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妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
この巻も読みやすくて、話しもとても興味深かったです。夏目の田沼達に対しての気持ちや想いが表面されたことが気に入りました。やはり、アニメ化されて、夏目友人帳の世界にまた飛び込みたい気持ちです。
Posted by ブクログ 2021年09月16日
妖であれ人であれ、繋いだ縁を大切にする、夏目。
そんな彼らの心温まる体験と、友人帳の話。
第百八話・・・空をうねりゆく白龍が落とす鱗。櫛が割れて
落ち込むちょびのために、拾おうと奮闘する結末は。
第百九~百十話・・・穴ボコ事件と塔子さんの話。そして妖の謎。
ミステリの鍵は友人帳にあっ...続きを読む
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