岸本葉子のレビュー一覧

  • ブータンしあわせ旅ノート
    いつか行きたい国ブータンの本。想像と近いこと、遠いことがあった。飛行機でブータンに着くところや、山道を移動しているとこや、ヤクがいるとこは九寨溝を思い出しながら読んだ。想像と違うかも⁈って、感じたのは、予想以上に開発が進んでいないようだ。九寨溝よりも田舎みたいだな。テレビの映像で見るのと、実際に行っ...続きを読む
  • 楽で元気な人になる
    日常の何気ないことが題材。この人のエッセイを読んでいると、「そうそう、私も同じことを思う」とか、「正直な感想だなあ」と思うことしきり。有名なエッセイストなのに、財布の紐が堅いようで、親近感も感じる。
  • 読む少女
    ☆4.5 くらいの気持ちです。
    終盤とてもおもしろく、共感するところが多かった。
    サン・テグジュペリの『人間の土地』からの一文に出会えたことだけでも、この本を読んで良かったなと思います。
  • 家にいるのが何より好き
    家にいるのが何より好きな私としては、タイトルを見た瞬間「おぉっ」と手にとり、後ろ書きを読んで、最初の数行を読み、個人的に好きな、読みやすい文章だったので購入しました。
    一緒にもう一冊も。
    そして、それまでの既刊文庫をほとんど購入するのに時間はかからず。

    やさしく、やわらかい文章で、でも決して自分の...続きを読む
  • 三十過ぎたら楽しくなった!
    本書と『家にいるのが何より好き』をタイトル買いしました。
    それまではエッセイより小説が多かったのですが、これ以降、エッセイ(特に岸本葉子さん)にハマっていきました。
    家にいるのが何より好きな30前後の女子だったのでっ。
  • 家にいるのが何より好き
    家で過ごすことの日常をつらつらと綴った「家本」

    とても文章の上手な方が書いた日常の日記をブログで拝見するような感覚で読めます。

    自分の事を、良い部分も悪い部分も正直にサラッと描けるところが、とても好感がもてます。

    あーわかる、とか、共感の得やすい文章で、一人の時間も上手に過ごせるって素敵!と思...続きを読む
  • ぼんやり生きてはもったいない
    タイトルのイメージで自己啓蒙本の類かと思っていたけれど、
    全然違った。
    岸本葉子さんの日々の暮らしなどを綴ったエッセイ。
    自分が良いなと思ったものを紹介していたりするのだけれど、
    変に押し付けがましい感じじゃなくて好感がもてる。

    40歳で独身。
    世間でいう「負け犬」だけど、
    日々を楽しく過ごしてい...続きを読む
  • 30前後、やや美人
    仕事で、女性向けの商品、それも当時(半年〜1年ほど前)それとなく流行っていた“負け組”単身女性向けの広告をやる事になって読んでみたエッセイ集。 どちらかというと(というかモロ)タイトルどおりの世代の女性に向けたメッセージが多い、と思う。 内容は同じくらいの世代の男の僕が共感できたり、面白かったり、そ...続きを読む
  • おひとりさま日和
    高齢女性のおひとりさま日常を覗く短編集。
    わんちゃんとの暮らしを羨ましく思ったり、あなたもやっぱりペンダント買ったのか!と突っ込んでみたり、サードライフのお話にしんみりしたりとどの話もテンポよくサクッと読めた。
    ひとりだからといって気楽なわけじゃないし、心細くもなる。
    なんでもひとりでやろう!と決心...続きを読む
  • 家にいるのが何より好き
    ★3.5
    エッセイって本当に面白い

    題名だけ見たらなんてことない話のようでも、岸本さんの文章の中では、ババシャツもドラマも英語教材の話もとても面白い

    事故に遭われた話は、バスにぶつかられてるのにそこまで酷い怪我がなく何よりでした、、、。

    自分のお家は最高ですよね!
    一人でゆっくり自宅で本を読む...続きを読む
  • 50代からの疲れをためない小さな習慣
    「立っている時は足をハの字に」「座る時は奥までしっかり腰を入れる」は、姿勢が良くなる気がするので、意識して続けたい。 

    著者はとてもきちんとした方なので、参考にはするけど無理はせず… という感じです。
  • おひとりさま日和

    "八十年生きてきてもまだまだ知らないことがある。そう思うと愉快で、新しいことを始められた自分がちょっぴり誇らしい。"
    "ひとりでも生きていける、というのはどういうことだろう。今でも考えてしまうことがある。経済的にはひとりでも大丈夫だ。けれどそれが「ひとりでも生きていける」こととは少し違うように思う...続きを読む
  • おひとりさま日和
    まぁまぁ面白く読んだ「おひとりさま」がテーマのアンソロジー。
    最後の「最上階」が好き。

    とにかく1人で楽しめることを見つけるのと、ゆるくても人間関係を作るコミュ力が大事と思った。おひとりさまに対して勝手に可哀想だの、一人じゃ無理だの言うのは違うよね。
  • おひとりさま日和
    大崎さん坂井さん以外は初読みだったがどの話も良かった。
    家族がいなくてひとり、家族がいてもひとり。
    女性が年老いて、どうひとりで生きていくのか。
    おひとりさまも良いよね!と思うことが出来、自分の将来にも重ね合わせて考えたり頷いたり。
  • おひとりさま日和
    それぞれ異なる事情と過去を持ち、一人て暮らすミドルからシニア迄の女性を各々主人公に、6人の著者が、その女性達の想いや生き様を描くアンソロジー形式の作品。タイトル通り、読み終わると心が和むストーリーが共通項。
  • おひとりさま日和
    おすすめ頂き読んでみた
    ろくに表紙も見ずに、サードライフから読み始めて、ん⁇こーいうおひとり様かーと納得しながら
    あー私も相方がいなくなったらと思ったら不安だなー
  • おひとりさま日和
    おひとりさまの語源を検索してみた。
    「おひとりさま」とは女性の新たな生き方を示したジャーナリストで作家の岩下久美子さんが提唱したもので「個」の確立ができている大人の女性ということらしい。

    だから6話とも女性の話しなのだなと納得した。

    なんだか大層なことだがそれに反して6話とも肩の力を抜いて読める...続きを読む
  • おひとりさま日和
    いつかの将来を教えてくださっているような…
    いつかぶつかるかもしれない壁、私だけじゃない誰にでも起こること。
    優しく対処法を教えてくれているような。
  • おひとりさま日和
    【収録作品】「リクと暮らせば」大崎梢/「幸せの黄色いペンダント」岸本葉子/「永遠語り」坂井希久子/「週末の夜に」咲沢くれは/「サードライフ」新津きよみ/「最上階」松村比呂美

    「ひとりの生活」をテーマにした6名の女性作家によるオール書き下ろし競作集とのこと。
    ほっこりする話ばかりで、ひとりも悪くない...続きを読む
  • おひとりさま日和
    主人公は全て48〜84歳の女性。いわゆるおひとり様の生活。年齢層は高めだけれど女性の複雑な気持ちが分かるようなものもあり、面白かったです。