岸本葉子のレビュー一覧

  • エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ
    一つの技術として、エッセイの書き方を言語化してくれているのが嬉しい。
    エッセイ内容でほぼ決まるような印象がありましたが、その内容をどう見せるかという表現技術が分かりやすく書かれていました。実例があることと、岸本葉子さんという安心感のある作者であることも良かったです。
  • 俳句、やめられません~季節の言葉と暮らす幸せ~
    まだ俳句初めて二年目です。
    奥深くじっくり楽しめる趣味に出会えたことに、感謝です。季節を感じ言葉を大事に暮らしていこうと思えました。
  • 生と死をめぐる断想
    岸本葉子(1961年~)氏は、東大教養学部卒、生命保険会社在職中に執筆・出版した『クリスタルはきらいよ』がドラマ化され注目を集め、退職後、北京外国語学院留学を経て、エッセイストとなる。2001年に虫垂がんと診断されたが、その後も積極的な文筆活動を行い、ガン克服キャンペーンにも参加している。淑徳大学客...続きを読む
  • ひとり老後、賢く楽しむ
    アラフィフにさしかかり、ひたすらに漠然とした「老後の不安」に苛まれるようになりました。
    実際のところ家族もいるし、具体的に何が不安ということもないけど、ただただ何となく不安。
    そんなぼんやりした状態で読みましたが、自分がモヤモヤしていたのは
    「自らのシニア期をポジティブに考えられる要素があまりなかっ...続きを読む
  • 買い物の九割は失敗です
    言葉のつむぎ方。
    天才。
    まさに、私が言いたいことそのまま。笑笑

    そして、買い物の失敗。認めたくないけどめちゃくちゃあるある!

    サイズ間違い。入らない、はみ出る、思ってたのと違った。見た目、材質、肌触り、ライン、、、などなど。

    わかるーーーー!!!!!!!!!


    っていう。連発。

    ホント、...続きを読む
  • ひとり老後、賢く楽しむ
    50代の著者が今後の老後どうするのか、様々な年代の人と向き合い項目に分けていた。著者が老後を意識したのは30代のころだそう。50代はまだ老後に入るまで時間がある。働く余地があると書かれていた点が面白かった。

    第2章 老後の理想の住まい、どんな家?
    いろいろな人の意見が書かれていて参考になった。
    ...続きを読む
  • 人生の夕凪 古民家再生ツアー
    ちょっと風がやんだような
    穏やかだけど 少し寂しいような・・・
    という時間が切り取られています
    今の生活は決して悪くないけれど
    何かもどかしい気がする・・
    という空気をうまく書かれていると思います
  • 俳句、やめられません~季節の言葉と暮らす幸せ~
    面白い。俳句そのものに興味があって手に取ったけれど、著者の書く言葉そのものにもとても共感出来た。
    エッセイ自体に苦手意識があり梨木香歩以外読んだことがなかったが、この人の本は読みたいと思った。
    また、俳句をしたいと心から思った。歳時記欲しい。
    ただ、この本は俳句の作り方を書いているhow-to本では...続きを読む
  • 買い物の九割は失敗です
    普通は この商品がとってもよくて 気に入ってる、などと書いている文章が多い中で 自分の購入の経緯や返品の面倒なことや 結果使わなくなったものが書かれていて面白かった。
    通販あるあるの内容でみんな同じだなぁと少し安心する
  • 俳句、やめられません~季節の言葉と暮らす幸せ~
    著者の俳句愛につられて、俳句に興味をもつ機会になった。俳句初心者には入門としてちょうどいい。読みやすい。
  • ひとりを楽しむ ゆる気持ちいい暮らし
    やっぱり岸本さんの文章はいいなあ。
    あとがきに書かれていたことに共感。
    『仕事や社会全般における成果主義、競争主義、自己責任を重んずる新自由主義的風潮など何かと「きつ苦しい」時代』に、「ゆる」が求められていると。
    自己責任ばかりクローズアップされてる世の中、本当に幸せなのかなあと疑問だった。心を幸せ...続きを読む
  • ちょっと早めの老い支度
    女性独身エッセイスト岸本葉子さんが、50代に突入して老いから色々不便を感じてこれからの老境どう過ごすかの考えをまとめた本。ひとつ言えることは、今のまま年を取っていくことはなく、必ずなんらかの衰えはあるので、そこを想像した上で準備していく必要があるということ。かくいう自分も40になり、身体にガタがきて...続きを読む
  • エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ
    エッセイとは何か。著者はつぎのように定義する。

    「自分の書きたいことを,他者が読みたくなるように書く」

    なるほど,と思った。

    「自分の書きたいことを,自分が書きたいように書く」のはブログであり,これがブログとエッセイの違いだと,著者は語る。

    エッセイストの著者の頭の中で起きていることを,著者...続きを読む
  • ぼんやり生きてはもったいない
    表紙とタイトル借りのエッセイ集です。岸田葉子氏の著書は初めて読んだが、その思考にいちいち共感させられる。人のふり見ておっといかん、我が身もそうなるとこでした(汗;)みたいな話しがふんだんに語られてます。そして後半!「逆境に強くなる」あたりから。生きていく上で遭遇するであろう問題に対して「自分だけに特...続きを読む
  • 楽で元気な人になる
    岸本さんの本は初めて読みました。「楽で元気な人になる」コツを教えて頂けたりくすりと笑わせたり。楽しい一冊でした。
  • ぼんやり生きてはもったいない
    物事を全否定しない書き方が読んでいて心地よかったです。
    あたたかい雰囲気もこの作者さんいいな~と思わせてくれました。
    最初のほうは句読点が多く読みにくかったですが、後半はそんなこともなく、すらすら読めました。
  • 四十になるって、どんなこと?
    たぶん読んだのは2回目。岸本さんの文章はリズムがよくて、さっと読めていいなあ。独身女性が四十になると結婚よりも介護の心配の方が先にやってくる。。。なかなか現実的な指摘。
  • 30前後、やや美人
    きっと こんなふうに
    暮しているのだろうなぁ

    その人を重ねて読ませてもらっている

    何気ない暮らしの中に
    ちゃんと 新鮮さ を
    見出していく
    その感性が
    素敵です
  • ブータンしあわせ旅ノート
    ブータンには今のブームの大分前から行きたくて、でも何の情報も持ち合わせていなかったのだけど、この本を読む限り、私に行けるか不安になった笑 でもミャンマーもブータンもラオスも変に発展する前に見ておきたいな。
  • ブータンしあわせ旅ノート
    お国の事情を抱えながらもどうして国民のほとんどが幸せだと感じられるのか、その秘密がなんとなくわかる本。