小田嶋隆のレビュー一覧
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日本の株式会社化は今も着々と進んでいる。
「選択と集中」というプロパガンダに煽られ、私たちは次々と国に大事な物を手渡している。
その結果がどうなるのか、私は今から非常に楽しみにしている。Posted by ブクログ -
これからを生きていく人へ贈るメッセージ。
日本の現状に危機感を抱いた内田樹が,中高生へとメッセージを送るために様々な人へ文章を書いてくれるよう依頼をした。統一感はあるような,ないような。しかし,皆,日本の現状に(というか,現政権に)危機感を覚えている人たちである。出版されたのは2016年7月なので...続きを読むPosted by ブクログ -
オダジマ節が好きな人向け本ですね。
私もポエムは恥ずかしいと思っちゃう派なので、最近(といっても10年以上前からだけど)のポエム化する番組はあまり好きじゃない。最近は揺り戻しが来ている気がするので、この傾向が続くといいな。Posted by ブクログ -
オダジマはいかにしてオダジマになったのか? 激論を巻き起こした数々の名コラムを生み出した「文章の職人」の秘密に迫るエッセイ。津田大介との対談も収録。『日経ビジネスオンライン』連載を単行本化。
まぁ,だらだらと読みました。Posted by ブクログ -
80年代に意識高い系パソコン雑誌Bug newsで著者の文章に魅了されてから、早くも30年経過。ちょっと面倒くさくてクセもあるけど、妙な説得力があり面白いオヤジ的文章・主張は相変わらず。オリンピックの話は慧眼でしたね。Posted by ブクログ
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目もくらむようなスーパー秀才エリートだった人たちが、声をそろえてもはや反対することができない空気があったと言っている。ドイツ語で日記を書けるような、言葉を自由自在にあやつることができるエリートたちが、一億人の運命を左右するような決めごとを、最後には言葉でなく空気を読んで身を委ねたと語っている。
福...続きを読むPosted by ブクログ -
農民と武士の西南戦争の話。つい、150年前は日本人はそういう状態だったんですね。
そう考えると織田信長の長篠の戦いはすごいですよね。本題とは関係ないですが…Posted by ブクログ -
小中高の同級生である森本あんり氏との対談の中で、「政治や法律で保証できるのは、有限なこの世止まり」であるから、「恒久の話」「永久の話」をする日本国憲法は、宗教の話、日本人にとって聖なる文書(293頁)であると会話していた点になるほどと思いました。Posted by ブクログ
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小田嶋さんとは意見が合わないけどつい読んじゃう。しかし、どんな理由つけても選挙は行かなきゃ。行かないことを公言しちゃいかんよ。行かない人に理由を与えることになると思うし。
コラムより、おまけの同じく北区出身の津田大介との対談が面白い。Posted by ブクログ -
グローバル人材が、根無し草的な地元がない生活がないどこへでも行ける取り替えがきく人材と理解すると、ゆくゆくは国が不要になるのだろうと私も思えてきました。日本語しか話せず、日本に暮らし家族がいて生活があるというほとんどの人のために、地元企業があって、雇用を創出し、利益を還元するというサイクルを世界と競...続きを読むPosted by ブクログ
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日経ビジネスオンラインで連載中のコラムの書籍化。全て会社のPCで就業時間中に既読なので書籍としては再読。視点、文体、スタンス、全てがお手本になる。評点は再読なので難しいよな。Posted by ブクログ
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伝統回帰を叫びながら透明化を謳う相撲界。二兎を追う者は虻と蜂の両方に刺されて悶絶するのが落ちであり、閉鎖的であるからこそ維持されている美質と外面もある。ある場面では文化、別の場面では神事、また別の場面ではスポーツであると主張する、いいとこ取りの大相撲。外国人は使い捨て。暴力団とは切っても切れない間柄...続きを読むPosted by ブクログ
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「日経ビジネス オンライン」の連載コラム「ア・ピース・オブ・警句」の連載で読んでいた。それが本になったもの。以前からかなり面白く読んでいたのだが、本になるとまた違った読み方ができる。「紳介シンドローム」や「相撲という束縛」「小沢一郎女子的考察」は圧巻である。Posted by ブクログ