松本次郎のレビュー一覧

  • いちげき (1)
    相変わらず絵が上手いなあと感心する。登場人物の顔とか適当に書いてる場合もあるんだけど動作の描き方とか本当に見ててぞくぞくする。お話は幕末を描いてるんだけどとても血なまぐさくて良い。サムライって結局は人殺しなんだなあ。
  • 女子攻兵 6巻
    伝令兵のモリヤマ伍長の言葉。
    「つまり生きる意味の主体性は自分にあるという事です 与えられる条件や制約は人によって違いますが それによって己の目的意識を失うべきではありません」
    彼の履歴は虚構だったのだろうか。精神汚染に因り、モリヤマ伍長と言う、神を信じ正義を重んじる兵士を作り出したんだろうか。

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  • 女子攻兵 3巻
    見た目女子高生、操縦士は成人男性の兵士、兵器(女子攻兵)に乗り続けていると精神汚染が進み、次元兵器として何故か持っている(女子高生はみんな持っている、を皮肉っている)携帯電話に依存し始めると汚染度合いが最悪となる、と言う設定がユニーク。とにかくユニーク。

    そうか…女子攻兵同士、生身で会う事の方が稀...続きを読む
  • 女子攻兵 1巻
    デカい女子高生のメカ「女子攻兵」に乗って戦争していると言うだけで無性に滑稽で面白い。搭乗者が精神汚染されていくリスクを背負いながら…とか言う大義名分などがどうでも良くなって来て、作者のユーモアが光る。
  • 女子攻兵 2巻
    女子高生の姿をしている女史攻兵を操縦してるのはむっさい成人男性の兵士だと思うと…妙に可笑しい。幼女の女子攻兵に登場している団塊世代のグレフェンベルク大佐の顔が拝んでみたい…
  • 女子攻兵 1巻
    なんかこう、いろんな意味で圧倒されます。
    巻を重ねる毎にスゴイことに……。
    作風については、好き嫌いがハッキリ出ると思います。
  • 女子攻兵 5巻
    タキガワ中尉の過去話。
    次元物理の支配する世界観の不気味さが良い。
    女子工兵による精神汚染が行き過ぎると何が起こるのか?
  • 女子攻兵 1巻
    女子高校生型の兵器に乗って戦う話。時々中の人(パイロット)のことを忘れる。無駄にパンチラが多かったりエログロな感じだけど結構面白かった。個人的にツネフサが可愛いと思う。
  • 地獄のアリス 6
    少しズレたループ系というか、少し壊れたセカイ系というか、
    新しいジャンルの何かを見た気がします。

    アリス→綾波、シュウ→シンジ君の声で脳内再生するといい感じです。そうするとイライザはアスカで、マキルダはミサトさんだろうか。
    セカイが滅びて、それから行き着くところは結局エヴァなのか?
  • 女子攻兵 4巻
    女子高生型巨大兵器にオッサンが乗って戦闘するという異様さだけでも面白かったのですが。
    4巻では異次元空間に住む人間たちの軋轢や預元者支配の危うさが語られ、物語に深みが出て来ました。
    なぜキリコが特別なのかという謎も気になりますね。
    そしてタキガワが陥った地獄とは?
    過去編が続きます。
  • 女子攻兵 2巻

    汚くてカオスで美しい

    めちゃくちゃな世界観が面白いです。グロテスクで、女or女体になんかコンプレックスあるのかな?と思うような描写が多いですが、引き込まれます。
  • 女子攻兵 4巻
    タイトルとは裏腹にかなりハードなSF。
    "預言者"コンピュータが支配する世界が4巻でついに明らかに。
    預言者システムはPSYCO-PASSのシビュラシステムのようなイメージかな。
  • 女子攻兵 3巻
    タキガワ中尉素敵!(但し、ラヴフォックス05搭乗中に限る)
    タキガワ中尉モテモテ!(但し、ラヴフォックス05搭乗中に限る)
    かっこいい〜と思うたびに、そういえば中身はあのヘタレ野郎だったと気持ちが落ちます。
    こんなイカレ変態ミリタリー漫画を面白く感じるとは…精神汚染されたのかも?
  • 革命家の午後
    歪んだ世界とモラルの崩壊。
    世界の混沌に順応するのなら、狂気は正常なこと。
    狂人たちのネバーランドです。
    この猥雑さに嫌悪感を抱かないのは、人間のいかがわしさを、信念や欲望に踊らされる弱さを、汚濁にも適応するしぶとさを、作者がこよなく愛しているからだと思います。
  • 地獄のアリス 4
    悪党共にも一分の愛…??
    狂ってるけど、狂ってるなりにシュウのことを愛していたようです。
    変態のクズ野郎であることは揺るぎませんが。
    でもバランスが絶妙。
    可愛気のあるクズに思えてくるのが不思議です。
    悪党に似合いの凄惨な死様でした。
    遺伝なのか、育ちのせいなのか、シュウがイカレポンチな理由がわか...続きを読む
  • 地獄のアリス 3
    松本次郎版『世紀末伝説』。
    イカレてて、猥雑で、だけどなんだかPOPな地獄。
    スナイプ以外はへなちょこなシュウの過去のトラウマが語られます。
    でもどんな悲惨な経験があったとしても、この世界ではよくあることで、同情なんてないんだろうな〜。
    そこらへんが面白いのですが。
  • べっちんとまんだら
    どこまでが現実でどこまでが幻覚なのかとか、設定とか世界観とかオチとかそんなのほんとにどうでもいい。
    世界がおかしいのか自分が狂ってるのかなんて悩む必要もないし、存分に狂ってしまえばいいと思う。
    .......そんな感じの漫画です。
  • 地獄のアリス 5
    これだけ歪んだ世界観で、
    まともな人が一人もいなくて、それなのに、
    ボーイミーツガールもトラウマも革命もバトルも恋愛フラグも全部ありの青春モノになっているのがすごい。

    松本次郎さんの描くデストピアは、いつも何故か美しく見えてしまう。
    きっと相当な変態か、相当な天才か、
    もしくは確実に病気か、でしょ...続きを読む
  • 女子攻兵 3巻
    女子高生の容姿を備えた巨大人型兵器に乗り込んで戦闘を行うユニット…すなわち”女子攻兵”の活躍とパイロット達が陥る狂気が描かれるコミック第3巻。
    異次元の戦場で劣勢の友軍の協力無しでは突破できない状況に陥るが、パイロット達を蝕む狂気と混乱は加速する。
  • 女子攻兵 2巻
    女子高生の容姿を備えた巨大人型兵器に乗り込んで戦闘を行うユニット…すなわち”女子攻兵”の活躍とパイロット達が陥る狂気が描かれるコミック第2巻。
    軍規と狂気に追い詰められた主人公は、異次元の戦場に駆り出される。