中山七里のレビュー一覧

  • アポロンの嘲笑
    3.11か…
    私は、西日本なんで、直接、影響はなかったけど、テレビの映像を見ても、何か映画を見ているのか!フィクションやんな?って思うぐらい、すぐには現実を受け入れる事が出来なかった。
    阪神大震災の方は多少なりとま経験したけど、でも自身には、ありがたい事に何もなかった。まぁ、仕事が流れた程度。

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  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび
    前作よりグロくなくて、多分読みやすいんじゃないかな?笑
    まず最初の事件で目が飛び出るくらいびっくりして、最後の展開にそれ以上に驚いて。やられたーーって感じでした!
  • 贖罪の奏鳴曲
    オーディブルにて。
    何回もどんでん返しがあって面白かった。
    結局裏の裏で表になって、殺意あるんやないかとは思ったけど(笑)
    でも御子柴弁護士の印象が始めと最後でひっくり返るように変わったのが良かった。
  • テミスの剣
    中山七里の作品は過去に5冊読んだ。何れも読んだあと、心に残るものがあって久しぶりにこの本を選んだ。
    新米刑事の渡瀬が鬼のベテラン刑事に付いてかなり乱暴な捜査をし立件した強盗殺人事件。その犯人は死刑執行前に自ら命を絶った。
    渡瀬は、何か心にひっかかるものがあり、捜査を続けた。そしてそれが冤罪だったこと...続きを読む
  • 作家 超サバイバル術!
    面白かった。本を読む人は、少なからず、自分が作家になって、作品が大ヒットし、チヤホヤされて、歴史に名を刻みたいという人が少なからずいると思う。
    作家3人の眼力や分析、見通しが鋭いこともさることながら特筆すべきは、読者ひいては人間の特性を把握していること。人の心の動き、癖、身勝手さなどを把握しているか...続きを読む
  • 能面検事の奮迅
    例の事件を題材に?ってことで、政治の世界の難しい方面?
    の流れかなぁとおもって読み始めましたが、
    まさまさかの怒涛の展開
    んでもって、あっちのお父様登場だったり、ノスタルジアだったり
    廃墟ミステリーだったりと、なんとも各種要素てんこ盛り
    挙句の果てになんともお涙頂戴な展開で、すっかりノックアウトです...続きを読む
  • 能面検事
    不破検事のブレないところかっこよかった!
    何を芯にして生きていくかって簡単に見えて思ってたより難しいんだなーと思った。
    不破検事みたいに堂々としていきたいな。

    ただ職場にいたらどう接したらいいか分からんってなるなーと。
    惣領事務官も応援したくなる!!

    先が気になるので2作目読みます!
  • 悪徳の輪舞曲
    どう決着つけるのか予想がつかなかったけど、最終的にそうきたか!という結末でした。
    シリーズの初めから読んでいるので、どんでん返しがあることがわかっていても今回も驚かされます。
  • 連続殺人鬼カエル男
    どんでん返しあり、大満足。
    精神疾患があるとき、減刑されるということは知ってはいたが、それを刑法39条に規定されていることを知った。これが当事者にとってこれほどモヤモヤすることなのか、というのが、伝わってきて一気読みしてしまった。すごい胸糞。渡瀬さんかっこよ。
    あと、作者の語彙力すごい。

    フレーズ...続きを読む
  • ヒポクラテスの悔恨
    シリーズ第4作。テレビ出演した光崎教授の問題発言をきっかけに、自然死に見せかけた殺人の犯行予告が。県警の古手川刑事は解剖を行うために所轄や遺族の説得に奔走する。「死者の声に耳を傾け」た結果、5件を事件化、最後に殺人予告の真犯人を突き止める。ところで、真琴と古手川はの中はまだ進まないのか!
  • ヒポクラテスの悲嘆
    シリーズ5作。引きこもりや老老介護をテーマにした5篇の連作短編が展開、最後に背後で糸を引く黒幕が明らかに…。光崎教授の手捌きは流石だが今回は古手川の活躍が目立つ。ところで真琴と古手川の仲はまだ進展しないのか!
  • 作家刑事毒島
    毒島さんめちゃくちゃ面白い〜〜〜ッッ!!!!
    側から見るには面白い、
    遠巻きで見ているからこそ面白い、そんな人。

    事件の一つ一つが
    出版社や作家のアレそれに関係していて、
    その点ではとても興味深く拝読した!
    チクチクと刺さりまくる言葉を通過しつつも、
    もっと読んでみたいと感じさせる作品だった…
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  • いまこそガーシュウィン
    時代はまだトランプ大統領の時代のようだ、トランプは口は悪かったけれど戦争は起こさなかった、それに比べてバイデンは何をしてるんだ、民主党はリベラルと言いながら必ず戦争を起こすし日本にとってもいい政権とは言えない。さて本作は話の流れから吹矢を使った犯行だと予想でき犯人の予想もついた、これだけ素晴らしい演...続きを読む
  • 悪徳の輪舞曲
     「贖罪の奏鳴曲」「追憶の夜想曲」「恩讐の鎮魂曲」に続く御子柴礼司シリーズの第4作目が「悪徳の輪舞曲」です。文句無しの星5つでした。
     巻末の解説の冒頭には次のように書かれています。
     『中山七里は七人いる。同業者や編集者の中でまことしやかに囁かれている噂です。中山一里、二里、三里・・・と複数いるに...続きを読む
  • 合唱 岬洋介の帰還
    最高。
    中山作品の主役たち、大集合。
    ヒーロー大集合っ!という雰囲気。
    色々な中山作品を読んでからこの本と出会えて良かった。

    ストーリーも先がよめてはいるものの、飽きさせない展開で、何より紅白歌合戦のようでクセ強人物達が各々大活躍でファンとしては最高の作品でした。
  • おやすみラフマニノフ
    中山七里先生、またもや騙されました!
    最後までしてやられました!このシリーズを読むとドビッシーやラフマニノフの曲を聴きたくなります
    そしてより一層、本に没頭します
  • 能面検事
    文庫の帯で、ニューヒーロー誕生的なことが書いてあったので
    まさか先天的に能面な感じなの?って最初読み始めた頃には思いましたけど
    ちゃんと能面になった理由があってホッとしました
    やっぱり、七里先生の物語は人間ドラマなんですよねぇ〜

    ちょうど中間点ぐらいで理由がわかる感じだったので
    後半戦は俄然気持ち...続きを読む
  • 護られなかった者たちへ
    もっと早く読めばと後悔しています。
    サスペンスはハッピーエンドじゃないので読み始めるのに気がいる。
    この作品は
    「生活保護」「更生」「家族」「愛情」
    フィクションと書いてあっても生活保護の部分は本当にリアルで実際にそうなんだろうなと感じた。
    私達が税金を支払っているのは、医療保険とかを含めて本当に生...続きを読む
  • さよならドビュッシー
    「180度ひっくり返される小説」というテーマで紹介されていた本だったので、「だまされないぞ!」と意気揚々と読み始めたのですが、すっかり騙されました笑

    ここが伏線だぞ!とわかるようなヒントもちりばめてくれているのに、伏線の意味がわからず、ようやく最後の種明かしで「あぁ、そういうことか」と腑に落ちまし...続きを読む
  • さよならドビュッシー
    有名だし今更読んだ感は否めないけど
    読み終えて良かった〜という感じ。

    特にそこまで情報なく読み始めたから
    この黄色の装丁の可愛さから
    吹奏楽系部活キラキラ青春物語かと思ったら
    とんでもなく騙された!!

    展開も見事に吸い込まれるし驚きもあって
    文量はあるけどあっという間に読み終えました。