【感想・ネタバレ】いちげき (7)のレビュー

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購入済み

終わった

最後に残るは一太刀だけ
本当にグッダグダグッダグダと命を惜しんだ命のやり取りを続けて
斬る理由がなくなってから斬る理由ができて
本当に本当に
殺す人の物語を描くのが上手い。
買ってよかった。読んでよかった

1
2021年03月17日

Posted by ブクログ

6巻の島田さんの話が印象的だった。

”これからは侍も百姓もない、刀を指しているだけでは威厳を保てず、畑を耕して年貢を納めていれば何も考えずにすんだ時代は終わる。狡猾で抜け目のない者だけがうまい汁を吸い、皆が形をふり構わず他者を蹴り落とし合う時代が来る。300年続いた太平の世は終わり、この国は戦に明け狂うことになる”

カムイ伝のように非人の立場から歴史を見れば、士農工商の身分制度のある世の中のどこが太平なのかということもあるのだが、我々はいつの世も戦に明け暮れ、人が人を搾取してきたということだろう。平成という一見、太平の感もある30年間にその傾向はまた顕著になったのではないか。だからこそ、島田さんや伊牟田のあり方は自分にはとりわけ輝いて見えた。

2
2021年12月29日

Posted by ブクログ

これにて完結。
原作付き、しかも時代劇ということで、松本次郎としては異色作ともいえる作品だったが、やはり徹頭徹尾松本次郎の作品だった。

2
2021年03月18日

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