津本陽のレビュー一覧
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■読みたい理由(2010年4月29日)
「勝海舟」を読み比べよう祭開催!ってことで
■読み終わった!(2010年5月8日)
正直なところ、「あれれ?『村上版勝海舟』とは印象がずいぶん違う」と第一に思った。
村上版は「欠点はあれど家族思いで熱い魂を持つ、清廉潔白な男」という印象が強かった。津本版は愛...続きを読むPosted by ブクログ -
尾張統一にむかいつつあった織田信長は、桶狭間の戦いに勝利を収めたのち、ながいあいだ、一向宗の勢力に悩まされていた。当時、諸国一向一揆を結集した本願寺教団の威力は将軍に匹敵し、盟友徳川家康も、領国三河の一向宗を弾圧しようとしてあやうく敗北するほどの苦戦を喫していた。「一向一揆を平均(征伐)いたさねば...続きを読むPosted by ブクログ
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短編集。オススメは「鬼骨の人」。半兵衛の名を知らしめた稲葉山城乗っ取りから死までを描いたもので、半兵衛に全幅の信頼を置く秀吉と完全に陰となり秀吉を支えた半兵衛の関係性が見ることが出来ます。真新しさはありませんが安心して読めます。Posted by ブクログ
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必ず返事を出すんだ。結果があいての希望通りでなくても聞いてはくれたんだ、となる。大切なことだよ。
教養、非教養のいずれの側の人間でも自分が置かれた立場を理解し、国民が最も必要としている対策に猛然と取り組むことが政治家に最も必要な資格といえる。
田中政治とは一言で言えば合理主義。そして得意技は再建。世...続きを読むPosted by ブクログ -
剣の極意を求める壮絶な決闘を描き、剣豪小説に新しい息吹をもたらした会心作。剣の聖地・鹿島に生まれ、香取神道流の奥儀を極めて17歳で武者修行の旅に出る。めざすは諸流達人の集まる京都だ。1人の若者が古今無双の剣士と称されるまでの名勝負をリアルに描き、謎多き塚原ト伝の実像に迫る長編力作。Posted by ブクログ
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主殺し、将軍弑逆をなして天下を窺う松永久秀の前に、巨大な敵・織田信長が立ち塞がる。久秀はすぐに信長に誼を通じるが、真実、心服していたわけではない。好機至ればまた謀叛を起こそうと、虎視耽々と狙う久秀。しかし彼の読みははずれ、信貴山城に壮烈な最期を遂げる。まさに「乱世、夢幻の如し」。
1997年3...続きを読むPosted by ブクログ -
傑作『下天は夢か』で雄渾な織田信長像を見事に描き切った著者が、信長の原型をなす下剋上の雄・松永弾正の生涯に挑戦!公方御庭者久四郎、後の松永久秀は、混沌とした畿内の情勢を窺っていたが、阿波に勢力を張る三好長慶の懐に飛び込み、次第に寵を得ていく―。戦国乱世を生き抜く武将たちの魅力。
1997年3月...続きを読むPosted by ブクログ -
史上最大にして最後の相場師が挑んだ大勝負!
79歳の老相場師がオイルショック後の低迷市況に仕掛けた大仕手戦。死闘にも似た駆け引きの結末は・・・? 是川銀蔵氏をモデルに、手に汗握る迫力で描ききった傑作長編。津本陽の代表作が読みやすくなって再登場。Posted by ブクログ -
出身地が“根来衆” と同じという“大御所”津本陽が『鉄砲無頼伝』に続きブッ放す、種子島から鉄砲を持ち帰った鉄砲放・根来衆 津田監物の物語。
監物が、傭兵として信長とともに天下布武の野望に向け、戦場の最前線を轟音とともにイキイキと跳びまわる姿は、戦国の世に閃光となって自らの軌跡を記している。
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立花隆も評価を変える政治家。まさに毀誉褒貶。終戦を知る角栄は韓国での工事を受注。韓国に手付き金を取りに行き、それが将来の金脈につながる。米国支配の石油市場に新たなルートを求めたことで、潰される。勉強会の開催で派閥を壊され、その後、20日連続でボトルをあけ倒れた。娘の教育と
家庭内のゴタゴタ。当時の政...続きを読むPosted by ブクログ