結城浩のレビュー一覧
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降水確率、宝くじ、そして最近では検査の陽性率などで身近な確率。しかしなんとなくとっつきづらいと感じている人も多いのではないだろうか。そんな人におすすめしたい。「偽陽性」、「偽陰性」についてもよく理解できる。Posted by ブクログ
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この本は非常に読む価値のある本の一つです。
私の場合、オブジェクト指向の考え方自体はC++を学習していく過程で理解を深めていました。しかし、デザインパターンについてはSingletonくらいしか知りませんでした。オブジェクト指向を何となくでも知っている・理解している方であれば、読み進められると思いま...続きを読むPosted by ブクログ -
「はじめに」にもあるように、数学に限らず文章全般に役立てられる内容です。
書いてある内容は自分が元々気をつけていたことが大半でしたが、この本自体の文章が読みやすくて勉強になりました。Posted by ブクログ -
デザインパターンについて、微々たる知識しかありませんでしたが、とても勉強になりました。
サンプルコードやクラス図も豊富で、分かりやすかったです。
既存のシステムのコードを見るとき、このデザインパターンが使われているのかーと意識しています。
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ネイピア数や、微分についてわかりやすく書いてある。特に微分を距離、速度、加速度で見ていくのがイメージしやすく理解しやすかった。
まぁ、5章の後半ではテトラちゃんと化す訳ですが。。。Posted by ブクログ -
『数学ガール』シリーズは、数学の専門的なテーマを扱っているにもかかわらず、不思議なほどわかりやすいと思っていた。
その理由とも言える著者の一貫した考え方やそれを実行する手法の一端が書かれている。
考え方や手法はわかることはわかった。
でも、それを実際に行動に移すのは、並大抵のことではないと思った。...続きを読むPosted by ブクログ -
大学時代にこの本に出会いたかった。不完全性定理の話題に入る前と後で内容の難易度が桁違いに上がって深い理解は諦めざるを得なかった。
「ビジネスマンたるものゲーデルの不完全性定理ぐらい抑えておくべし」という文句に煽動された心は幾分か落ち着いた。天変地異の大元になりそうという不安は多かれ少なかれ誇大妄想...続きを読むPosted by ブクログ -
高校課程で履修していない行列についての本でした。
行列について一から定義を確認するステップを踏みながら進んでいくので非常に分かりやすい良書となっています。もちろん、この一冊で全てを理解できるわけではありませんが、自分で手を動かし、考えることで行列が示すものの一端を垣間見ることができたと思います。Posted by ブクログ -
めっちゃくちゃよかった。すべての先生に読んでほしい。この本は要約を拒否する。なぜなら、この本のなかで行われるやりとりそれ自体が重要だからだ。進んだり戻ったりの指導は、冗長で、だからこそ素晴らしい。Posted by ブクログ
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積分について丁寧に説明されていて、自分が高校生の時に受けた積分の授業を思い出した一冊だった。初心者向け、よくわかっていない人向けなので深い話を期待すると全く無いので悲しいが、よくできている本だと思う。Posted by ブクログ
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扱っている範囲はそれほど広くない。これでも文系には難しく感じる人もいると思う。文系の粘り弱さは想像を絶するから,このように工夫された本でも,落ちこぼれる人は消えない。そういう人は分からない原因を外に帰属するからタチが悪い。
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グラフは《パッとわかる》けど,それこそ危険なところなんだ。わかった...続きを読むPosted by ブクログ -
セキュリティ関連の各技術について、まず「どんな問題があって」、「それをどう解決するか(各技術)」、そして「その技術の弱点」まで非常にわかりやすく解説されており、とても良い本。
今まであまり良くわからずに使っていた技術の仕組みがクリアになったことと、どういうケースではどの技術を使うべきか、などが判断...続きを読むPosted by ブクログ -
エンジニアでなくとも、高校生で、これから数学を学ぶ人にもオススメ。
数学の基礎だけでなく、思考の基礎も学べるのでオススメです。
最後の停止問題は今の所、わかってないですが、、、Posted by ブクログ -
数学ガール4作目。
過去3作読んでいるが、読むたびに高校生に戻りたいと思う。
高校3年の「僕」の将来が毎回気になる。
そしてリサが出てきても、やっぱりテトラ推しだな。
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数学Cまで高校で勉強したが、行列・ベクトルそれぞれは出てきたものの、それぞれと線形性が交わる部分は、ちょうど自分の世代で...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりの新作。
物語では数学力がだんだん上がっていくのに、私の数学力はだんだん下がっていっているので、後半の数式がだいぶキツくなってきたけど、ストーリーは変わりなく面白かった。
特に今回の主人公の受験との葛藤は、とても感情移入できてしまって、後半は一気読みだった。Posted by ブクログ -
数学について考えさせられる、参考書のような顔、
魅力的な登場人物達が青春を数学と共に歩む、小説のような顔、
その2つが同時に楽しめます。
私では理解できない数式も出てきました。
この本をキッカケに数学をもう一度勉強してみようと思いました。Posted by ブクログ -
今回からユーリという新しい登場人物が参加です。
主人公と共に数学について考える3人の女性たちは各々考え方、得意分野、視点がバラバラです。
その特徴が面白く感じました。
数学というものは1人でコツコツ解いていくものという概念がなくなるほど、対話から生まれる新たな発見が魅力です。Posted by ブクログ