デザインに関する本だから当たり前なのかもしれないですけれど、本を開いて、ぱっと見た印象がとても良いです。見やすいです。余白が気持ちいい……。
色合いもちょうど良くて、かわいいです。目がバチバチしてしまうページがありません。
感動したのは、チャプターによって色が違うこと。メインの色がそれぞれ違うので
...続きを読む、開いているページがどのチャプターなのか、一目でわかります。
さらに、強調する時の色もすべて違います。これは凄いです。こだわりを感じます。
(以下、読みながら綴った感想)
2023/03/07 p.002-079
p.021
“決めた優先順位で情報が頭に入ってくるか、随時チェックを!”
基本的なことですけれど、作成している間はいろんな情報に触れるので、つい抜けてしまいます。冷静な状態で確認したいです。
全体の、上から優先順位が高いもの。グループごとにわけた時、そのグループ(話題)の上に優先順位が高いもの。……ちゃんと意識して配置します。
p.024
“関連する情報はくっつける、関連しない情報は遠ざける、この2つを意識すれば、見やすいデザインに変わります。”
このマカロンの例、わかりやすいです。変えているのは配置場所だけなのに、ずいぶん印象が違います……。
p.025
確かに、こういうデザインになっていますね、世の中。何気なく見ていた物のルールを知り、意識して見てみると、「確かに~」と思い感動します。
p.045
“
グラデーションで少しずつ色を変えていく
とSTEP感が伝わる。
”
色を増やすとごちゃごちゃしてしまうので、このグラデーションを変える方法はいいですね。真似したいです。
p.047
“縦か横に3分割し、それぞれのエリアに要素をはめこんでいく”
(中略)
“初心者でも実践しやすぐ、応用のきく便利な手法です。”
「初心者にもわかりやすい~」と思っていたら、「初心者でも実践しやすい」とおっしゃっていて、笑いました。
ありがたいです、こういう情報共有。
p.051
“重要な要素は左上から右下に向かって順番に並べる。”
これは、先輩から聞いたことがあります。実践できているか不安ですけれど……。
p.055
“要素間や文字間にも適度な余白を設けることでそれぞれが際立ち、情報がわかりやすくなります。”
54ページのアフターでも見やすくなったと感じましたけれど、55ページではさらにわかりやすいですね! 凄い!
p.066
“
文章メインなら
「読ませる」より
「見せる」のがコツ。
”
文字数が多いものって、なかなか読まれないですからねえ……。パッと見て伝わるほうがいいです。
p.078
文字サイズの目安! これ、ありがたいです。
子ども:12~23pt、大人:7.5~10pt、高齢者:9~12pt……なるほど。高齢者には大きめの文字が良いのだと思っていましたけれど、子ども向けのほうが大きいのですね。
大人向けには9か10なら安心できそうです。かと言って、大きすぎるのもダメなのでしょうか……。奥が深いです。
2023/03/10 p.080-211
p.136
“ワンカラーといっても白・黒・グレーは使ってOK!”
グレーもいいのですか。それは結構幅が広がりそうです。
p.142
“3色のルール”
お部屋のインテリアに悩んで調べた時、これを知りました。お洋服も3色に抑えるとおしゃれになりやすいらしいですね。
2023/03/18 p.212-221
2023/03/20 p.222-239
p.234
“※模写はあくまでスキルアップのための練習。自分の作品や実績にしてはいけません!”
デザインのせかいでも模写があるのですね。イラストではよく練習するイメージです。
この注意文は、おそらくお若いネットユーザーであろうアカウントに対して、言いたいです。
あなたが載せているその絵は、模写ですよね? あなたの実績ではありません。
p.235
“デザインのテイストや目的別に役立つポイントをピックアップしました”
お悩みから本編に移動できるのは、いいですね。改めて読むことで、知識が定着しそうです。
ここまで配慮してくださっているのですねえ。隅々まで素晴らしい本。