岸本葉子のレビュー一覧

  • おひとりさま日和
    年を経てひとりで暮らす6人の女性。
    ずっとシングル、死別、離婚などそれぞれの状況や年齢はちがうものの、ひとりで暮らす日々を描いたアンソロジー。

    大崎梢さんが書いてたので読んでみましたが、いわゆるソロ活のお話かと思ったら、もう少し年代が上でした。けど、それぞれおもしろくて一気読み。

    リクと暮らせば...続きを読む
  • おひとりさま日和
    面白かった!
    どの作品も読みごたえがあって
    主人公それぞれが
    どう生きるのか…
    興味深く読み進めました。
    最終話の『最上階』で
    スケールが大きくなって
    イメージをふくらせたまま
    本を閉じることができたのは良かった。
    いくつになっても
    夢を持って
    景気良く生きたいですね!
  • おひとりさま日和
    50〜60代女性の一人暮らしの短編集。それぞれすごく読み応えがありました。
    どの作品も主人公が前向きに生きようとしていて、未来のお手本になりそうです。
  • おひとりさま日和
    全部面白かった。
    特に松村比呂美さんの最後の話が
    お金も絡んで好き。
    でもアラサーとかではなく
    還暦過ぎのおひとりさま女性対象の話が多いかな。
    ならばもう少し大きい字で、
    読みやすく、と思ってしまう。。。
  • おひとりさま日和
    様々な理由で一人暮らしをしている48歳~84歳の6人の女性の6話の物語。
    しみじみしたりほっこりしたり、素敵な読書時間を過ごせました。
    「リクと暮らせば」と「永遠語り」が特にお気に入りです!
  • ひとり老後、賢く楽しむ
    良い本だった。不安が減った。
    とりあえずヘッドライトの届くところ(1年)までを考え、今しっかり食べて寝て元気に生きる

    ありがとうと言ってもらえる側になる
    できるできないではなく、不得意をリセット、新しい挑戦と思ってください(シルバー人材)
    老後の心配10年先は想像できない、せいぜい3年→1年か?
    ...続きを読む
  • 「捨てなきゃ」と言いながら買っている

    この出逢いに感謝

    ネットニュースで たまたま作品紹介を見た事がきっかけです。
    気になって お試しを読んだ所、面白くて続きが読みたいと思い購入しました。なかなかそう思える作品に出会えないのでこれは買いだ!と思いました。元々 エッセイが好きで さくらももこさんの作品を読んでいました。自分に話しかけているような気楽な文体...続きを読む
  • エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ

    エッセイにおけるテーマとは

    「エッセイにおけるテーマとは、題材を思いつかせるきっかけ、連想の指導装置と捉える」

    なるほどと思い、スッキリしました。エッセイは自分にしか書けないことを書くという認識はこれまでもありました。しかしテーマの与えられたエッセイでは、どうしても発想が絞られてしまう息苦しさを感じていました。そしてその...続きを読む
  • NHK俳句 岸本葉子の「俳句の学び方」
    あるある!!ってなりました。
    学んでいくうえでの落とし穴、いっぱい。
    はまりまくってる!!って痛感しました。
    勉強になる。頷ける。やる気になる。です。
  • NHK俳句 岸本葉子の「俳句の学び方」

    文法、季語の使い方の本の出版

    本のまとめがよく要点がまとまっていて内容はわかりやすかった。
    できたら季語、文法などについて関連する本も出してほしい。

  • マンション買って部屋づくり

    時々読み返したくなる

    自分も女一人でマンション購入したので購入。
    あー、こういうことあるなーとか共感しながら読了。
    著者の柔らかい筆致のせいか読み終わった後、ちょっとのんびり読書したいな、てときに紅茶を飲みながらのんびり読み返したくなります。
  • 楽で元気な人になる
    今、50代半ばの著者が40歳頃の作品。先般亡くなられたお父さんがお元気に登場される。
    日常の一コマを丁寧に、そして真面目に、おもしろく描く作風は、やっぱり好きだなーと思える。ちょっと年上だけれど、ともに年を取り、作品を読み続けたいと思う。
  • ブータンしあわせ旅ノート
    1989年のブータン。
    素朴で純情なブータンの人々。
    厳しい自然の中でも、人々の生活は続くのですね。
    近年、近代化が進むブータンですが、人々の気持ちは変わらないことを願います。
  • よい旅を、アジア
    会話の後ろにその町の音が聞こえてきそうな気がする
    いきいきとした、アジアの色々な顔が見えてくる本。

    台湾の描写も紀行というより、一編の短編小説のようで
    青年との出会いと別れは、旅する人のよさも切なさも
    短い一編のなかに織り込まれているような
    どこからか古い台湾の音楽が流れてきそうな気がする
    候孝賢...続きを読む
  • ブータンしあわせ旅ノート
    ブータン。
    あまり馴染みのなかった国だったけれど、
    第五代国王が王妃を伴い、東日本大震災被災地を訪問したことが
    ニュースになって、少し身近になったことだった。

    それ以前に、岸本さんがあれこれ気になり、
    10年経ってようやく訪れることができたブータンの旅エッセイ。
    ブータンの都市部や農村部の様子や、...続きを読む
  • 欲ばらないのがちょうどいい
    岸本さんの『エッセイ脳』を拝読したので、本家のエッセイが読みたくなり、タイトルに惹かれて、これを選びました。
    年齢的にも近い(あ、歳がばれる?)せいか、頷くこともあって、楽しく読んでしまいました。
    エッセイは、読む側が不快にならないものがいいのかも、と改めて思います。
  • 読む少女
    岸本さんのエッセイはすごく読みやすい。軽い読み物との言い方は良くないか。

    乙一のすっきりしない感じの話やら有栖川さんの本格推理小説やらで疲れた頭にはやはり女性のエッセイが優しい。中山さんが一番のお気に入りなんだけど、五十冊を超えるコレクションは実家にあるのでしばらくおあずけ。

    小説は男性のものが...続きを読む
  • おひとりさま日和
    夫に先立たれた女性や、一人山奥に住む女性などの視点の短編集。

    いつか自分が体験するかもしれないおひとりさま日和を覗かせてもらっている感覚でした。

    リクベルのような番犬と一緒に暮らす未来もいいかもしれないとか、そっかあ免許ないと思っている以上に長期的に不便だなあだとか。
  • ひとり上手のがんばらない家事
    家事というものは、私にとっては億劫で堪らず、日々ズボラな自分に気付かされる、どちらかといえば自己肯定感を下げるものの一つだったのですが、本書では自分を肯定する力を得られるものと書かれていて目からウロコでした。ひとり暮らしの家事は自分に合ったことをやっていけばOK。当たり前だけど情報が溢れている現代で...続きを読む
  • おひとりさま日和
    おひとりさま。
    私もおひとりさま(というより子供部屋おばさんか)だから、ひとりでいることの不安や寂しさ、気楽さや清々しさはよう分かる。
    それぞれの作家さんの個性が出ていて面白い。
    なのにみんな、キャラメルを舐めているかのような、あんころ餅を食べているかのような懐かしさを感じた。

    文字が大きくて読み...続きを読む