小田嶋隆のレビュー一覧
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それぞれ連載時に読んだものも多かったが、このように1冊にまとめられると、しみじみ日本語を壊され続ける日々であることが実感できる。指摘しようが責めようがどんどんひどくなる。政治家、官僚、企業経営者…
日本語が壊されることは日本が壊されること。こんな国、さっさと捨ててしまいたいが、ちょっと海外へ、さえも...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルはどうあれ、いつもの小田嶋氏のエッセーである。過去5年くらいの中で政治、経済、芸能まで、多彩なボキャブラリーで評論が展開される。独特の語り口が次も読みたい、という衝動に駆られるのがすごい。Posted by ブクログ
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いちいちごもっとも!
さすがコラムニスト!
言葉に敏感ですね。
一番強い印象は「安保関連法案に対する理解が進んでいない」というクダリ。
何となく聞き流していたけど、国民を確かにバカにしているよね。ちゃんと理解していたから、反対した人がたくさんいたんだよ。
憲法改正(改悪?)議論もそんなふうに片付け...続きを読むPosted by ブクログ -
残念ながら先日亡くなられてしまいました
CMプランナーの岡康道氏と、人気エッセ
イストの小田嶋氏は高校の同級生なのです。
その二人の対談集です。
でも同級生同士の対談なので、思い出話か
らスポーツネタまで、あっちこっちと話が
飛びますが、二人とも世界を見る洞察力が
非常に高いです。
しかも高校...続きを読むPosted by ブクログ -
新聞の書評で知った本。辛口ながらユーモアたっぷりのコラム満載。
人は言葉で考え、その考えを言葉で伝える。改めて、言葉の重要性を再認識した。政治の世界でこれほど言葉が乱れている事に驚くと同時に、もっと自分自身興味を持たなければと思った。Posted by ブクログ -
中高生にとって必読の書であるのはもちろん、私たち大人も読んでおくべき1冊。
以下、印象に残ったフレーズを。
「この世に『最低の学校』というのがあるとすれば、それは教員全員が同じ教育理念を信じ、同じ教育方法で、同じ教育目標のために授業をしている学校だと思います(独裁者が支配している国の学校はたぶんそ...続きを読むPosted by ブクログ -
両氏は僕よりちょっと上ですが、生きてきた時代感はほぼほぼ同じで共感できるエピソード、センテンスが多くありました。「やっぱ、そうだよな〜」と思えて、なんとなく勇気をもらえたような気がします。一方、東京出身者や、さらには早稲田OBの方が読んだらもっと面白いんだろうな、とも。Posted by ブクログ
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イマイチかな、と思いながら読んでたら、最後の森本あんり氏との対談でイメージがひっくり返された。まさかアル中の話が出てくるとは。しかも納得感高し。オススメします。Posted by ブクログ
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中学生、あるいは高校生ぐらいの読者を対象にしているシリーズの一冊。ほかの出版社の、ぼくは気に入っている「よりみちパンセ」のシリーズより少し年上の読者が想定読者か?
内容は、あれこれあるのだけれど、高橋源一郎の、アメリカの大統領だった、オバマの広島訪問演説に対する解説(?)が俊逸、さすが「ゲンちゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
前大阪市長の平松邦夫が立ち上げた「公共政策ラボ」主催のシンポジウムの模様をまとめた一冊。この本を手に取った理由は、ほかでもない内田樹が討論をリードしているから。早くから橋本徹の教育に関する施策に異議を唱えていた内田樹が、その橋本徹に選挙で敗れた平松邦夫とタッグを組んだわけだから、ちょっと見過ごすこと...続きを読むPosted by ブクログ
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このレベルの本が一番わかりやすい。厭世的な世の中で、誰も意思決定をしない状態が続いている。日本を正常な形に戻すべきだね。その方法論は今国会で審議されている改憲論ではないことだけはわかってる。頑張れるかな、戦争も安保も知らない世代が。問われてるね。この世代の役割が。Posted by ブクログ