感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者の作品を読むのも三冊目。
前にも書いておいたが、おっちゃんの憎たらしい程キライな作家さん。
今回も完敗です。
ボリュームは少なめだった今作だが、やはり透き通る程の綺麗な世界観、読み終わりの爽やかな感情を残してくれる作風には頭が上がりません。
最初の印象は、a-haの“Take On Me”のPVみたいだなと(分かる人求むw)軽く思ってましたが、段々と健司と美雪に魅せられていきました。
そしてラストまでどうなるのか…固唾をのむ勢いで見守りましたさ。
だからこの著者は憎たらしい程キライなのです。
毎回毎回おっちゃん等読者を素敵な世界に浸らせてくれる、文章だけでここまでストレートに表現してくれる…
今回も参りました。
素敵な世界に案内してくれて、ありがとうございました。
映画ヒロインが具現化!
綾瀬はるか主演映画の原作小説。ヒロインが当世ラノベ風のダンディ姫様キャラで面白い。
とはいえ基本泣かせ系小説なので、ラストはしんみり。
1960年代がメインの舞台。暴力的な二次元具現化(そこはなぜかファンタジー)ヒロインにふり回される軟弱主人公。そういう図式がお好きな方に。
Posted by ブクログ
現実にはありえない、ファンタジー恋愛もの。序盤はお姫様・美雪のワガママぶりに不快感を覚えるが、終盤は宇山さんらしくホロリ涙でした。235ページ、お手軽に読破。
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映画をテレビで観た時も感動したが、小説の方でも泣けた…。著者の宇山さんは、儚い恋物語を作るのが上手すぎです。美雪が健司と過ごしていく中で性格がほんの少し丸くなっていったところには驚いたが、それだけ2人の間に信頼関係が生まれていたのだなと思った。
意外な結末だったけど、納得のラストだった。
Posted by ブクログ
映画を観てから読みました。
だからなのか分かりませんが、短いこともありそして読みやすいです。
そして何より感動して泣いてしまいます。
是非お勧めしたい小説の一つです。
Posted by ブクログ
題名を見ただけで分かることだけど、これは愛の物語だ。
ある秘密を抱えた女性と男性のおはなしで、ありきたりと言えばそうかもしれない。
でも、ありきたりかもしれないけど、素敵なおはなし。
びっくりするような展開とか、斬新な手法とかはないのかもしれないけど、それでも最高だ。
それは多分、ロマンスに憧れているから。仕方ない。
ロマンチストの方にはオススメ。
これぞロマンス。
Posted by ブクログ
読む間、主役?の美雪のイメージは、綾瀬はるかか、オードリーヘップバーンのどちらかだった。素敵なラブロマンスでおとぎ話。
映画を見てみたくなった。
Posted by ブクログ
脳内に色が鮮やかに映る作品。
小説や映画を生活の一部としている人たちは、もしかすると経験したことがあるかもしれない。
『ヒロインや主人公への憧れや恋心。』
まさにこの作品の主人公は
映画のヒロインに恋に落ちる。そしてもう観れなくなる(会えなくなる)というのだから
最高に燃え上がっている状態ともいえる。
そんな憧れのモノクロの彼女がスクリーンから飛び出し、主人公の生活を鮮やかに彩っていく。
この小説は色の表現がものすごく卓越していて
脳内で見える映像はいつにも増して色がハッキリとしている。
そのせいか、登場人物の表情や景観までよりクリアに想像することが出来る。
読み切りやすいボリューム感とダラダラと描かれない恋愛の行末はサッパリとしていて非常に読みやすかった。
Posted by ブクログ
設定は突拍子もないが、芯がしっかりと立っている感じがしてよかった。大切な人のことを思い行動するのは、誤解も生むしすれ違いも生む。それでもお互いがお互いを思い続けることができるのなら、いつかその蟠りは解けるのだなと思う。
時々コントみたいなやり取りも入っており、笑いあり涙ありの極上恋愛小説。
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宝塚歌劇でミュージカル化されると聞いて読んでみました。
ページ数が少ないのでとても読みやすかったです。
健司と美雪の絆に心が洗われるようでした!
Posted by ブクログ
この作家さんの作品本当に好きです。
ストーリーも儚いものばかりで読み終わったあとの余韻がすごいです。
名前に意味が込められてたり、題名の意味が読み終わったときにわかって感動したり
ほんとに素敵な作品ばかりで本をあんまり読まない人にもオススメできます‼︎
Posted by ブクログ
・読もうと思って手に取ったら、カバーが二重になってて驚いた。
・タイトルがめっちゃいい。何か素敵なことが起こる予感しかしない。
・ラストは触れられないながらも一緒に生きていく選択をしたのが意外だった。
映画版もあるので観るのが今から楽しみです。
Posted by ブクログ
映画公開時にスクリーンで見た作品。今回宝塚で舞台化されることをきっかけに読んでみた。映画も舞台も観た後に読んだので、答え合わせのような読み方だったが、それでもウルっときてしまった。映画を上手く小説に落とし込んでいると思った。
Posted by ブクログ
宇山佳佑さんの作品はこれで2作目。
ちょっとダメでさえない主人公が人生最高の恋をする。
恋って良いなぁ、人を好きになるってこんなに素敵な気持ちだったっけ。とフレッシュな気持ちと感情に浸れるのが良い。
終盤は意外な展開に今回も涙なしでは読めなかった。
作者の文章は読み易いのに、泣かせるツボはしっかり押さえている。またしてやられたぜ。
Posted by ブクログ
素敵な題名だなぁと思って手に取った作品でした。
お互い触れることはできなかったけれど60年の間一緒に過ごし、最期の時を触れることで迎えた結末は本当に苦しかったけど、と同時に幸せな気持ちにもなりました。
美雪がただただ我儘な感じのお姫様というだけでなく、健司のことを想い、苦しみ悩み、向き合っていくカッコいいヒロインで魅力的な女性でした。