孫悟飯が第一線級の力を発揮したのはセルゲームから。このときに強敵を圧倒し得る力となって潜在能力が発揮された。
悟空やべジータは長く厳しい修行の過程でいくつも限界突破し、当初は持っていなかった領域に踏み込んで進化してきた。
一方でセル編以降、悟飯は修行をサボり弱体化し、悟空やべジータに抜かれたけど、個
...続きを読む人的にはブウ編序盤で巷で言われてるほど弱体化したようには思えない。ここで重要なのは多少の弱体化はあってもセル編〜ブウ編序盤で悟空やべジータのような進化は一切ない。ブウ編後半のアルティメットも確かに強くなったが、潜在能力を引き出しただけで元々持ってた力ということ。
そこから超、スーパーヒーローと全盛期の力を取り戻してはまた弱体化と忙しいが、全ては元々持ってた力の範囲で引き出せる出力が上下してるだけ。ビーストもつまりはその範疇。
ここまでグダグダと語ったけど何が言いたいか？
悟飯は悟空やべジータのように元々のポテンシャルを壁を越えて拡張したわけじゃないのにビーストという化け物みたいな力をスーパーヒーローで発揮している。
言い換えるとビーストは元々悟飯が持ってた力ということだ。
つまり、セル編の悟飯は超サイヤ人2で精一杯だったわけじゃない・・・コントロールができてないだけでこの時点で完全に引き出すことができていれば、超2なんか目じゃない、アルティメット、ビーストと、段階的に力が隠れていたというわけだ。セル編時点でこの桁違いの力が隠れていたことが恐ろしいわけよ・・・ 
ここ最近ずっと悟空やベジータばかりが活躍してたけど、久々に悟天やトランクス、ピッコロ達の話が読めて楽しいです。ただ、地球人最強クラスのクリリンがヘドに簡単にあしらわれてるのはちょっとしっくり来なかったです。
悟空とガスの瞬間移動対決や、悟空とベジータの共闘が読めて面白かったです。ガスの具現化能力はあまりドラゴンボールらしくないけど、マンネリしない工夫としては許容範囲です。
カラーのおかげで迫力あるバトルが楽しめます。一切丸々戦っていたけど手に汗握る戦いがとても面白く、一気に読んでしまいました。ガスが強すぎるので、どう決着をつけるのか想像も出来ないです。
詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、個人的に大好きなキャラが出ていてあそことあそこでこんな絡みがあったのか！みたいなツボをつくシーンもあって満足の一冊でした。
とよたろう先生の戦闘シーンは、初期の頃に比べるとかなり上達したと思います。画も迫力あるし、カラーのおかげで悟空達の気の変化もわかり易かったです。
