宇山佳佑のレビュー一覧
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個人的にはとても好きでした。
愛し合うカップルが限られた余命を奪い合う
"ライフシェアリング"
自分の幸福が相手の寿命を奪い
自分の不幸が相手に寿命を与える。
恋愛小説の儚さが1番感じられたのは、
今まで好きだった相手の笑顔も
喜怒哀楽が豊かな幸福を感じやすい性格も
自分を死に追いやる恐怖に...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃめちゃ感動した。まじ涙止まらない。
命ってほんとに大切。ライフシェアリングで大切な人と命を奪い合う。一見つらくてしんどいものだけれど、命の終わりを知っているからこそ、1日1日を大切にできる。自分にとって何が大切なのかを知ることができる。
自分もこの2人のように1日1日を、生きている命を、大切で...続きを読むPosted by ブクログ -
ひまわりにはたくさんの意味や想いがあることを教わりました。
普段何気なく生きているしきっとこれからもそんな日常なのだと思う。けれど人生はいつどうなるか分からない。少なくとも、ぼんやりと過ごすこの時間さえも愛しんで悔やむことのない人生であれたら良いなと思いました。Posted by ブクログ -
日菜とキョロちゃんの余命をめぐる心境の変化にドキドキし、途中から日菜がキョロちゃんのことを思って日菜は本当に幸せなのかなって感じることがあった。そんな中でも日菜は幸せを抑えながら過ごしていて、もっと幸せに感じれたらいいのに、この奇跡は難しいなーっと感じた。
決断をした際にもキョロちゃんの想いがもう少...続きを読むPosted by ブクログ -
とにかく涙が止まらなかった。
パートナーを、家族を大切にしようと思いました。
暖かい気持ちと、悲しい気持ち、悔しい気持ち、感情が揺さぶられまくりました。
後味は悪くないので素敵な涙活をしたい方は是非!Posted by ブクログ -
本を読んで初めて涙に暮れた。
恋愛はお互いを想い合うことで成立する。そんな当たり前なことほど、当たり前にできない。難しいもの。どんなに幸せな日々であっても、些細なきっかけで、相手を恨み、相手を罵りたくなることも出てくるだろう。それは、恋人同士だけでなく、家族や友人全てにおいても。人間だから、感情を持...続きを読むPosted by ブクログ -
本で初めて涙が出た。そしてこの本をきっかけに小説の魅力に気づいた。
雨が嫌いな誠と雨が好きな日菜
ネガティブ思考な誠と幸福を感じやすいポジティブな日菜
日菜のために家を作る夢を持つ誠とそれを自分の夢のように応援し支える日菜
対照的であるがお互いが良いところを補完しあい愛し合う関係
しかしそれがラ...続きを読むPosted by ブクログ -
心が痛い。生き返った後の2人のかみ合わなさに、こんなにも人は変わってしまうのか?と。相手の長所が、憎むべきポイントになってしまったり、相手に四六時中イライラしてしまったり…。でも、そんな生き地獄とも言えるような残酷な状況下で、「幸せとは何か?(自分にとっての)」を突き詰めていく様は、こちらも思わず力...続きを読むPosted by ブクログ
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恋愛はこんな風にお互い想い合って純粋な気持ちでいられるものだったと思い出せた本。
辛い恋をしていたときに読んで、辛い恋に縋る事をやめる決断ができたきっかけになった。
設定は非現実的だけど、人の心の動きはとてもリアル。
そしてみんな魅力的。
私は陽だまりの彼女やぼくは明日、昨日のきみとデートする等の...続きを読むPosted by ブクログ -
めずらしく純愛小説。
美咲も晴人も貴司も綾乃もみんな懸命に生きていて、他人想いで優しくて、でも運命は非情で。終始切なかった
誰かのことを想うって(恋愛感情に限らず)やっぱり素敵だなぁと思ったし、私もあの4人のように強く生きなくてはいけないなと思う
タイトルもまた素敵Posted by ブクログ -
綾瀬はるか主演映画の原作小説。ヒロインが当世ラノベ風のダンディ姫様キャラで面白い。
とはいえ基本泣かせ系小説なので、ラストはしんみり。
1960年代がメインの舞台。暴力的な二次元具現化(そこはなぜかファンタジー)ヒロインにふり回される軟弱主人公。そういう図式がお好きな方に。
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まず本の装丁に惹かれました。すごいステキな表紙で、思わず手に取りました!「世界で一番美しい究極の遠距離恋愛」と銘打っているように、久々に本を読んで涙しました。当たり前の日常が当たり前ではない‥健気だけど一途で激しい想い‥この本に出会えて良かったです。Posted by ブクログ
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大号泣
思い出すだけでまた泣けてくる
1本の映画を観たような感じだった
人が花に惹かれる理由、それは花自身が一生懸命生きているから。この言葉は刺さった
何があっても、時間がある限り無理なことはない、頑張ることができる。
簡単に諦めることがないように生きていきたいPosted by ブクログ -
これは本当に強烈。めちゃくちゃに感動した。読んでいて胸が苦しくなって途中でやめたくなったほど。もちろん読み進める指は全く止まらず。こんなに泣けた小説は初めて。Posted by ブクログ