小林秀雄の作品一覧

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作品一覧

2021/11/04更新

ユーザーレビュー

  • 人間の建設
    日本を代表する数字者と批評家の対談。150ページほどで読みやすいように思うのだが、あれって改めてどういう意味なんだろう?と再読したくなる一冊。

    扱うテーマごとに広さと深さが感じられる。ドストエフスキーとトルストイのやりとりはその象徴。
    ①数学を扱う岡潔が人間理解についてとても執着している点、②批評...続きを読む
  • 人間の建設
    ただのメモ

    無明≒小我≒西洋的な自我
    人は自己中心に知情意し, 感覚し, 行為するものであるが, 自己中心的な行為しようとする本能のことを無明という.
    岡潔は無明をおさえれば, やっていることが面白くなってくるというが, これは無明を超えた真の自分の心, ユングでいう自己から俯瞰してみるということ...続きを読む
  • モオツァルト・無常という事
    美麗な文章で綴られる芸術論ですが、アイロニーやユーモアもあり批評のレベルにとどまらないと思う。
    豊かな歴史的観点からの考察もさすが。
    「骨董」に関する氏の「骨董の世界が所謂「美術鑑賞」と異なるのは、品物を買ってから始まり、そこから品物が此方の生活に触れてくるのだ」との下り、サブスクとレコード購入の違...続きを読む
  • 学生との対話(新潮文庫)
    ものを考えるということ、ほんとうに知を愛し、表現する存在を愛しているのだと思わずにはいられない。
    驚き、考え、疑い、そして信じるということに出会う。そしてまた疑う。上手に質問するということは、答えを出すことではなく、その問い自体を問い続けること。生きること死ぬこと、そこから出発しなくて何を問うという...続きを読む
  • 人間の建設
    読んでいて、心が落ち着いた。

    情緒、詩人。
    落ち着いて読めたのは、岡潔さんの言う詩的なところが、この対談にもあったからでしょうか。

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