岸本葉子のレビュー一覧

  • おひとりさま日和
    書店で見て気になった。

    裏表紙に”本棚保存本”と書いてあって、どきっとした。
    自分でも同じように買う本と、借りる本で分けていて、時々読み返したいもの(あまり読み返す余裕はないのだけれど)は買うようにしている、その”本棚保存本”だという評価。

    ”おひとりさま”にも(当たり前だけれど)いろいろある。...続きを読む
  • おひとりさま日和

    いいじゃない

    おひとりさまでいいじゃない、と改めて思わせてくれました。
    恋をしても、新しく学びを始めても、それぞれその人がやりたいようにやれていたら、それでいいんですよね。
  • おひとりさま日和
    歳を重ねて、おひとりさまで生きていく不自由が現実的でリアルだった。お金の面では安定してるくらい自立できているなら、もっと強く生きていけるのではと思ったが、人とコミニュケーションをとらないと心は脆くなるものなんだなと思った。
  • おひとりさま日和
    「おひとりさま」な女性達のアンソロジー。
    どの短編も読み応えがあって面白かった!

    寂しい人、変わっている人と色眼鏡で見られがちな「おひとりさま」。
    48歳から84歳の女性が主役の短編で、生き方の手引きを読んでいる感覚になった。色んな選択があっていいんだよな。

    「永遠語り」が切なくて好きだった。
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  • おひとりさま日和
    「リクと暮らせば/大崎梢」
    「幸せの黄色いペンダント/岸本葉子」
    「永遠語り/坂井希久子」
    「週末の夜に/咲沢くれは」
    「サードライフ/新津きよみ」
    「最上階/松村比呂美」
    "おひとりさま”をテーマにした6話収録の短編集で、全作書き下ろし作品。

    アンソロジーは当たり外れがあるけれど、本作は全話面白...続きを読む
  • おひとりさま日和
    一人旅をしながら読んだ。
    最初のリクの話はよかったな〜。
    家族がいても、最期は一人が多いから。
    最期よりも手前での1人になったときの話だから、3rd•4thのライフステージのいろんなあり方は、小説ならでは。参考になります。
  • おひとりさま日和
    色々なおひとりさまの短編集。
    お気に入りは大崎さんの「リクと暮らせば」。

    散歩もワクチンの世話も施設の人がしてくれる、番犬のサービス。月10万と安くはないけれど、面倒な事は全てスタッフがやってくれるなんて、犬好きにらたまらないサービスですね。そして、優秀で可愛いリクもとても良いパートナーで羨ましい...続きを読む
  • おひとりさま日和
    アンソロジーだけど1つ1つが読み応えがあった。
    これからの時代はおひとりさまが普通になるんだろうな。
  • 俳句、やめられません~季節の言葉と暮らす幸せ~
     1961年生まれ、岸本葉子さん。エッセイという仕事30年、俳句という趣味10年。エッセイは自分の思いを述べるもので、私が主・モノが従。俳句は自我を手放す作業で、モノが主・私が従。頭のバランスにとてもいいそうです(^-^) 「俳句、やめられません」、季節の言葉と暮らす幸せ、2018.2発行。
  • おひとりさま日和
    テーマゆえなのか、主人公が高齢女性が多かった。
    もっと色々なパターンの「おひとりさま」が見られるかと思ってたので、ちょっと残念。アンソロジーは色々な作者さんを楽しめるのがいいのに、同じ感じの作品が続くと、ね。
    そんな中、「永遠語り」がちょっと違った雰囲気で1番私の好みだった。
    次点は「リクと暮らせば...続きを読む
  • 捨てきらなくてもいいじゃない?
    三十代半ばから著者の本が好きで読んていました。
    世代としては少し先輩で、女性としての生き方、考え方、働き方に気付きや学びがあり、つい手に取っています。
    こちらの本も、読んでいるとほっとしたり、同じ同じとつぶやいたり、くすっと微笑ましくなったり、なるほど〜等、とても読みやすく楽しく拝読させていただきま...続きを読む
  • 私の俳句入門
    私自身は俳句を詠むでもないし、普段から俳句に親しんでいるわけでもありません
    せいぜいが『プレバト』や『NHK俳句』あたりを見る機会があるといった程度

    そんな初心者……どころか門外漢な自分にもスッと伝わる一冊で、大変興味深くそして面白かったです
    俳句の実例を出すことで、素人ながらに読んでいて「確かに...続きを読む
  • 週末の人生 カフェ、はじめます
     スーパーで買った品を届けた老母の家でお茶と焼きおにぎりを頂いたことがきっかけで、何とか存続できないかとおにぎり専門の店を開く物語。
  • ひとり老後、賢く楽しむ
    こういう本を読むようになった自分に少し寂しさを感じるが、「先のことをあまり心配しても仕方ないな」ということを教えてもらったような気がする。それはとても大きなことだ。
    先のことを考えるより、柔軟性を持つ自分を維持する、変化を恐れない、そのように心がけることが大切だということを考えさせられた。実際、私自...続きを読む
  • 買い物の九割は失敗です
    買い物で成功するのがいかに難しいことなのか、買い物失敗エピソードが面白く書かれている。もちろん成功のエピソードも書かれている。
    他人の買い物エピソードなんてあまり聞く機会がないので、面白かった。
  • 「捨てなきゃ」と言いながら買っている
    これが第5弾のエッセイとは知らず、初めて読んだ。面白かった。
    エッセイによくあるA社B社とか使わずに、こんなにはっきりブランド名や価格まで書いたうえ、良い評価だけではなく、悪い評価もそのまま載せている。だからなのか、この著者の言葉はとても信頼できる。
    自分も断捨離を進めようとしながら、ネットで色んな...続きを読む
  • 週末の人生 カフェ、はじめます
    最後は泣いてしまいました。

    ムツおばあちゃんとの出会いで、自分が成長し、主人公・井本 正美の人生が変わった。と言っても過言ではない!

    そして、ムツおばあちゃんは来年の桜が咲き始める頃には、恐らくいない───
    ムツおばあちゃんはこの家で過ごすのは最後になる。

    ムツおばあちゃんは正美の事は分かって...続きを読む
  • 60歳、ひとりを楽しむ準備 人生を大切に生きる53のヒント
    亡くなった親の本棚を整理していたら「ためない心の整理術」という本があり、この作家を知った。
    読みやすい文章が気に入って、また新たに手に取った本。
    ひとりを楽しむなら好きなことをして、楽しい時間を持ちたいと誰でも思うはず。
    だけどお金や健康のことは心配。
    そんな不安を持ちながらも充実した時間を過ごすた...続きを読む
  • NHK俳句 岸本葉子の「俳句の学び方」
    他人の投句を読み、俳句の場面が写真のように浮かんで、感心します。 数百、数千と俳句を読み熟練しようと思います。
    時間が経てば、何か見えてくるか? あせらず、死ぬまで楽しみたいと思っています。
  • エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ
    エッセイの起承転結を、「ある、ある」「へえーっ」「そうなんだ」と読み替える。
    何かを伝えようとすると、起承転結の「結」に力点を置きがちだけど、エッセイの場合は「そうなんだ」は軽く。むしろ「へえーっ」が大切。
    でも「へえーっ」と思わせるまでには、「ある、ある」と共感してもらえていることが不可欠なんです...続きを読む