安原和見のレビュー一覧

  • アダムス・ファミリー全集
    実はアダムスファミリーの実写映画版をじっくり観たこともなければ、アニメや漫画も見たこともない。当然ファンでもない。ではなぜ、ahddamsさんのレビューが面白かったからと言って読む気になったのかと言えば、少し回りくどい説明が必要ではある。

    今年は柳田国男の「山の人生」を本格的に読んだ年だった。「遠...続きを読む
  • アダムス・ファミリー全集
    このアカウント名でありながら、『アダムス・ファミリー』シリーズを観たことがない。Netflixで話題になった『ウェンズデー』も然りだ。何故かミュージカル版だけは観ていたが、あれはどうやら舞台オリジナルのストーリーで結局一家のことは分からずじまいだった。(笑いありで面白く観劇はできたが)
    本書は先月懇...続きを読む
  • パワー
    非常に面白かったけれど、これを通してどう受け止めればいいのか少し戸惑う

    男が女に行なっている行為を逆転させることで残虐性を男性が感じる それで男性たちに気付きを与えることができるのだろうか 寧ろその残虐性は女性だから、という結論にならないだろうか

    寧ろここでこの残虐性は男のものとイコールである...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    歴史って漫画だとわかりやすい。ぐんぐん惹き込まれる画風と進み方で、人類の誕生という、歴史の中でも壮大な部分を時空を超えて楽しみながら学べる本でした。

    サピエンスが今のように発達したのは”虚構”を作り上げたからだとこの本では言っています。神という存在、宗教、価値観など、そういったものが人々をまとめ、...続きを読む
  • アダムス・ファミリー全集
    アンジェリカ・ヒューストンの映画でしか知らなかったので、興味深かった。キャラクターが変遷してく様も面白かった。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    訳版と漫画版があったが、とりあえずは読みやすさ、とっつきやすさ重視で漫画版から。

    前提知識等は無しに読み始めたのだけれども、いわゆる猿と人類の違い、丁寧に言うとホモサピエンスとホモサピエンス以外の他の新人類との違いを説明してくれる。地球上の他の種とどうやって入れ替わってきたか、ただ結果だけではなく...続きを読む
  • 宇宙の果てのレストラン
    「42」で有名な「銀河ヒッチハイクガイド」の続編.
    「ガイド」と同じように,ごく普通のはずだったイギリス人のアーサー・デントが宇宙や時空をあちこち移動するドタバタSFコメディ.
    日本人にはあまり馴染みのないようなスタイルの皮肉・ジョークがふんだんに詰め込まれている.

    総じて,「ガイド」を楽しめた人...続きを読む
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集3 最後の火星人
    目次
    ・存在の檻
    ・命令遵守
    ・フラウンズリー・フロルゲルズ
    ・最後の火星人
    ・地獄のハネムーン
    ・星ねずみ再び
    ・六本脚の催眠術師
    ・未来世界から来た男
    ・選ばれた男
    ・入れ替わり
    ・武器
    ・漫画家
    ・ドーム
    ・スポンサーからひとこと
    ・賭事師(かけごとし)
    ・処刑人

    初期の頃の切れ味鋭いショー...続きを読む
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集2 すべての善きベムが
    「ウェイヴァリー」は地球人が電波Waveを頻用するようになったので、それを好餌とする不可視の存在がどこかから飛来して発電した刹那に食ってしまうので電気文明が壊滅して蒸気機関と移動には馬の時代に戻るという19世紀賛美のストーリー、「電獣ヴァヴェリ」の題名で心に残っていた。
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    ここまでコメディに振り切ったSFは初めて読んだ。
    皮肉のこもった面白い展開が満載しつつ、SFを読む時に求めている壮大な要素もちゃんと掴んでいて、とにかく面白かった!!!続きも早く読みたい。
  • 宇宙クリケット大戦争
    銀河ヒッチハイクガイド シリーズ

    「ガイド」のノリ(言い回しとか)が気に入ったならこれもハマるはず。

    皮肉、英国ジョーク

    正篇
    『銀河ヒッチハイク・ガイド』
    『宇宙の果てのレストラン』
    『宇宙クリケット大戦争』【これです】

    続篇
    『さようなら、いままで魚をありがとう』
    『ほとんど無害』


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  • ほとんど無害
    銀河ヒッチハイクガイド シリーズの最終作?

    ■シリーズの並びはこうらしい

    正篇
    『銀河ヒッチハイク・ガイド』
    『宇宙の果てのレストラン』
    『宇宙クリケット大戦争』

    続篇
    『さようなら、いままで魚をありがとう』
    『ほとんど無害』【これです】

    ●名台詞

    “銀河系の歴史はちょっとごっちゃになって...続きを読む
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    バイパス工事で家が壊されることに講義する男、アーサー・デント。
    しかし、もっと大きく危険な工事が、身に迫っていることを彼は――いや、地球人たちは知らなかった。
    銀河バイパス建築のため、突然、地球は消滅。
    調査員として地球に来ていた異星人・フォードとともに、宇宙に飛び出したアーサーは、地球最後の生き残...続きを読む
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    まぁそれなりに面白かったけど、自分にはあまり...
    高く評価している人はこういうの好きなんだろうけど...
    続き読みたいかというと、それほどでもない。
    あ~けど、42の原典だったのは収穫。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    虚構を信じるということ。
    虚構の持つ力。
    虚構で実在する人間を苦しめない。

    噂話はなぜ好きか?という答えが今までなくハッとした。

    プジョーの例もわかりやすい。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    歴史や人類学は局所的な研究をしてる方はとても多いが多面的に研究し意見を纏めている方はあまりいないのでは。所々疑問を持つ解釈はありつつも、情報量や面白い見方は多々あり、様々な事を考えたり調べるきっかけにはなると思った。
  • 宇宙の果てのレストラン
    前作よりハチャメチャで最高

    無限の説明が面白かったな
    確かに情報が完結しないわけだわ、と領域展開にも納得してしまった

    どっかで大統領は大統領ぽいと大統領になれない支持されないみたいなことがあったけど、この男の第一声からそれを思い出す
    支配しないようにしている
    なるほどね!
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    テンポが良く、最初から文字が進む進む。
    でもきちんと読まないと面白くないし、きちんと読んで面白い作品。いつか原文で読みたいな
    アーサーが自分と同じ立場(地球人)というところも読みやすくて良い

    異星人が地球人を同じことしか言わないとか、若干下に見てるのに、その異星人の話を書いてるのが地球人なのも笑え...続きを読む
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集4 最初のタイムマシン
    フレドリック・ブラウンの短編を読むのは、学生時代に『未来世界から来た男』を読んで以来、実に四半世紀ぶり。ブラックな笑いあり、言葉遊びあり、艶話あり。ショートショートの名手として知られるブラウン。星新一や筒井康隆、漫画でいえば藤子・F・不二雄のSF短編が好きな方なら、絶対にはずせない名作揃いである。
    ...続きを読む
  • ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所
    変な人たちが繰り広げる変な出来事をおかしげな文体で描いてて、読んでて飽きない。変なまま終わっても良かったけど、それなりに理由づけして着地するのでスッキリ感もある。総じて最高。