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アルゴスの黒太子とあだ名された風雲児スカール。しかし、人跡未踏の地ノスフェラスから戻った彼には、かつての面影はない。手兵を失い、最愛の妻リー・ファイもイシュトバーンの手にかかり倒された。自らは病を患い、やせ衰えパロの援軍により救出されたのだが、パロの宮殿もスカールにとって決して安息の場所ではなかった……。第25弾。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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Posted by ブクログ
スカールがパロに軟禁されるところから話は始まる。この巻はかなり読み応えがある。特に登場人物のそれぞれが良い塩梅に活かされていて、同じ出来事をとっても十人十色で受け止める内容が異なることを上手く表現しているように感じる。 スカールの妻であるリーファをイシュトヴァーンが殺した訳だが、ベックは心から同情し...続きを読む、リギアはイシュトヴァーンに執心していたナリスの気持ちを心配し、リンダは久しぶりの消息に愛慕の念を強くする。リギアとリンダは似ていないように見えるが、一人の男のために起こる他人の不幸を気にも留めないその一途さは似ていると言える。アムネリスさんも同じかな。男に依存しやすい気質なのだろう。作者が描く女性像はそういうものなのかもしれない。しかし、このような部分が彼女たちの特色を強くしているといえるので、このシリーズの強みにもなっていると思う。 それにしてもスカールは魅力的だ。まぁ、草原の掟は基本的にDQNルール全開なので、現実にいたら決してお近付きになりたいとは思わないが…。 そして何よりこの巻が良かったのは、レムスはカル=モルに半ば乗っ取られていることがハッキリと分かった事だ。レムスに対して感じていた違和感と反感が一気に解けて、解決すべき問題が分かったような気持ち良さを感じた。 そして意外や意外。スカールが最後にパロから無事出立できるとは!いや、まだ無事と決まっていないが…。続きが気になる!
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栗本薫
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