安楽死のできる国

安楽死のできる国

660円 (税込)

3pt

大麻・売春・同性結婚と同じく、安楽死が認められる国オランダ。わずか30年で実現された世界唯一の合法安楽死は、回復の見込みのない患者にとって、いまや当然かつ正当な権利となった。しかし、末期患者の尊厳を守り、苦痛から解放するその選択肢は、一方で人々に「間引き」「姥捨て」「自殺」という、古くて新しい生死の線引きについて問いかける――。「最期の自由」をめぐる、最先端の現実とは。

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安楽死のできる国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    安楽死のできる国。三井美奈先生の著書。安楽死は難しい問題だけれど、個人の意思が尊重されることは素晴らしいこと。オランダは、安楽死だけでなく、同性婚や大麻の合法化が進んでいる徹底した個人主義社会。日本もオランダから学ぶところもあると思います。

    0
    2019年08月12日

    Posted by ブクログ

    「安楽死」を認めている国オランダ。
    かの国で安楽死が他者による恣意的な死にならないようにするためどのような法に則ったルールがあるのか、どんな事例があるのかについて書かれている。
    安楽死について議論するなら一度は読んでおきたい本。

    0
    2013年02月19日

    Posted by ブクログ

    内容もある程度詳しく書かれているし、読み易いので、資料としては有効だと思う。
    詳細を調べる為の足がかりとしても、知識欲を満たす為だけにでも使えるので、「ちょっと興味がある」程度の人にもオススメ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    タイトルからして安楽死肯定寄りの本だろうけど、やっぱりそうでした。オランダにおけるその在り方・来し方を訪ねながら、それを通じて日本での適応可否について問う内容。行き着くところは国民性で、まんま日本に持ち込むのは難しいだろう、と。かくいう自分は、死を選択する権利ってのはあっても良いんじゃないか、と思う

    0
    2016年08月03日

    Posted by ブクログ

    著者自身はあまり安楽死に賛成ではなさそうだが、客観的かつ多面的に伝えてくれていると思う。2003年の本だが、今読んでも参考になった。オランダやベルギー、スイスのその後の動向については、情報のアップデートが必要かもしれないが。

    0
    2014年06月02日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    大麻・売春・同性結婚と同じく、安楽死が認められる国オランダ。
    わずか三十年で実現された世界初の合法安楽死は、回復の見込みのない患者にとって、いまや当然かつ正当な権利となった。
    しかし、末期患者の尊厳を守り、苦痛から解放するその選択肢は、一方で人々に「間引き」「姥捨て」「自殺」という、古

    0
    2011年05月21日

    Posted by ブクログ

    主にオランダにおいて、安楽死が国民にどのように捉えられているのかがわかる。ただ『現状』はわかるのだが、そこに至ることを可能にした歴史的・文化的背景の記述が少なく少々物足りなく感じた。歴史について記している章もあったが、あの箇所で多文化主義のオランダは如何にして成り立ったのかということを説明があれば、

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    オランダはすごいですね。本当に自由。もちろんそれはちゃんとしたプロセスを経てのことだから受け入れられるんだよね。いつか行ってみたいです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    内容:安楽死について考えましょうの本。有名な話ですが容認している国としてのオランダの事情を中心にいろいろ。ちなみに僕は個人(アイデンティティを選ぶ、引き受ける前の主体)の存在を最近ずっと考えているので、安楽死にも結構興味があります。
    感想:分かりやすいのでオススメです。さて、中でもこの問題を考える上

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    自由の国オランダには『死ぬ権利』がある。安楽死法で決められている。
    オランダの家庭医は 患者と密接な関係にある。
    安楽死と自殺の境界線は明確なようだ。

    薬剤を使用して死なせる技術が必要

    0
    2015年07月28日

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