松本次郎のレビュー一覧

  • beautiful place(2)
    内戦状態にある架空の日本で女子高生たちが治安維持のため制服にタクティカル・ギアという出で立ちでドンパチするアクション物の2巻。松本次郎は「べっちんとまんだら」の時に女子高生の制服+タクティカル・ギアという世紀の大発明に特許?を取るべきだった。
    香港あたりのメーカーが12inchのアクションフィギュア...続きを読む
  • beautiful place(1)

    期待作

    思ったよりも娯楽色が強く読みやすかった
    一巻にふさわしい内容で本筋が始まる前の話で導入としては最高。まだまだこれからって感じですね。
    絵は抜群ですね。長く読めることを期待しています。
  • beautiful place(1)
    内戦下にある架空の日本を舞台に、挺身隊として町の治安活動に勤しむ女子高生を描いた作品。「べっちんとまんだら」「女子攻兵」に続く制服女子高生+タクティカルギアモノの新作。制服女子高生にタクティカルギアという組み合わせは松本次郎の発明だと思っているのだが、別に先例があったりするのだろうか?
    「女子攻兵」...続きを読む
  • ゆれつづける

    作家性が強く出ている傑作

    初期の作品は作家性が強く出るものですが、
    初期の短編集であるこれも例外でなく松本次郎の魅力がつまっています
    漫画の技術的にはそう高くは無いですが、それを補って余りある魅力があります
  • ゆれつづける

    3実一体の魅力

    1,ファンタジー幻想と
    2,リアリティー生々しさと
    3,性を誠実に画く性力学(エロ)、が心掴まれます。
    僕なりには「ブラック版、世にも奇妙な物語?」という印象を受けました。
    フリージアは読んだあと自分の心が主人公に侵食され(飲み込まれる)、精神的に読む前の状態まで回復するのに時間がかかりました。魅了...続きを読む
  • いちげき (1)
    全7巻。
    1巻しょっぱなからいきなりピーク。そこから4巻くらいまで話しに隙間がなくて読むことをやめられないかった。こんな読み続けた漫画は久しぶり。そこから最終巻まで、疾走感は薄まったけど内容の濃さは持続で、最後までおもしろかった。
  • いちげき (7)

    終わった

    最後に残るは一太刀だけ
    本当にグッダグダグッダグダと命を惜しんだ命のやり取りを続けて
    斬る理由がなくなってから斬る理由ができて
    本当に本当に
    殺す人の物語を描くのが上手い。
    買ってよかった。読んでよかった
  • いちげき (6)

    殺人者の悲哀

    殺人者の悲哀をすごい感じた。やはり、本当に、最高の葛藤を描く作家だよこの人・・・。操られる人が操られてる事に気づいてもどうしようもないって描写も含めてすごい。傑作でしょいちげき
  • フリージア愛蔵版 6 (2)
    まごうことなき傑作です。
    こういう作品に出会うことがあるから、マンガを読むのはやめられない!
    おすすめします。
  • フリージア愛蔵版 1 (1)

    登場人物が…

    つい最近までこの作品を知りませんでしたが、あらすじに興味を持ち購入してみたところ、登場人物がもれなくどこかおかしいというとんでもない作品でした。
    最初はまともかな?と思った人物も、話が進むごとに変化していく。先が全く読めない展開で息つく間もなく読み終えました。
  • いちげき (1)
     一百姓だった丑五郎達は、突如開かれた「選抜試験」に合格し、サムライとしての訓練を受ける。
    身分の差が歴然であり、今までサムライに虐げられてきた丑五郎達は、自分の生活の変化に戸惑いながらも自身がサムライであることを自覚していく。

    本作品は、百姓が武士になるという、激しい変化の中で主人公たちの心がど...続きを読む
  • いちげき (4)

    面白いです!

    原作があるせいか至極真っ当に話が進むのも良いし、シリアスなシーンでも時々我慢できないような次郎先生のお茶目が顔を覗かせてるとこが好きです。
    伊牟田が良い奴で参った。島田様も海江田もみんな憎めない。今後どうなるのか、原作はあえて読むのを我慢して(この連載が無事終わったら小説を読もうと思います)ワクワ...続きを読む
  • 女子攻兵 1巻

    傑作です

    これだけぶっ飛んだ世界観だけでも秀逸なのにどのキャラにも感情移入できる。移入っていうか、ああコイツの気持ちはわかるって思える。それだけ人物描写が巧みでキャラが人間的なんですね。一見全員クレイジーなようでも背骨にはそのキャラの個性がきちんとある。どれだけの観察眼なのか先生の力量はハンパないっす。

    ...続きを読む
  • 未開の惑星 上巻

    鬼才の逸品

    ウェンディからずっと大ファンで松本次郎先生の作品は長編、短編、全て大好きですが、この作品は特に素晴らしい一作だと思います。
    松本先生が描く若者たちの若者特有の向こう見ずな無謀さやおバカさや真面目さ、そして繊細さがたまりません。人物の持つミステリアスなピュアなオーラも松本先生が描くキャラの不思議な魅...続きを読む
  • いちげき (1)
    動乱の幕末。我が物顔で江戸の町を蹂躙する薩摩藩の横暴に対抗するべく、幕府が招集したのは屈強な農民たちだった。剣を握ったこともない彼らを指導するのは元新撰組。陰で操るのは勝海舟。身分制度も流派もすっとばして突き抜ける活劇アクション
  • 女子攻兵 7巻(完)

    いや〜隠れた名作

    エログロ、あかん表現、癖の有る絵。
    でもその辺の萌え漫画より萌える。
  • いちげき (3)
    めちゃくちゃ面白い。侍の口車に乗せられて「一撃隊」に登用された百姓たちが、薩摩藩にゲリラ戦を仕掛ける、と言う話なのだが、農業で鍛えた肉体と豪胆さが日ごろ百姓を見下している本物の侍を翻弄する様。一撃を習得しただけで刀術を統べている訳ではないのだが、主人公・丑五郎の機転の良さなどを見ていると「教えて貰え...続きを読む
  • 女子攻兵 7巻(完)
    この日常は現実か、妄想か。狂っているのは自分か、世界か。何かがおかしいのに、実感がないのに、日常に呑まれていく…。
    ツキコが創った世界に囚われ、キリコであることを受け入れていくタキガワ。タキガワという人格は妄想なんじゃないか、ナイフで刺したら普通に死ぬんじゃないかって、ギリギリまで不安でした。コクピ...続きを読む
  • 女子攻兵 6巻
    肉体という殻の内側から見たこの世界は真実なのか? 見たいものを見て、信じたいものを信じるこの認識は歪んではいないか?他者との関係性の中で、姿かたちを変えただけでも、ぐにゃぐにゃと変容するこのあやふやな自我は何者なのか? 混乱する。この混沌だけが本物だ。
    預元者に騙され、ツキコに導かれ、異次元奥深く狩...続きを読む
  • 女子攻兵 5巻
    女子高生型巨大兵器(中の人はオッサン)が操縦する昆虫型戦闘機が乱れ飛ぶ空中戦です‼︎ 愉快ですね〜。素敵ですね〜。
    世界の有様がコレなのだから、無理して正常であろうとするタキガワの方が異常なのかも。
    女子攻兵と同化することが精神汚染でなく、この世界への適応であるなら、女子攻兵の五感に身を委ねてしま...続きを読む