加谷珪一のレビュー一覧
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この本は日本人にとって過激な内容が次から次への紹介されていく。途中で「著者は日本に対して文句を行っているのかな?」と思うくらいだ。しかし、読み勧めていくと「日本人はゆでガエル状態になっているので、もっと世界に目を向け、現実を見て対応して行こうではないか!」と訴えているように思えてくる。Posted by ブクログ
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経済学に関する本、初読み。
導入に色んな具体例が示されていて、初心者にも分かりやすかった。2章から少し専門的な話も多くなってくるが、解説等もついていたので、うんうん考えながらも読み進めることができた。
他国との数字に基づく比較もあり、いかに日本の考えが古く、柔軟さがないか如実に現れているように感じた...続きを読むPosted by ブクログ -
こういった類の本を読んでいる方だと、目新しい情報はなくいつものやつね という印象。
体系的に順序よくまとまっており、読みやすいので、知識の無い人には読みやすいと思います。
結局、生活コストを抑えて収入を上げて投資しましょうという話に行き着くのだと思います。Posted by ブクログ -
お金に対する自分の教養を高められた本。
読もうと思ったのは、お金をどう増やしていく・守るかを知りたかったからだ。大学時代部活しかしていなかった自分はあまりにもそこの知識がなさすぎるのでお金を増やすことは高給取りになることしか思い浮かばなかった。しかし、実際就活をしてそんなに稼げないことを知ってどう...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の意見には、基本納得しました。
ただ、目新しいことは、わたしが一読した限りではありませんでした。日本は、人口減少を主因として経済大国ではなくなるのだから、生産性を上げて、つまり付加価値の高い産業に人的リソースを傾け、国内消費を増やしていくという方向性です。
もちろん理想は、そうですが、
実現は...続きを読むPosted by ブクログ -
著者に書かれていることはおおよそ理解、共感できるものでした。日本はもはや成長を持続する先進国ではない、だからこそ認識を変えて生きていく覚悟が必要だと考えさせられます。Posted by ブクログ
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非常に重要な資産家になるための考え方が書かれている。
金持ち父さん貧乏父さんの主張と同じく、まずは事業オーナーになることから全てが始まると。
「給料をもらう」のではなく、「お金を稼ぐ」という発想が必要。
また、人的資本による収入ではなく、資本から自動的にキャッシュフローが入ってくることが重要。
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もしかして、日本は三流国なのか?という漠然とした不安が、エビデンスを並べて証明された感じ。
残念?ではなくて、むしろ、スッキリ。現実を知ることからしか何も始まらないのだと思う。日本ステキ!すばらしい、と誤魔化しても、どんどん時は刻まれていくのだから。
私の年収、ヨーロッパでは低所得になるの?それは流...続きを読むPosted by ブクログ -
ファクトやデータを活用しつつ、わかりやすく日本が置かれている現況について解説するとともに、コロナ禍の世界・日本の今後の生き残り策などが詳述されている著作。
特に日本においては、コロナ禍の今後の成り行きを懸念しつつ、生活実感を大事にし、優良な国内市場に注目すべきと提起している。他方で、日本人が海外に出...続きを読むPosted by ブクログ -
1・2章はかなり分かりやすい、日本の低迷を表す実例の話。冗長な感すらあったが、3章から経済学的な論考が入ってきて勉強になった。
世界経済が成長し続ける中、良く見ても現状維持の日本は相対的に貧しくなっている。
いまの日本から見ると、新興国の旺盛な消費力や、貪欲に豊かな生活を望み成長を信じる姿勢がただ...続きを読むPosted by ブクログ -
5年前出版の本で加筆修正された文庫本ですが、まさに「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
個人的にインフレと円安方向になるという考えがあるので、考えを補足する上でも読む価値がありました。
歴史と長期的な株価の流れをしっかりと見ることの大切さがよくわかる本です。Posted by ブクログ -
人生100年時代にどうやって自分の生活費を確保したらいいか?僕は自分で守れる範囲は守らなきゃいけないと思って生活しているけど。世の中そうでもない人も多い。正直、お金や制度について勉強しなきゃ家族に弱者が出た時も守れないよ。ヘルプの出し方すらわからままじゃヤバイ。
さて、この本は老後のお...続きを読むPosted by ブクログ -
経済のニュースを読んでいて、なんとなく理解したつもりで読みとばす習慣がついていました。その習慣が少し改善されました。加谷珪一氏「最強のお金運用術」は金利について大変わかりやすく説明をしてくれます。
金利を意識する事は、時間軸を意識する事であり、金利は将来の動きを予測して設定される。つまり...続きを読むPosted by ブクログ -
1.今までスキルを高める方法ばかり着目していて自分の生活と照らし合わせて本を読むことが多かったので、今話題のリベラルアーツ(教養)について読んでみようと思って購入しました。
2.著者は「教養とは、物事の本質を見極めるための総合的な知識や考え方が人格や行動に結びついたもの」と定義しています。これを高...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルはいまいちですが、良い本でした。投資の本というよりマクロ経済学の基本を分かりやすく解説しています。投資でもデイトレーダーではなく、長期的な相場の波を捉えてリターンをあげようという投資家を想定しています。仕事が忙しくてデイトレードはできない人や、じっくり世界のニュースなどから大きな方向性を予想...続きを読むPosted by ブクログ