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Posted by ブクログ 2017年07月30日
マイケルルイスの行動経済学本でイスラエル史を読みたくなったので読む。こういう時の定番中公新書のは重厚すぎたので読売支局長によるこの本を選ぶ。手ごろにまとまっておりよい。どういうアイデンティティであれ、個人として厳しい状況にある人が民族などに強い帰属心を燃やしすぎてしまうとなかなかなんだなあ… 見方を...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月10日
[殻の内幕]建国から数十年の間に、度重なる戦争と紛争を重ねつつその生存を保ってきたイスラエル。ハリネズミのように身を守りながら、今や中東の大国として国際社会の行方を決める要因ともなっているその国に赴任した著者が、あらゆる角度から国の外郭をなぞり、内奥に迫った一冊です。著者は、読売新聞の記者として国際...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月17日
イスラエルという国の基本的な考え方が良く分かる本。常に迫害を受けてきた歴史から、自分の身は自分の身で守る、やられる前にやるという意識が徹底している。平和ボケした日本とは考え方が根本的に違う。
・全国民の2%以下しかユダヤ人がいないアメリカが、あれほどまでにイスラエルを支持する理由。米国内ユダヤ人に...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月02日
イスラエルについて引き続き学んでいる。
読んだ順番が良かった。
実際にイスラエルに行き→西加奈子『i』→遠藤周作『死海のほとり』→山井教雄『まんが パレスチナ問題』、で、本書。
土地勘、興味、キリスト教について、パレスチナ問題の概要を知った上で、イスラエルについて政治ふくめてどっぷり知る。
やっとす...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月27日
2010年刊行。著者は読売新聞でエルサレム支局長を務めた記者。
イスラエル=なんとなくブッ飛んでる国くらいの個人的認識だったが、そんな定性的な感覚ではなく、多くの取材を通してこの国のリアルを描く。ユダヤ人票にコントロールされる米国議員、核開発・武器購入に伴う国際社会との駆け引き、ユダヤvsパレスチナ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月07日
「自分たちの国は自分で守る」ことを真摯に実践しているハリネズミ国家。
そのために国家間ベースでの関係性でのアプローチではなく、全世界のユダヤ人ネットワークを活用して、情報や資金を確保するという強固な民族主義を感じる。同様に中国の華僑という存在があるが、ここまで国家を真剣に支援はし得ないだろうと感じた...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月15日
2006~2009年に読売新聞エルサレム支局長を務めたジャーナリストが、1948年の建国以来世界に例のない極めて特殊な国家として存在しているイスラエルについて、網羅的かつコンパクトにまとめたもの。
イスラエルの特殊性は本書の中でも、
◆中心都市エルサレムは、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の三宗教の...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月19日
慈善はヘブライ語つまりユダヤでは正義を意味することばにゆらい、キリスト教では慈愛だから、思想が違う
マーシャル国務長官はイスラエル建国承認に猛烈にはんたいした。でもトルーマンはユダヤ票が欲しくて承認。ただトルーマンはーバプテスト派で、退任後のインタビューでイスラエル承認について聞かれ、私はキュロス...続きを読む
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