安原和見のレビュー一覧

  • ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所
    銀河ヒッチハイクガイドの作者が書いたミステリ。なんと1987年の作品。30年も経っているけれど、古びていない。主人公がコンピュータのプログラマなのに、やっていることは、それほど古ぼけてはいない。強いて言えば「ロータス」という社名が出てきたときに、そんな会社があったなぁと不思議な気分になったくらい。
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  • モンティ・パイソンができるまで―ジョン・クリーズ自伝―
    ジョン・クリーズが今でもウィジャボードを通じてグレアム・チャップマンと連絡を取り合っていることが分かって嬉しかった。
  • ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所
    ロジャー・ゼラズニイにダグラス・アダムズに…初訳モノが新刊で手に入るなんてビックリだなー。
    あれれ?ってところが、モンティ・パイソンでドクター・フーかぁ~でなんか納得。^^;
    コールリッジを別の作家がきっかけで、読んだことがあったのでラッキーだった。古典や名作と称されるものは好みじゃなくても、読んど...続きを読む
  • ほとんど無害
    バッドエンディングだと聞いていて、本当にエンディングを心配しながら読んだ。読み終えての感想は「ヒッチハイクガイド、良かった!」だった。
    他の4作品に比べて明るさに欠けるのは明らかだけど、正直言うと、寝る間も惜しんで読みたくなったのはこれが初めて。ストーリーがしっかりしてるというか…一気にエンディング...続きを読む
  • ほとんど無害
    『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの5冊目にして最終刊。
    映画版のDVDを観て、惚れ込んじゃってノベライズを読み進めていた訳ですが、4冊目の『いままで魚をありがとう』を読み終わった時点でまだ発売しておらず、ちょっと間をおいてしまったわけです。
    それでも、読み始めると、独特の語り口に、口の端を上げな...続きを読む
  • 宇宙の果てのレストラン
    相変わらずぶっとんでる。Wittyに富んだ文章、些細な部分まで作りこまれた世界観、苦笑を誘う皮肉。登場人物のキャラ付けも、物語も、そして壮大で、我々のような「人間」では想像もできない世界の創出も。今回も楽しませていただきました。
  • 宇宙の果てのレストラン
    「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズの二作目。
    前作で明かされた真相が全てと思いきや、何とその先にまだ隠された真相(陰謀?)があった。バカバカしいやりとりも本作の魅力のひとつだけれど、こういった大ネタの発想がすごい。あと、宇宙の果てのレストラン〈ミリウェイズ〉の場所が○○だったり、偶然乗り合わせた宇...続きを読む
  • さようなら、いままで魚をありがとう
    途中にあるビスケットの話は、夜中にも関わらず腹を抱えて大笑いしてしまった。
    シリーズの中では、一番地味なんだけど、これがあるからどうしてもはずせない。
    むしろ、この巻にあったのが、良かったと思う。
  • 宇宙の果てのレストラン
    えーっと、相変わらず壮大なバカ話。
    このシリーズを読んでいるとなぜか映画「マーズ・アッタク」を思い出すのは自分だけ…?
    ま、何が起きても”パニクるな”!!!
  • 宇宙クリケット大戦争
    もう何がなんだか解らないww
    マーヴィンが一番まともに見えてくる。
    っていうか、マーヴィンが影の主役でしょ?
    レストラン数論ドライブに不可能はないのだ!?
  • 宇宙の果てのレストラン
    銀河ヒッチハイクガイドシリーズの2弾。
    相変わらずめちゃくちゃな文。読んでいて面白かった。


    ◆ メモ

     人類には、自明も自明なことをたえず口にし、しつこくくりかえすという習性がある。たとえば、「今日はいい天気だね」とか「きみはすごく背が高いね」とか「つまりそういうことなんだな。ぼくらはもうすぐ...続きを読む
  • 宇宙クリケット大戦争
    前作で数千年前の地球に飛ばされた主人公一行
    ここからまたハチャメチャな出来事に巻き込まれていくのです。
    レストラン理論 と言う謎の理論も登場
    これ必見?w
  • 宇宙の果てのレストラン
    シリーズ第二作目
    このシリーズに共通するものは回りくどいブラックジョーク
    流石外国!といったところでしょうか
  • ほとんど無害
    シリーズラスト
    終わりよければ全て良しとはいかないこの作品
    ラストは何だか空しい気持ちにとらわれます。
  • 宇宙クリケット大戦争
     『宇宙クリケット大戦争』についてです。ダグラス・アダムス著『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの第三作目です。
     アダムスはもともとこの巻で完結のつもりだったようですが、その後、もろもろの事情により第4作・第5作が作成されたわけですね。
     それはさておき、この本のお話。
     ふざけた邦題がついていま...続きを読む
  • ほとんど無害
    訳者後書きによれば「作者最高傑作」という評と「シリーズ最低最悪」という全く異なる評を得ている本作だそうが、私は面白く読んだな。6巻があったならこのエンディングがどうなったんだろう・・・と思わずにはいられないけど。
  • ほとんど無害
    個人的にはシリーズ中小説としては一番良くできていたと思います。虚無的で「銀河ヒッチハイクガイド」らしくないとも言われているようですが、私は結構面白かったかな。あれが結末ではなく、アダムスが生きていたら続編が書かれていたはず、という気がしています。それにしても「太陽系の10番目の惑星発見」というネタが...続きを読む
  • ほとんど無害
    銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ最終巻。前作で突如復活した破壊されたはずの地球、異変に包まれる銀河ヒッチハイク・ガイド社、そしてアーサーとトリリアンの娘…随所に散りばめられた要素が最終章に向けて加速していく。多重次元宇宙と時間的逆行工作という骨組みにして宇宙とは即ち「ありとあらゆる全般的ぐちゃぐちゃ...続きを読む
  • 宇宙クリケット大戦争
    このシリーズ、先に行くほど評価が下がるらしいですが、個人的には3作まででは一番面白かったです。上手くまとまってたと思うし、アーサーが主人公らしかったかな(笑)映画くらいには。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    現代人は蛇や蜘蛛は恐れるが車は恐れない。新大陸の大型動物もホモサピエンスを恐れなかった。一方でアフリカ大陸の大型動物は徐々にホモサピエンスを警戒すべき存在と認識していった。