安原和見のレビュー一覧
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読んでいて意味がわからなく頭がおかしくなりそうだったが、不思議とページを読む手が止まらなかった。50年ほども前の本だとは思えない斬新な話で、タイタンの妖女を読んだときと同じような衝撃を覚えた。Posted by ブクログ
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世界各地の絶滅危惧種を巡る旅を描いたノンフィクションで、80年代という時代もあってか、中国やザイール、インドネシアといった国々に対してツーリズムの波が押し寄せつつも、しかしとんでもない異世界といった趣も残っている珍道中を描くイギリスらしい辛辣なユーモアも見もの。もちろん、描かれた動物たちが失われるか...続きを読むPosted by ブクログ
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リサーチしたくても何をやればいいのかわからない!というときに手取り足取り教えてくれる本。
めちゃくちゃ自己分析するので、この本にあることを体現するのはかなり難しい....
とともに、リサーチはこれくらい深掘りしてから始めるべきなのだという気持ちになってくる。自分の興味のあることを正確に把握してから始...続きを読むPosted by ブクログ -
“ゼロからトースターを作ってみた結果“という本の著者が、“ほとんど無害“という本が大好きだと語っていたので、今シリーズ1作目を読み始めてみた。
元々はラジオドラマだったらしく、ラジオドラマでやるような少し緩い語りのSF作品という感じだった。
平凡な地球人でありながら、宇宙に放り出されるより辛い拷問...続きを読むPosted by ブクログ -
「自分中心」に研究をはじめるにはどうしたらいいか。
それを手順を挙げながら解説していく本。
本書の面白いところは、自分の関心に徹底的に即していくところ。
自分が本当に面白いと思うかが第一で、自分の分野(学問領域)に位置付けていくのは最終段階である。
こうすることで、特定の学問分野に囚われず、関心が...続きを読むPosted by ブクログ -
「リサーチ」って、軽そうで、なんか趣味的な本かなと思って読んだら、これ「研究」ですよね。マジなやつ。文系の研究をして卒論、修論、博士論文を書く人向けに、アメリカの先生お二人が、楽しく有意義な研究生活をおくってほしいと、親心を持って指導されています。最初から課題バンバン出て、調べ・考え・書くことを求め...続きを読むPosted by ブクログ
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これで解決されたような口ぶりのレビューも多いが、あくまで帰結しているのは「可能性の一つ」でしかない。
「カルマン渦」「超低周波音」が発生した可能性はあるかもしれないが、本当にそれが起きたのかは、また別だ。最後の一枚に写りこんでいた「光球」が何だったのかもはっきりしていない。
私はたっぷり…という...続きを読むPosted by ブクログ -
ダグラス・アダムスの英国人流皮肉にあふれた文章でつづられる、絶滅に瀕した動物たち(当時)のルポ記。
ヨウスコウカワイルカの絶滅が寂しい。Posted by ブクログ -
嗚呼、雪山…
雪山に、憧れている。とてつもなく。なんというか、本当に恋焦がれている。雪の降らない場所に住み、山登り…高尾山、登山って言っても、いいのかな…という、このわたくし、わたくしは…雪山に…とてつもなく…恋慕の情を抱いている…。それは、そう…これもすべて…………闇の左手…嗚呼、惑星"冬"…
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ホモサピエンスは素晴らしいから生き残れたと思ってるでしょ?
全てを征服して、色んな力つけて、開発して、生活が豊かになったと思う。
で、幸せになれたの?
違いますよ、
さほど誇れるような成果もなく、ただただ環境と自然動物などまわりに被害を与えてるだけですよ。
狩猟生活の方が楽だし幸せだったのにね。
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時系列が遭難時、捜索時、作者による調査時(現代)が交互に書かれていくが、描写がうまく引き込まれる内容。最近山岳遭難に興味があり、この事件のことも気にはなっていたが、そういう理由だったのかと結論もなるほど!と思え一読してよかったという感じ。Posted by ブクログ
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「死に山」という強烈なインパクトのあるタイトルと、ノンフィクション、未解決事件、という3点で購入を即決。
「ディアトロフ峠事件」
本書を読むまで恥ずかしながら存じ上げなかった事件だったが、Wikipediaやあらすじだけをかいつまんだだけでも実に興味深い事件。
いろんな場所でささやかれてる数多の説...続きを読むPosted by ブクログ -
市立本。活字版の『サピエンス全史』とは少々趣が違うようで、マンガ用に再構成されたもののようだ。ちなみに活字版は未読。
A4サイズの大きなマンガで、ページの紙も厚めで重厚。オールカラー。で値段は2000円くらいとくれば、だいぶ安く感じる。内容はマンガながら、かなりの情報量。ビジュアルが伴ってイメージ...続きを読むPosted by ブクログ -
リサーチを自分中心に考える、という視点は研究者になると分かるものかも知れないが、研究をこれから始める場合には、自明ではないのかも知れない…と目を開かれた。ステップバイステップで、どのようにリサーチを捉えるかを教えてくれるので、方法としては分かりやすい。
反面、仕方ないとはいえ、自分の分野ではどうやる...続きを読むPosted by ブクログ -
157冊目『銀河ヒッチハイク・ガイド』(ダグラス・アダムス 著、安原和見 訳、2005年9月、河出書房新社)
1978年にイギリスで放送されたラジオドラマを、原案/脚本を手がけたアダムス自らが小説化。1979年に刊行されて以来、世界中で親しまれている「バカSF」の古典である。
後書きによると著者はモ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ディアトロフ峠事件」。1959年、冷戦下のソビエトで起こった未解決遭難怪死事件。氷点下の雪山、テントから離れた地点で登山チーム9名の遺体が発見された。皆衣服や靴を脱ぎ、頭蓋骨や肋骨を骨折する重傷。遺体からは高濃度の放射能が検出。最終報告書には、「未知の不可抗力によって死亡」と記された。
ディアトロ...続きを読むPosted by ブクログ -
○「テーマ」と「問い」は異なる
テーマ…研究したい分野のこと
問い…興味のあることに対する疑問
テーマだけ決めても研究課題は設定しづらい
Posted by ブクログ -
こちらを含めてシリーズ4作品を読んできましたが、これが一番読んでいて情景が浮かびやすい。
SFではなく地球で起こるラブストーリー。
アーサーが彼女の家に辿り着くまでの前半に関しては、わりとトリップ感あって、ダグラスアダムスはけっこうジャンキーだったんでは?の疑いをまた強める羽目にw
でもナチュラルに...続きを読むPosted by ブクログ -
興味深いタイトルの本。どの本もどこから歩き出せばいいか教えてはくれない。確かにそのとおり。
本書の目的は自らともる火をつける理想的な条件を生み出す手助けをすること
メモ
・研究とは研究者が自分のなかにある問題を見極め、それに対してどうすればいいか考えることから始まる。
・自分中心的研究
実践の面...続きを読むPosted by ブクログ