黒輪篤嗣のレビュー一覧

  • エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
    「グランズウェル」では、ソーシャルメディアを使って企業がどのように顧客との接点を築くのかがポイントであった。
    「グランズウェル」の続編にあたる本書では、ソーシャルメディアを使った顧客とのつながりから何を得るかへと課題が変化している。前作から3年半後に上梓されているわけだが、その間にソーシャルメディが...続きを読む
  • エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
    「グランズウェル」の続編。より組織内のソーシャルへの対応などを軸として組織形成論。

    先に「グランズウェル」を読んでいたため、内容も非常に頭に入ってきやすく、作品レビューではないのですが、同じような事例を多角的に知るということの重要性を改めて認識。

    社内PJをどう進めていくか(ソーシャルなど含めて...続きを読む
  • エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
    今はテクノロジーを使いこなす顧客や従業員が力を持つ時代。従来のIT部門は従業員にサーバやネットの制限をかけるのが役目だったが、今は従業員を支援するのが重要。環境の変化に気づくよう多くの人に読んでもらいたい本です。
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―
    第一次世界大戦後にドイツが体験したハイパーインフレについて書かれた本。デフレ慣れした現代では想像できないが、インフレの恐ろしさが理解できる。初期の頃は、個人消費は活発になり、失業率は低下して株高になるなど見せかけの繁栄となるが、最後は社会がガタガタに崩壊し、あらゆる悪が助長され、病気や貧困がはびこる...続きを読む
  • エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
    前著グランズウェルに続く第2作目。ソーシャルメディアを中心としたITを企業がいかに活用していくか書かれた本。
    ソーシャルメディアの発達により企業と消費者が近くなったため、従来の入り口マーケティング以上に出口マーケティングであるカスタマーサポートが重要になっているから、より柔軟に対応しましょうというも...続きを読む
  • エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
    FBなどで多くの方が薦められていたので読んでみた一冊。
    前半はソーシャルテクノロジーを活用した顧客リレーション構築のプロセスを分かりやすいフレーム『IDEA』で整理し、後半は『IDEA』
    を実践するための組織行動論を展開している。
    テクノロジーを駆使して自ら顧客の課題を解決する個人を活かすために、組...続きを読む
  • エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
    コミュニケーションの在り方が、旧文脈では機能しなくなった今、生き延びるために企業は何処を向いて何をしなければならないか…そんな本。
    ただこういう成功事例を軸として論旨を組み立てる本にありがちな、負の影をネグレクトしての展開は往々にして薔薇色すぎて飲み込めないところもある。
  • エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
    「HERO(大きな力を与えられ、臨機応変に行動できる従業員)」が会社のソーシャルメディアをリードし、「経営陣」「IT部門」はそれを応援しなければならないと。最近、ソーシャルメディア自体よりも、それを成し遂げるための組織論の本が多いようだ。社内の活性化にはこのような方法は有効だと思う。
  • 経済学レシピ―食いしん坊経済学者がオクラを食べながら資本主義と自由を考えた
     イギリスで活躍する韓国出身の経済学者による『経済学レシピ』。経済学?レシピ?と疑問を抱いて読んだが、バナナ、オクラ、麺、鶏肉など代表的な食材に加え、どんぐりやコオロギなどレアなものまで、多彩な食の話題を通じて、今日の経済問題について鋭い考察を展開している珍しい切り口な一冊。例えば、ライ麦の章では、...続きを読む
  • 経済学レシピ―食いしん坊経済学者がオクラを食べながら資本主義と自由を考えた
    食べ物の話題から経済学ネタにつなげる手際はあざやかだけれど、その2つが混ざり合っていない感はある。無理に一緒にしなくてもよいような。

    イギリスでキャリアを積んでいる韓国出身の経済学者なのだが、わりと珍しいことに師匠はマルクス経済学で、彼自身も新古典派から距離をおいている。歴史的にみれば英米は保護主...続きを読む
  • 経済学レシピ―食いしん坊経済学者がオクラを食べながら資本主義と自由を考えた
    食べ物をきっかけとした経済論
    にんにく 韓国でひとり年間8㎏
     唐辛子を使わないキムチはあるが、にんにくを使わないキムチはない。

    韓国のどんぐりのゼリー トトリムク
      ハモン・イベリコ・デベジョータ どんぐりで育ったイベリコ豚の豚足のハム
     イベリア半島でキリスト教徒がイスラム教徒を追い出しスペ...続きを読む
  • 新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突
    気候変動に関心があって読んだ。グローバルトレンドは理解できるが、国益が複雑に入り組んだ世界で、脱炭素を簡単に進めるのは簡単でないと思わされた。グローバルトレンドはそれとして、自分はどうするか、自分の組織はどうするかを考えるとますます悩ましさを感じる。
  • 新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突
    過去の変遷は振り返って整理することはできても、未来の予測は極めて困難だとあらためて思う。シェール革命やコロナウイルスなど、突発的な事象で世界は大きく変化する。変化に対応できるか、変化を楽しめるか、そんなマインドを大事にしたい。
  • アッテンボロー 生命・地球・未来―私の目撃証言と持続可能な世界へのヴィジョン
    GDPの成長を追い求めてきたが、そこには自ずと限界があり、もう自然環境の維持が難しい所まで来ている。
    全世界的な対応が必要だが、権威主義政府や、極右政党の拡大で非常に危うい。
  • 問いこそが答えだ!~正しく問う力が仕事と人生の視界を開く~
    【メモ】
    ・「問う」ということは、自分に対する評価を下されることなく、斬新なことを提案するきわめて便利な方法。問いというのは、自分の意見を強く言い立てるものではない。それは異なる角度や別の筋道からもっと深く考えてみようと促すこと。
    ・答えの価値とは、それによってさらによりよい新しい問いが見つかるとこ...続きを読む
  • 問いこそが答えだ!~正しく問う力が仕事と人生の視界を開く~
    印象に残ったのは、小児科の検査施設で、MRIを子供の喜ぶ場所にしたという話。
    検査なんて楽しくないはず。
    ましてやMRIは音がうるさくて子供は嫌いだろうし、動いちゃいけない検査。
    それを、「問い」ながら、子供の意見を取り入れて、子供が喜んで検査を受けたがるような場所にしたという話は印象に残った。
  • 新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突
    エネルギー問題特に石油を中心として地政学的に今どのような問題が起きているのか、アメリカロシア中国中東など世界中の情勢について語られている。 かなり読み応えのある本。
  • 新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突
    エネルギーと地政学について。大部だがテーマごとに区切られており読みやすい。

    ・供給者として、OPECはもはや重要ではない。産油国としては米国が一位、次いでロシア、サウジの順番になっており、これがビッグスリー。中東はその莫大な埋蔵量と生産量の調節が可能なため、輸入国にとっては今後の重要。
    米国ーシェ...続きを読む
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―
    ハイパーインフレになると日常がどのように悲惨な状態になるかよくわかる。救いが無い。海外脱出しかない。
  • 問いこそが答えだ!~正しく問う力が仕事と人生の視界を開く~
    2022.09.11 問いですね。やはり大切なのは?
    この問いの質をどう高めていくか!そこについては別の本で調べてみたいと思います。