岸本葉子のレビュー一覧
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1961年生まれ、岸本葉子さん。エッセイという仕事30年、俳句という趣味10年。エッセイは自分の思いを述べるもので、私が主・モノが従。俳句は自我を手放す作業で、モノが主・私が従。頭のバランスにとてもいいそうです(^-^) 「俳句、やめられません」、季節の言葉と暮らす幸せ、2018.2発行。Posted by ブクログ
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三十代半ばから著者の本が好きで読んていました。
世代としては少し先輩で、女性としての生き方、考え方、働き方に気付きや学びがあり、つい手に取っています。
こちらの本も、読んでいるとほっとしたり、同じ同じとつぶやいたり、くすっと微笑ましくなったり、なるほど〜等、とても読みやすく楽しく拝読させていただきま...続きを読むPosted by ブクログ -
スーパーで買った品を届けた老母の家でお茶と焼きおにぎりを頂いたことがきっかけで、何とか存続できないかとおにぎり専門の店を開く物語。Posted by ブクログ
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こういう本を読むようになった自分に少し寂しさを感じるが、「先のことをあまり心配しても仕方ないな」ということを教えてもらったような気がする。それはとても大きなことだ。
先のことを考えるより、柔軟性を持つ自分を維持する、変化を恐れない、そのように心がけることが大切だということを考えさせられた。実際、私自...続きを読むPosted by ブクログ -
買い物で成功するのがいかに難しいことなのか、買い物失敗エピソードが面白く書かれている。もちろん成功のエピソードも書かれている。
他人の買い物エピソードなんてあまり聞く機会がないので、面白かった。Posted by ブクログ -
これが第5弾のエッセイとは知らず、初めて読んだ。面白かった。
エッセイによくあるA社B社とか使わずに、こんなにはっきりブランド名や価格まで書いたうえ、良い評価だけではなく、悪い評価もそのまま載せている。だからなのか、この著者の言葉はとても信頼できる。
自分も断捨離を進めようとしながら、ネットで色んな...続きを読むPosted by ブクログ -
最後は泣いてしまいました。
ムツおばあちゃんとの出会いで、自分が成長し、主人公・井本 正美の人生が変わった。と言っても過言ではない!
そして、ムツおばあちゃんは来年の桜が咲き始める頃には、恐らくいない───
ムツおばあちゃんはこの家で過ごすのは最後になる。
ムツおばあちゃんは正美の事は分かって...続きを読むPosted by ブクログ -
亡くなった親の本棚を整理していたら「ためない心の整理術」という本があり、この作家を知った。
読みやすい文章が気に入って、また新たに手に取った本。
ひとりを楽しむなら好きなことをして、楽しい時間を持ちたいと誰でも思うはず。
だけどお金や健康のことは心配。
そんな不安を持ちながらも充実した時間を過ごすた...続きを読むPosted by ブクログ -
他人の投句を読み、俳句の場面が写真のように浮かんで、感心します。 数百、数千と俳句を読み熟練しようと思います。
時間が経てば、何か見えてくるか? あせらず、死ぬまで楽しみたいと思っています。Posted by ブクログ -
エッセイの起承転結を、「ある、ある」「へえーっ」「そうなんだ」と読み替える。
何かを伝えようとすると、起承転結の「結」に力点を置きがちだけど、エッセイの場合は「そうなんだ」は軽く。むしろ「へえーっ」が大切。
でも「へえーっ」と思わせるまでには、「ある、ある」と共感してもらえていることが不可欠なんです...続きを読むPosted by ブクログ