結城浩のレビュー一覧

  • 数学ガール フェルマーの最終定理 1
    シリーズごとに絵師が変わっている・・・。
    今回の話で、「容疑者Xの献身」の石神のセリフの代数と見せかけて幾何の問題とか言っていたセリフを思い出した。
    大学受験対策とかで違う形で考えたら、結構解けることがあった。
    図形の問題でも、複素平面にしたら単なる計算問題になって簡単じゃんみたいな。
    なかなか懐か...続きを読む
  • 数学ガール 上
    数学の話をメインに恋愛を絡ませるという無茶なストーリー。
    もともと数学が好きだったおじさん(おねえさんw)向けの作品かな。

    主人公に対して数学の問題を出す女の子と、主人公に数学を教わる後輩女子高生の三角関係。

    女の子からの問題は数列で、後輩に教えるのは方程式など。
    完全に数学とかから離れてしまっ...続きを読む
  • 数学ガール/ゲーデルの不完全性定理
     不完全性定理の証明にリベンジ。証明はゲーデルの論文に沿っていて,結構詳しい。定理の意義も解説。「数学の限界」だとか「理性の限界」という理解は間違っていることを易しく示してくれる。
     数学の定理であるゲーデルの不完全性定理が,理性の限界など証明するわけない,ていうのはまあ当たり前だよね…。深読みしす...続きを読む
  • 数学ガール/ガロア理論
    久しぶりに読んだ数学の本。読むたびに好きだと実感する。
    数学ガールは、いつもそこが知りたかったんだというところに言及している。今回の途中に出てきた基底と次元の話は非常にわかりやすかった。
    こんな風に数学について話せる仲間が羨ましいなとつくづく思う。


    再読時はもっと数学の理論をしっかり追おう。
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理
    無限降下法という手法は初めて知ったかもしれません。そしてこれでフェルマーの最終定理の四次の場合が証明できるとは。最後でフェルマーの最終定理の概観が知れたのはよかったです。そして7章以前は大学でやったばかりだというのに新鮮に見えてしまう残念さよ。
  • 数学ガール/ガロア理論
    読んでいて鳥肌の立つほどそそられる本でした。

    あみだくじにはじまり、角の3等分問題、作図可能性の問題、正規拡大体、正規部分群、ガロア理論、、、と非常に興味深いトピックを無理なく自然に、とてもわかりやすく記述しているのは、驚嘆に値します。

    おそらく著者自身が、これはどういうことなのか、ということを...続きを読む
  • 数学ガール/ガロア理論
    ガロア理論。いわゆる代数。

    あみだくじで最後まで突き抜けるのはすごい面白かった。
    こう、ひとつのゴールに向かっていろいろ周辺分野をぐるぐるしながらいつの間にか繋がってゴールに収斂するっていうこのシリーズの良さが出てた。

    最後2章は結局よくわかってないので、代数でも勉強しようかという気になった。
  • 数学ガール 下
    数学って面白いけど、
    マンガみたいにビジュアル化するのってとっても難しいなぁといつも感じていたので、一つの答えだな~って思ってみていました。

    恋路と絡めてあって、うまいなぁ、と気づいたら下巻。

    素敵な漫画でした!☆
  • 数学ガール/乱択アルゴリズム
    確率、順列、組合せ、O記法、行列と、本当に丁寧に分かりやすく書かれていました。

    難度のインフレーションについては、今回はさほどではなかったものの、第8章あたりから手ごわくなって第9章はストーリーを追ってしまい、数式は後回しの状況です(そのうち読み返すかなぁ)。

    そうそう。『ソフトウェアの品質...続きを読む
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理
    ツンデレのミルカさん、ドジッ娘のテトラちゃんに、今回新たに登場した妹キャラの(主人公の従姉妹の)ユーリら数学ガールたちと主人公である僕が織りなす物語です。

    全体的によいのですが、なかでも「砕ける素数」の話が一番おもしろかったです。要するに、2, 3, 5, 6, 11, 13, 17,...は整...続きを読む
  • 数学ガール/ゲーデルの不完全性定理
    "ε-δ論法"の説明がとても分かりやすかったです。

    それから、《重なるペア》の話がものすごく良い。『数学ガール』の本質を表している話だと思いました。

    さて、タイトルにある「ゲーデルの不完全性定理」ですが、第1章にいわゆる「クレタ人の嘘つき問題」の亜流が載っていたので『理性の限界』のような理解...続きを読む
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理
    フェルマーの最終定理をものすごくザックリとではあるが、数学的に理解できた(かな?)。数学的なあらすじが分かるので、これからもっと詳しくフェルマーの最終定理を勉強したり、途中でつまずいた時にこの本に戻ってくると良いかも。フェルマーの最終定理について畳み掛ける最後の部分で難しくなるが、本の終盤に至るまで...続きを読む
  • 数学ガール フェルマーの最終定理 2
    コミカライズ版の2巻目です。
    水着回が着目ですが、ミルカさんは普通の野暮ったい水着ですw
    ミルカさんの過去なんかも描かれたりと面白く読めます。

    「ガロア理論」ももうすぐ出版されますし、コミック版から始めて数学ガールの面白さ、数学の面白さを感じて欲しいです。
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門
    偉大なる先人の知恵を拝借
    専門書なのに読み手に解りやすいよう書かれている。例え話も多く物語みたいな感覚でも読めるので面白い

    パターンを使う事によって得れる利点が解りやすく書かれている
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2
    うわああああああああああああああああああんミルカさんかわいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお原作と違って女の子見せまくりでもそこがいいいいいいいいいいいいテトラちゃんもユーリもかわいいいいいいうわあああああああああああああああああああああああああああ...続きを読む
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2
    書籍版とはまた違った「数学ガール」の世界。
    カワイイ系の絵柄だけども、数学の面白さがガンガン伝わってくる。
    若干消化不良のところもあるがおすすめできる一冊。
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門
    デザインパターンとは、型紙(かたがみ)のことです。
    洋服(仕立て)屋さんが、服を作るときに用いるものです。
    上着を作りたければ、上着の型紙が必要です。
    上着の型紙は1種類とは限りません。
    デザイン(設計)に応じて、数種類から数千種類の型紙から選ぶ必要があります。
    10や20の型紙を知ってい...続きを読む
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編
    スレッドのことをよく知らないで、既存のソフトを修正してプログラムを作っているという場合もしばしばあります。
    本書は、そのままスレッドのことをよくしらないまま使いつづけるのにも役立ちますし、
    スレッドの使い方を覚えるのにも役立つと思います。

    デザインパターンという設計の基本的な例題を使うという...続きを読む
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2
    理系の萌えである数学ガール,コミックス版.数学は置き去りにして,数学の楽しさ,苦しさ,そして仲間の大切さを描いた本作はミルカさんもテトラちゃんもとてもかわいく描かれていて素晴らしい.
  • 新版暗号技術入門 秘密の国のアリス
    暗号技術について知りたいと思い購入。この作者の著書全般に言えることだが、分かりやすく、それでいて原理や詳細をきちんと抑えることができる。すばらしい!□わかりやすい記述 ◇図解・フローチャートが多くわかりやすい ◇適切な難易度のクイズ問題が提示されており  理解を深化できる ◇要所要所で適度な抽象化の...続きを読む