松浦だるまのレビュー一覧
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少しグロテスクな場面を含むリアルな内容描写が話題の「いぬやしき」と、一番にスリリングな描写が特徴の「累」には、それぞれ支持する読者が多いと思います。この作品では見事にそれを指摘しており、各作品の特徴を分析していて読みごたえがあります。
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ニナが死亡し、ニナになれなくなった累
累の姿で野菊と会い全てを明かし、野菊の顔を手に入れる
野菊、屋敷に火を付ける
その時の火傷により結果的に天ヶ崎と距離が縮まる
マクベス始まるPosted by ブクログ -
野菊はニナ母からスキを見て奪った鍵により、累の家へ侵入、植物状態のニナと意思疎通を図る
だが、ニナの願いはきれいなままだれかのきおくに、だった。そのままニナは死亡
一方、仕事も恋も順調な累
ニナの死によりやむを得ず未来を絶たれ、引きこもるが一度浴びた光を忘れられない
次のターゲットは野菊Posted by ブクログ -
透世に顔を奪われた人物の子が登場(野菊)
地下に監禁され、顔を奪われ続けていた母を見ていた
自身にも戸籍はないが脱走し、復讐を誓う
体を売りながら食いつなぎ、累を探す
ついにひょんな事から二人は出会い、ニナとして友達になる
Posted by ブクログ -
ニナ、ヤンデレ化→自殺未遂→植物状態へ
とっさに顔を入れ替え、植物状態なのは累と偽装
芝居をうち家で植物状態のニナを置いておけることに
そんな中、ニナの両親が登場
母親が娘が別人だと気づくが、これもまた芝居によってうまく騙し通す
サロメ役を演じきれるかPosted by ブクログ -
『それでも町は廻っている』が大好きなので、同じ作者さんの『天国大魔境』の一話が読めてとても嬉しかったです。他にもたくさんの作品の一話が収録させれいるので、目次から読みたい作品にとべる機能がとても便利でした。