カエルの楽園(新潮文庫)

カエルの楽園(新潮文庫)

572円 (税込)

2pt

国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。(解説・櫻井よしこ)

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カエルの楽園(新潮文庫) のシリーズ作品

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  • カエルの楽園(新潮文庫)
    572円 (税込)
    国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。(解説・櫻井よしこ)
  • カエルの楽園2020(新潮文庫)
    572円 (税込)
    二匹のアマガエルがたどり着いた夢の楽園は悲劇的な末路を迎えたはずだったが、悪夢の翌朝、二匹はなぜか再び平和な地にいた。今度の世界では、ウシガエルの国で「新しい病気」が流行っていたが、楽園のカエルたちは根拠なき楽観視を続ける。しかし、やがて楽園でも病気が広がり始め……。国難を前に迷走する政治やメディアの愚かさを浮き彫りにし、三通りの結末を提示する、警告と希望の書。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

カエルの楽園(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何か元ネタがあるなと思いながら読んでいたけど…
    読みながら気づけなかったのが悔しい!こんなに露骨とは笑
    個人的にはとっても楽しめた、登場人物は実在の人物という事でネーミングが面白い

    読み終わって永遠の0の作者だと知り、「百田尚樹 右」って検索してしまった自分は右左に敏感になりすぎているな…とりあえ

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    楽園を求めたびに出たアマガエル
    たどり着いたのは正に楽園のように平和な国
    その国には戒律(三戒)があり、それによって平和が保たれているという
    なぜ戒律で平和が保たれるのか疑問に思う主人公は、その後とんでもない事態に巻き込まれていく。
    メタファーが効きすぎて笑える物語だが、比喩の対象が対象なだけに本当

    0
    2024年02月17日

    Posted by ブクログ

    これからの日本を支える10代の方々にぜひ読んでほしい作品。政治への無関心や他人まかせな考えを改めさせられる。

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    あまり良いことではないかもしれないけれど、戦争や政治に関する話がどうしても苦手で本に関しても避けてきました。

    だけどこの本はカエルとカエルたちが住む国が舞台であり、語り口調も絵本のようで、戦争や政治をあまり意識することなく読むことができるのでものすごく読みやすかったです。

    カエルとカエルの国に変

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    事あるごとに飛躍させる思考や、発言、分類する出来事あるよなーと共感。日本全体で起きてる事、政治、国同士の関係について考えてみようかなときっかけを与えてくれる

    0
    2023年11月10日

    Posted by ブクログ

    凄く良い作品。最後の櫻井よしこ氏の解説を含めての作品だと思う。何が正しいかは各個人が考えれば良いと思う。ただ「カエルの楽園(ナパージュ)」が滅びる(変わっていく)フェーズから、最後にローラが放つ言葉までを、日本が陥いる一つのケースとして、考える必要があると思った。自分は、本作品が描いた悲惨な将来にな

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    夜中に読んで、背筋凍った。

    本当に平和ボケしてるんだなあ、、って思ったし政治のこときちんと考えなければいけない、って考えさせられた。

    0
    2023年08月02日

    Posted by ブクログ

    寓話でとても読みやすいのだが、日本を取り囲む情勢のリアルが感じられてゾッとする作品だった。命よりも法を守ることが目的となり、反対意見が抑圧される様子は読んでいてもやもやした。真剣に日本のことを考えなきゃいけないと感じた。

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    カエルだから、ポップな内容を想像して読み始めたけど、とんでもなかった。
    お話の序盤で、あぁ、これは日本社会のこと言ってるんだと気付いた。
    日本社会のことだけでなく、世界の情勢を含めた日本の問題を訴えてるんだろうなと思ったけれど、私に社会の知識があまりなくて、真意を読みとれないところが多かった。

    0
    2023年05月31日

    Posted by ブクログ

    水戸黄門様の印籠のごとく憲法9条を突き出せば、争いごとを避けられると声高に叫んでいる者や現実を色眼鏡で見ている日本人に対し、百田さんが日本を取り巻く現状を分かりやす説いた安全保障の解説書・・・。 いくら安全運転に徹していても事故に巻き込まれることがあるように、戦う意思がなくても向かってくる争いがある

    0
    2023年04月29日

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