百田尚樹のレビュー一覧

  • カエルの楽園(新潮文庫)
    何か元ネタがあるなと思いながら読んでいたけど…
    読みながら気づけなかったのが悔しい!こんなに露骨とは笑
    個人的にはとっても楽しめた、登場人物は実在の人物という事でネーミングが面白い

    読み終わって永遠の0の作者だと知り、「百田尚樹 右」って検索してしまった自分は右左に敏感になりすぎているな…とりあえ...続きを読む
  • 海賊とよばれた男(上)
    本屋大賞作品。出光興産創業者・出光佐三がモデルの小説家だそうです。私はこんな素晴らしい経営者に出逢ったことがありません。国岡鐵造かっこいいです。感想は下巻で。
  • 幸福な生活
    面白かった!
    19話からなる短編集で、どの作品も最後のページをめくると、オチの一行が書かれていて、震撼が走ります。怖いけど、怖いもの見たさで次のお話も読みたくなってしまう、素晴らしい作品でした。
  • [新版]日本国紀<下>
    盛りだくさんの内容で、やっと読み終えました。
    正直疲れました。
    明治維新からわずか40年足らずて大国ロシアを
    破り、白人による植民地化ずるなかで有色人種にどれほどの勇気を与えたか。
    もし日本という国がなかったら、21世紀の世界は全く違ったものになっていたかもしれない。
    20世紀における日本という存在...続きを読む
  • [新版]日本国紀<上>
    日本人として生まれた限りは、日本の歴史を学び直してみようと思ってとった本、
    大変興味をそそられる内容でした。その中で
    日本列島は、太古から多くの災害に見舞われてきたが、その都度力強く立ち直ってきた。
    日本人の持つ独特の忍耐強さ、互いに助け合う心、過去を振り返らない強さ、諦めの良さなどの精神は、繰り返...続きを読む
  • 海賊とよばれた男(下)
    面白かった。
    ノンフィクションであり、フィクション小説という感じか。
    歴史の教科書の行と行の間の物語を読んでいる感じだが、
    石油に対する人類の考えを思い知らされた感じがする。

    史実としてもっと日本人が知るべき作品なのかなと思いました。
    久々によい作品に出合えました。
  • [新版]日本国紀<下>
    下巻も読みやすさは上巻と変わらない。特によかったと思うのは第13章の敗戦と占領、第14章の日本の復興。それ以前の章は知っている歴史を抜群のストーリーテラーである筆者がとてもスマートに(右派である筆者のテイストを本文やコラムに散りばめつつ)再構築したというものでしたが、この2章については、短編的に耳に...続きを読む
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる
    つかみが一番大切。
    人間は、何かを聞かれると、それに答えようとする性質がある。答えがわからなければ知りたいと興味がわく。ただしある程度関心があるものである必要がある。
    人は、常識を揺さぶられると動揺し、動揺をおさめるために話を聞きたいと思う。
    具体的な数字はリアリティを増させる。
    ストーリーがないと...続きを読む
  • 「日本国紀」の天皇論
    面白かった。
    対話形式で読みやすい。

    日本国民であれば、天皇に関してもっと知っておくべき。教科書では習わない天皇に関してよく知ることができた。
  • [新版]日本国紀<上>
    日本史の縄文時代から幕末までを390ページで一気に展開する。様々指摘される筆者の思想はどうあれ、引き込んで読ませる放送作家の筆致の巧みさには脱帽。外向性と内向性を繰り返して発展してきた歴史の流れが、我が国が誇るべきポイントを強調しつつ、コラムで少しだけサイドストーリーに脱線しつつ、それが全体理解のた...続きを読む
  • 日本保守党 日本を豊かに、強く。
    前半は著者2人の
    会話のような文
    昨年日本保守党を
    立ち上げるきっかけとなった
    自民党によるLGBT法案の
    強行採決にまつわる話
    この法案によって
    国民(特に女子供)に
    どれほどの災難が降りかかるか
    の未来予想の話や
    自民党議員の"恥ずかしい行い“
    が書かれている
    それをわかっていて
    これを押し通し...続きを読む
  • モンスター
    永遠の0に引き続き、何年振りかの再読。かなり印象に残っている作品。
    美しければ美しいほど、可愛ければ可愛いほど、人生楽に生きられることは間違いない。ただ幸せになれるかどうかは別の要素がいるのですね。ただ主人公は必死に生きて満足のいく終わり方を迎えたのかもしれない。
    女という生き物と男という生き物が、...続きを読む
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)
    6割ぐらいの理解だと思われる。
    わかったようなわからないような。
    しかし、考え方に概ね同意、賛同。
    自分で満足した時間の過ごし方をしていると思っていても、そう思わされてるのかも、行動させられてるのかも。
    自分の意思だけで生きる、やりたいことだけをして生きるのは、不可能ってこと。だから自分の中での基準...続きを読む
  • 風の中のマリア
    オオスズメバチ視点が新鮮で臨場感とともにすらすら読める この本を読んでから昆虫に興味を持ち、生物学にのめり込んだ
  • 大常識(新潮新書)
    毎回、世相をバッサリ斬ってくれて、とてもスッキリする内容。
    百田さんじゃなければ、ここまで言えない。
    こういう人が、どんどんテレビに出て話してくれれば良いが、左翼メディアは絶対に使わないし、右寄りの局も扱いにくい、、、非常に残念。。
  • 風の中のマリア
    戦士マリアを通じて描かれたオオスズメバチの生態
    ワーカーとして生まれ、獲物を狩り妹達を育て、一生を帝国に捧げる。
    神が設計したような合理性で遺伝子を次世代に繋げる生態を科学的知見に忠実に表しながら実にワクワクする冒険譚になっている。
    繁栄を極めた帝国とマリアの運命はいかに!
  • 幸福な生活
    解説のクドカンに惹かれて借りました。

    「衝撃のラスト1行」ってなアオリがありますが、まさにです。
    久々に、読み応えのあるショートショートを読みました。
    オススメです。
  • モンスター
     とにかく面白かった。男性の著者がどれ程女性主人公の美醜に関する心情を描写出来るか見物だと思っていたが大方的を射ているように思う。
     また、人の奢りや虚飾、自己顕示欲、僻み妬み嫉み等等の人間の弱さに対する著者のシニカルな目線が小気味良い。その格好悪さに気付いていない知性の低さをえぐり出している。ね?...続きを読む
  • 影法師
    光があたった勘一の足元に伸びるのは彦四郎の影 主人公は彦四郎か が光あたらなければ影はできないならば勘一とのダブル主演となるね
    学問、武術に優れていながら
    自分がこう生きよう そうありたいと強く思わなかったのは彦四郎が武士の世の自分の立場というものを知っていたからなのか
    そんな中で
    記憶の奥底にしま...続きを読む
  • 幸福な生活
    百田尚樹さんの本を初めて読んだ。登場人物がすっと頭に入ってくる。短編集で、たくさんの登場人物が出てくるんだけど、ほぼほぼすっとはいってくる。すごいなぁ。どれも面白い内容でびっくりした。解説がクドカンでまたびっくりした。