日本語を、取り戻す。

日本語を、取り戻す。

1,760円 (税込)

8pt

私たちが暮らす世界では、なぜ〝ことば〟がここまで空疎なものになってしまったのか!?

森友・加計、検事長の定年延長をめぐる数々のデタラメ、新型コロナウイルスをめぐるアレコレ、世界を、日本を跋扈するポピュリストたちのワンフレーズ、機能不全に陥っているメディア……。

世の中を真摯にそして斜めに睨みつづける〈至高のコラムニスト〉が、雨後の筍のごとく湧いて出る様々な問題を、舌鋒鋭く、ユーモアいっぱいに斬り捨てる!

——あえて、ムシ返すことにする!


【目次】
1 あの人にさよならを。
2 言葉と空気。
3 ワンフレーズの罠。
4 がんばれ、記者諸君。
あとがきにかえて

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日本語を、取り戻す。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    超面白かった!一家に一冊だな。小田嶋氏と飲んでみたかったな。小田嶋氏が今の統一教会や裏金にまみれた自民党をみたらどんなコメントするのだろうか。きっと全然驚かないんだろうな。
    表紙の絵も秀逸。

    0
    2023年12月28日

    Posted by ブクログ

    システム思考という名前を最近知った。それができていることがこの先を生きていくために重要だと。
    この本の著者はそれができている。出てきた奇天烈な言動に反射的な批判を繰り出すのではなく、それが別の場所で生じさせる影響や時を経て生じる影響まで思いを致して、文章に綴っている。だから、エッセイストとして一流な

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    一言、面白かった。

    小田嶋さんの書物は初めて。コラムニスト独特の出来事に対する切り口、感じかた、その変化球的な伝え方は、他のコラムニストでもありますが、ユニークさと自虐的なこと、相手をいじり、ここぞというときはこれでもかと言うくらい書きのめす。

    「日本を取り戻す」は、安倍元首相が使ったフレーズ。

    0
    2022年10月29日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていながら、結局追悼的に読む感じになってしまった。まだまだお若かったし、そんなに体調が悪かったとは知りもせず…。ちなみにこの☆5つは、追悼抜きでの感想。思えば、この表紙の人のあまりに貧しい言葉遣いとかも、小田嶋さんのつぶやきで知ったことも多かったし、鋭いツッコミに『我が意を得たり』って

    0
    2022年07月07日

    Posted by ブクログ

    人気コラムニストの単行本ですが、2022年と
    なっては若干古い気がする、安倍政権につい
    で書かれた内容が大半です。

    なのでタイトルの「日本語を取り戻す」とい
    うのも、安倍政権のキャッチコピーであった
    「日本を取り戻す」をもじっています。

    しかし岸田政権の今であっても読むに値する
    内容です。

    0
    2022年02月14日

    Posted by ブクログ

    こういう視点を身につけたい
    言われてみると大きく頷ける話がだが、自分からは展開できない

    変に濁してないし、自慢が鼻につくようなこともなく気持ちよく読める

    0
    2021年06月28日

    Posted by ブクログ

    ここ数年の間に、雑誌などに書かれたものを集めたコラム集。安倍前総理をはじめとする、政治家、あるいは政治そのものに関すること。また、マスコミ、メディアに関することが多く書かれている。
    森友学園問題、加計問題、中央官庁の障がい者雇用水増し問題、色々な事件でのデータや記録改竄・廃棄問題、麻生大臣の武漢ウィ

    0
    2020年11月24日

    Posted by ブクログ

    面白い!東日本大震災からコロナ禍までのコラムを集めた、4年前発行の本。表紙の通り、当時の政権を斬り捨てていますが、ただ罵倒するのではなくユーモアや自戒を加える語り口はさすが稀代のコラムニスト。もっと長生きして欲しかった…

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    2020年発行の本なので、話題が古いけれどおもしろい
    4年間って意外と多くのことが変わるんだなと思った

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    この、安倍さんやその政権の諸々の担当者が作った無意味な日本語を垂れ流す事態は、その後の首相やその政権の担当者たちが変革し、日本語を取り戻すことができたのだろうか?
    いやいや、そんなことは決して無いのだろう。
    願わくば、この著者の遺志を継いだ人が同じテーマでこの本の続編を出してもらえないものだろうか。

    0
    2023年06月22日

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