私小説の検索結果
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P+D BOOKS 帰去来 ~太宰治私小説集~
旧家に生まれた“暗い宿命”を描く私小説集。 名作「富嶽百景」を含む、太宰の私小説で構成したアンソロジー集。 明治42(1909)年6月、太宰治こと津島修治は青森県北津軽郡に誕生、のちに遠く東京にあって望郷の念を募らせていた。 津軽での幼・少年期を“遺書”のつもりで書き綴った処女作「思い出」で文壇デビューを果たし、その後、兄との不和から十年ぶりとなった帰郷を描いた「帰去来」や、母危篤の報を受けての帰郷を描く「故郷」、そして、時局差し迫る中での津軽旅行をまとめた「津軽」と、旧家に生まれた者の暗い宿命を描いている。 解説を同じ東北出身の作家・佐伯一麦氏が特別寄稿。 -
私小説を歩く
近代文学の根を掘り起こす旅 日本文学の根幹〈私小説〉──その系譜を歩く 告白と創作の狭間で、作家たちは何を見たのか 尾崎一雄、嘉村礒多、八木義徳、太宰治……。命を削って書いた作家たちの現場を訪ね、彼らが遺した“文学の血脈”をたどる八年の旅。 本書は作家・作品論ではなく、なぜ彼らが小説を書いたのか、どうして小説を書くようになったのかを訪ね歩いた随想である。(中略)草木を見るように自分たちの身近な世界を書く。良くも悪くもそれが逆に「生きる」という大きなテーマを創出しているが「私小説」とはそういうものではないか。(「後書き」より) 【目次】 第一回 尾崎一雄、第二回 嘉村礒多、第三回 八木義德、第四回 藤枝静男、第五回 葛西善蔵、第六回 岡田睦、第七回 川崎長太郎、第八回 徳田秋聲、第九回 古木鐵太郎、第十回 三浦哲郎、第十一回 野口冨士男、第十二回 岡松和夫、第十三回 田山花袋、第十四回 和田芳恵、第十五回 耕治人、第十六回 上林暁、第十七回 宇野浩二、第十八回 岩野泡鳴、第十九回 木山捷平、第二十回 高井有一、第二十一回 坂上弘、第二十二回 辻章、第二十三回 太宰治第二十四回 檀一雄、第二十五回 秋山駿、第二十六回 安岡章太郎、第二十七回 島崎藤村、第二十八回 森内俊雄 【著者】 佐藤 洋二郎 佐藤洋二郎(さとう ようじろう) 1949年福岡県生まれ。中央大学卒。作家。元日本大学芸術学部教授。放浪癖があり全国の神社・離島巡りを趣味とし、神社は数千社、離島は百数十島を歩く。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。
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