結城浩のレビュー一覧

  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門
    メチャメチャ役に立った。

    抽象化、多態性、委譲(コンポジション)を使って再利用可能で読みやすいプログラミングのイメージがようやくわいて来た。

    こーゆーデザインパターンを知らずに手続き型言語的にコーディングしていたらオブジェクト指向の良いところが生かせない。
  • 数学ガールの秘密ノート/丸い三角関数
    丸から三角を。単位円をもとに三角関数を定義する。加法定理も単位円上で導ける。ポリアの問いかけも良かったな。
  • 数学ガール/ポアンカレ予想
    高校レベルにもう少し力のある人向けの本。でも、トコトンわかりやすく示してくれているのがありがたいです(^^)それでも、数式はしばしば読み飛ばしてしまいましたが…(^^;
  • 数学ガール/ガロア理論
    とても良かった。論理の展開を追っていて、ワクワクやドキドキが止まらなかった!今まで理解していなかったガロア理論に一気に近づけた気がする。
  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
    SSL/TLSの専門書を読み始めたのですが、そもそも暗号技術の基礎が弱いと感じ、急がば回れで読み始めました。
    結果、色んな技術の関連が俯瞰でき、すごい良書でした。
    入門書ですが、一般のエンジニアにとってはこれだけ分かってれば充分仕事できる内容だと思います。
    学んでいて疑問に感じるところがクイズ形式に...続きを読む
  • 数学ガール
    数論がテーマだった。差分と微分の対応関係など興味深い。よくある数列の触りかと思いきや、想像以上に深いところまで飛び込んでくれたので、思い切り堪能させてもらった。数学する楽しさ、厳しさと、その世界での舵の取り方もさらりと語ってくれる。数学探求が物語になることを著者は証明した。さすが賞を取るだけのことは...続きを読む
  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
    それぞの暗号技術がなぜ必要なのか順序だてて説明されているので非常に頭に入りやすい。

    ・盗聴防止(機密性)
    →「共通鍵暗号」
    →鍵配送問題
    →「公開鍵暗号」

    ・改竄防止(正真性)
    →「一方向ハッシュ関数」
    →なりすましは検出できない

    ・なりすまし防止(認証)
    →「メッセー...続きを読む
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理
    なんの知識もなくても付いてこれるように、うまくペース配分してくれているのでありがたい。とはいえ結局、自分の中で理解しきれたという実感はない…紙に書いて、じっくり向き合って、やっと分かるのだと思う。やり方がまずかったので、もう一度向き合い直したい。
  • 数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて
    少し抵抗のある私を、無理のない自然なペースで、やさしく手を引いて数学の世界に導いてくれる。そんな本が「数学ガール」だ。
    そこには楽しい世界が拡がっている。わくわくと、少し緊張の混じったどきどき。喜びと驚き。数学にまるで恋したみたいに、もっと知りたい、もっとのぞいてみたいと思えるようになる…
    この本を...続きを読む
  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
    IT技術系の本ながら、数式がほぼでてこないのでちゃんと数学やってない人でも何となく暗号技術について理解できる。素晴らしい!
  • 数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう
    最高です。数学楽しい。大元よりもライトで、かつ実物としてわかりやすい。途中途中の問題も手を動かせていいですね。ただ、最後の問題は議論する相手がどうしても欲しくなる…
  • 数学ガールの秘密ノート/積分を見つめて
    文系のため高校で積分やった覚えないけど、なんとか理解できた!微分が分からなくなって、去年読んだ微分編を読み直しつつ読んだ。
  • 数学ガール
    読んでいて数学に淡い恋心が湧いてくる。本当に恋した時のような甘美なドキドキ感と、難解さへの歯痒さや苦しさもどかしさまで湧いてくる。
    学生の頃に読んでいれば、もっと数学を別の見方ができて、私も楽しめたのかもしれない。ただの受験マシーンとしての勉強ではなく、学問として楽しみたかったなと悔しくもなる。
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門
    android開発にて日常的にjavaを使うことが増えてきたこともあり、新卒1年目以来にこの本を読んだ。当時は本の3割くらいしか頭に入ってこなかったものの、今だと「あーなるほど」と思える。というか「このパターン考えた人、頭いいなー(当然)」とか思う。

    必ずしもこれらのパターンを利用しなくとも

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  • 新版暗号技術入門 秘密の国のアリス
    これは名著と言っていいと思う。
    暗号のアルゴリズムや弱点など分かりやすく説明されている。
    暗号を意識しなければいけない仕事をしているので知っている内容も多かったが、個人的にはブロック暗号のモードが特に勉強になった。
    サイモンシンの『暗号解読』と併せて読んでおきたい一冊。
  • 数学ガールの秘密ノート/やさしい統計
    数学ガールの秘密ノートシリーズ第8弾。グラフのトリックや分散、偏差値についてわかりやすく説明されていて、さすがです。 後半は、二項定理や期待値、仮説検定など内容は難しくなりますが、話は面白いですよね。 ぜひ、学生に読んでほしいです。「統計」の基本書としてもお薦めではないでしょうか。
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門
    各パターンがどういう場面で用いられるかが、もう少し詳しく書かれていれば、初読時の読みやすさ、入ってきやすさは向上しそう。個人的には、オブジェクト指向なプログラムを書く経験を積んでから読み直すと、初読時より理解しやすかった。我流で書いてたコードについて、こうすればよかったのか ! と気付かされる感じ。
  • 数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて
    微分は,位置,速度,加速度のような物理的(力学的)概念に沿って学ぶのが良いという1つのアンサーでしょうか。
  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
    第3版にして初読。長年読み継がれているのはなるほどという感じ。平易な言葉でわかりやすく、また順を追って理路整然と話が進んでいくので読みやすい。技術的には徐々に高度なものへと変わっていき、少し暗号史のようなものに触れられた気もして、教養的にも面白かった。
  • 新版暗号技術入門 秘密の国のアリス
    400ページのなかなかボリュームのある暗号についての本。
    全て読みきれるか不安だったが、暗号、認証、鍵、乱数、応用技術に至るまで一通り網羅されており、且つ理解し難い世界を、噛み砕いて説明されているので読破することができた。

    表現方法も比喩も図も完璧であり、敬遠しがちな分野を学ぶことができたのもこの...続きを読む