TONOのレビュー一覧
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ファンタジーの世界観でいろんな悩みをオブラートに包みながら進んでいくこの物語。
完結表示がありますが完結巻ではありません
今後王子の出生の話なども出てきそうでとても楽しみです -
TONOさんの歴代の猫たちを一気に読むことが出来て、楽しいやら懐かしいやら。
もういない子達のことを思うと切ないやら。
しみじみニマニマしながら読ませていただきました(*^^*) -
1話完結のショートストーリーになっていて、切ない話があったり不思議さで余韻が残ったり。好きな話には星5、好みによって3だったりという感じです。
好きだった話を上げると
ある意味ひっくり返した世界になってた意外性と想いに引き込まれた第1夜、
第3夜黒猫と少年の話
ラトルも印象的。4であんな楽園のような...続きを読む -
タニアさん、女王になって政治経済についても学んでいるのに女王として聞かれるのは美容の話みたいなことばかりとか、ああ、そういう作品なのだと分かるエピソードが続いていました。絵柄もマンガらしい線でシンプルに描かれていますが、読み応えがあります。
パッド落下事件とかも好きでした。エキューさん、そんなの入れ...続きを読む -
カルバニアを読むことは最早ライフワーク。
キラキラ宮廷、恋物語…なんかでは全くなく、宮廷を舞台としたキャリアウーマンの生き様を描く物語。家族との確執、仕事、恋愛からの結婚の在り方。今巻では、お家存続。同じ血族の子孫を残す…とテーマがあれこれ展開されていく。
今後も目が離せない。Posted by ブクログ -
買ったはいいけど読めずにいた、重たい重たい話。1巻の感想も書けたら書きますね。
登場人物全員クズという…
チーズにまつわる話と、1巻のマーサの話がかわいそうでしたね。
やっと全ての謎が解けた。
だけど花の病はもう蔓延している。おそらくジャイロも、コロナ=コーラの嫁ぎ先も、助からないだろう。
残酷なア...続きを読むPosted by ブクログ -
前から気になっていたつなみん原作、10人の作家さんが紡ぐオムニバスエピソード。
どれも人間の業の深さが描かれているなかなかにパンチの効いた作品たち。
第10話、世界が終わってから35億年後の世界で新しい生命が生まれている話が、1~9話までの総括にもなっていてとても良かった。
確かにこの話は描ける人...続きを読むPosted by ブクログ -
「世界が輝いて見える」といった死を直視した描写などは、いまの日本のマンガにはあまり見かけないように思われる。世代を超えた怨恨の対立など、現実にも頻繁にありうる歴史的問題が扱われている。しかし、一話完結の連作短編という形式もあいまって、そのような問題の深部に食い込んだ展開には到らないことが多い。問題が...続きを読むPosted by ブクログ
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ひでぇ内容だ、イイ意味で(笑)
その気は全く、一切、微塵もないけど、表紙詐欺の罪でTONO先生を訴えたら勝つ自信あるわぁ、私
褒めるつもりで言うが、昭和臭が漂う古臭い絵柄と、現代人に合わせた黒い笑いを盛り込んだショートストーリーのギャップが凄くて、逆に相性の良さを生んでいる
これまた、私が深読みしす...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりの新刊。
チャリティとフェイスより、同行者が幅をきかせている。
TONOさんの話は物語の基本がきちんとできているので、読み易いし外さない。
しみじみと叙情的に砂漠の終わりを描く。前2巻に比べてややリリカルな作風。
皮肉もあまり無い。
読み易い話になってるが、以前の血を飲ませる女ややさぐれ息子...続きを読むPosted by ブクログ -
初読では海の世界の結末はキャンパスが全部持って行った感が強いことと、現実世界で美和がどうやって立ち直ったのかが書かれないことに物足りなさを感じたが、何回か読み直すにつれ、これしかなかった結末だったと思うようになりました。
まず、三人の人魚の兵隊の選ぶ道。
最強のひとりは人魚を守ることに対する違和感...続きを読むPosted by ブクログ