萌え加減!
  • 風雲児たち 9巻
    田沼意次、失脚。松平定信、老中へ。高山彦九郎、奇行。そして光太夫の大・大冒険譚!漂流後、運命にも流されてロシア大陸を横断していく光太夫一行。彼らを待ち受けているのはひたすらに過酷な運命だった!
  • 風雲児たち 1巻
    コミカルで面白いのに歴史の流れもしっかりつかんでて、キャラも描き分けがすごい。ギャグだけでなく感動するとこもワクワクするとこも満載で初めて読んだ時から今も大好きです
  • 風雲児たち 7巻
    怪人・高山彦九郎の物語、大黒屋光太夫漂流記、苦闘・田沼意次編といったところか。田沼は本当に運がなかった老中だよなと思う。優れた政治家であり、歴史の教科書とみなもとの描き方では評価が正反対になりそうだ。
  • 風雲児たち 5巻
    鬼才・平賀源内、ベニョヴスキーお手紙事件、解体新書出版と大きな出来事が続く第5巻。前野良沢の取り扱いや、平賀源内の天才性、未熟さに非常に複雑な気分になった。みなもと太郎の大コマ絵の迫力はスゴイな。
  • 風雲児たち 6巻
    引き続き平賀源内のその後?死や、まだ若い林子平の人生が描かれる。平賀源内は天才的な先見性をもっともっと再評価されるべきだよなあ。そして林の信じられないくらいの健脚と聡明さに痺れる第6巻でした!
  • 風雲児たち 4巻
    宝暦治水伝後編、そしていよいよ蘭学者杉田・前野が登場。また、高山彦九郎も出てきていよいよ幕末群像劇が本格的に幕を開ける。杉田と前野の絶妙な関係性の描写が大変秀逸で、このニュアンスは教科書に載せるべき!
  • 風雲児たち 3巻
    家康の死去周辺と名君、保科正之の物語、そして薩摩の苦しみと宝暦治水伝が収録。薩摩藩、平田靫負の思いと薩摩の遺恨が思いっきり圧縮されて描かれた高密度の第3巻でした。保科にも、薩摩にも同情してしまうなあ。
  • 風雲児たち 1巻
    ギャグが古すぎてわからないなのはさておき、私はこの1巻の関ヶ原の話で、やっと後の幕末の流れがざっと理解できて目からウロコだった。
  • 風雲児たち 幕末編 19巻
    蟄居謹慎刑の怖さがようやく分かった。
    「明かり取りに雨戸を少しだけ開けるのみ・・・」と言う表現は何度も耳にするが、これほど恐ろしいものだとは・・・。
    やはり徳川(一橋)慶喜は大物(笑)なんだろうなあ~。

    松陰の最期以上に橋本左内の最期に涙・・・。
  • 風雲児たち 幕末編 19巻
    大獄の寂しき結末と小五郎の悲しみの果てに、全てを覆す出会い! ドラマだなあ。一蔵の悪役じみた(?)策謀もアンチヒーロー的で格好いい。
  • 風雲児たち 1巻
    幕末を描くために、その因縁の所以となった関ヶ原の戦いからこの壮大なスケールの物語ははじまる。ギャグテイスト溢れる絵柄と魅力的なキャラクター達。改めて読んでも本当に面白い。大傑作の、第1巻。
  • 風雲児たち 2巻
    2巻のラストで大阪冬の陣ギリギリあたりまで描かれる。2代将軍秀忠のご落胤の行方はどうなる!? 薩摩の琉球侵略、萩の毛利家、土佐の山内家の政治とその後の流れもここにはじまっている。
  • 風雲児たち 1巻
    これはとても分かりやすい。但しギャグが古すぎてワカラン!(ギャグ注がついているのが凄い) でもギャグが古いのを抜きにしても、このわかりやすさは素敵。