岩岡ヒサエのレビュー一覧

  • 花ボーロ
    先月に岩岡ヒサエさんの「しろいくも(2004)」を読んで、岩岡ヒサエさんの世界観に惚れました。 今回は・・・『花ボーロ(2005)』を読んでみた。 じんわりと試みに沁みていく。 特に”かまとりさんは空を飛ぶ”が良かったなー。
  • しろいくも
    岩岡ヒサエさんの作品『しろいくも(2005)』を読んでみた。文章と絵が心に沁みる。 特に”おウチに帰ろう”と”たまごの水”がGood!!
  • 孤食ロボット 5
    掲載誌で読んでいたけれど、あのラストはショックだった。 でも、でも、きっと、きっとと思いつつ本を閉じる。 ロボットは優しくて温かい。 あれがプログラムだなんて、とても思えない。 シオリさんのお話のいちごさんも好きー。
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻
    「しゃばけ」という人気小説を原作とした、漫画アンソロジー。

    色々な漫画家が書いているのに、作品世界がブレない。
    私は読んだことがないが、原作が確固たる世界を持っているのでしょう。

    マンガ家達が実力者揃い。
    皆この小説のことを愛しているのだろう。どの人も楽しんで書いているのが伝わってくる。
    (そし...続きを読む
  • 孤食ロボット 2
    お馴染みの登場人物ができてきて、なんだか嬉しい。
    あ、この人、あの時のあの人だって思うと親近感もわくし。ロボット君たちが、食を通じて色んなことに気付かせてくれる温かい(時にちょっとほろ苦い)お話にほんわかとなる。
  • 孤食ロボット 3
    希巳さんと永田くんの展開にどきどきする(笑)
    矢口くんと新人くんとの関係も、よくわかるわー。
    載っているレシピがどれもおいしそうで作ってみたくなる。お料理って、ひと手間加えるかどうかが大きいのはよくわかる。
  • 孤食ロボット 4
    希巳さんと永田君、微笑ましい!そして、羨ましい(笑)
    ハヤシライスは、ルーを使ったのしか作ったことないなぁ。あー。近所に○×フードカンパニーのお店ないかな。ばっちりポイントためちゃうんだけど。
  • 孤食ロボット 1
    連載中から読んでいたのだけど、単行本で一気読み。
    ほのぼのした世界観に癒される。
    ちょっと説教くさくもあるけど、一緒にいたら情が移りそう。
    1人暮らしの私のところにも、来てくれないかな。
  • 孤食ロボット 4
    初めのシオリさんの話って次の小橋さんの話が繋がって居るのかも〜って勝手に思ったら、小橋さんの奥様の名前はサエコさんでした(笑)シオリさんとサエコさんの感じが似てて…ホテルマンさんと小橋さんもなんとなく似てるから…感が過ぎました。どの話もホッコリして良いんだけど1人じゃなくなるとロボットとお別れって考...続きを読む
  • 幸せのマチ
    私自身は恋愛に疎いし自分の事とも思ってないのだが、岩岡さんの普通の恋の描き方が好き。岩岡さんのファンタジックなテイストにはなんら抵抗感が生まれない、天邪鬼な人間である私を前にしても(笑)
  • 孤食ロボット 1
    1人で食べるご飯から始まり、どう食べるか、なんで食べるのか、を考えられるお話が、基本1話完結で進む。
    アンドロイドたちは等しく可愛いが、個性がきちんとあり、主人たちと心を通わせる過程が丁寧に描かれていて、心が温まる。
    ただ美味しそうで終わらないところが良い。
  • 孤食ロボット 2
    手の込んだものが作れなくても人間一人分の立派なご飯になるんだなぁ…と感心しながら読む。ロボ(アンドロイド)たちはお客である人間と対話している、と言う意識無く対話している、人間も「ご飯の話をしてるんだ」と思いつつロボと会話を交わすうちに勝手に自分の気持ちに気付いたりする。会話に意味をもたせるかどうかは...続きを読む
  • 孤食ロボット 1
    〇✕フードカンパニーの店で外食してポイントがたまると、3000円の現金化プレゼントが選べるサービス。しかも「単身者」にしかこの「プレゼント」は提供されない。1000円で1ポイントなので、その人間が如何に「外食」で食事を済ませている人間か、と言う振りがあって、それにしては3000円は安すぎる、と「なん...続きを読む
  • 星が原あおまんじゅうの森 3巻
    あおまんじゅうの森にいるものたちはみんな残酷な純粋さと優しさを持っている。
    「科子」の存在は時に疎ましい…蒼一を慕っているものにとっては、彼らが一人一人が蒼一と築き、出来上がった場所を奪い取って行くものだから。科子にはその気はなくとも、その存在を蒼一が何にも増して優先してしまうから。元は蒼一の感情所...続きを読む
  • 星が原あおまんじゅうの森 3巻
    なかなかほんわか出来ない展開ですなぁ。 森は、彼は、どうなってしまうんだろう。 もう蒼一が神様になるしか皆がハッピー&現状維持できないんじゃないかなんて考えてしまったです。 個人的にケヤキ君にテンションの上がった巻でもありました。 次が楽しみで仕方ないよ!
  • 星が原あおまんじゅうの森
    先祖の業を一人背負う蒼一。彼が守る森には精霊がいる。精霊に良いことをして判子を貰う。それが何のためなのか蒼一自身にも解らないが、今日も蒼一は精霊と共に生きている。
    日本古来からある土着信仰や、付喪神、生き物の擬人化など、ファンタジックな設定の中に怖さや優しさが含まれていてなんとも味わい深い。『夏目友...続きを読む
  • 星が原あおまんじゅうの森 2巻
    岩岡さんの絵で「小さい男の子」を描かれると…無性にいじらしく思えるのは何故だろうか。絵柄のタッチ?だけで片付けられる話だろうか、否!!ボタンくんの話、教授(亀)と苔くんの話、人間の男の子・洋平くんが持っている小石くん、ミニマムサイズの子たちが可愛過ぎる。
    この作品の中には「誰かを必要としている」もの...続きを読む
  • 孤食ロボット 1
    かわいいロボットのお話。
    1,000円で1ポイント。3,000ポイントで貰える届くまでお楽しみのプレゼントの中身が孤食ロボット。
    料理を作ってくれるわけじゃない。
    時に母のように、時に友のように健康面を気にしながら料理の提案をしてくれる。
  • 孤食ロボット 2
    充電が切れると白目をむくw
    読んでるとお腹が空く。
    うちにも来たらいいのになと思う。
    単身者にしか来ないらしいので、近い将来小さな頑張り屋さんが来る日を楽しみにしよう꒰ •͈́ ̫ •͈̀ ꒱←
  • 星が原あおまんじゅうの森
    さまざまなものに息づく精霊の存在する現代(?)日本の、とある森のお話。
    冒頭からいきなりファンタジー要素満載なのに世界観の説明があるわけでもなく、ただただ皆の日常をこっそり覗き見させてもらっている感じ。
    引き込まれるか置いてけぼり感を味わうかで印象が違いそう。
    柔らかい絵柄も相俟って雰囲気はとても暖...続きを読む