国内ミステリー - 徳間書店作品一覧
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4.5ハンサムな青年実業家は、実は幽霊だった!? 彼に頼まれ、殺人犯を探す有利だが、 第二の殺人に遭遇し――。 彼を殺した犯人は誰? OL探偵・有利の大活躍。 伊原有利はNデパートに勤めている、二十六歳。 容姿は人並みだが彼氏なし。 素敵な出逢いを求めて出席するパーティーでは いつも壁の花。そんな有利の平凡な人生が一変した。 いつものように出席したパーティーで、 ハンサムな青年実業家・沢本徹夫にダンスを申し込まれたのだ。夢心地の有利。 だがなんと、彼は幽霊だった! 驚く有利に沢本は、 自分を殺した犯人を捜してほしいと頼む。 彼を殺した犯人は誰!?
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-子規、虚子、漱石、芭蕉、龍之介。文豪の名句にちなんだ怪事件! 江戸川探偵長以下、横浜ハート探偵局の面々は、俳人・佐々木律二が主催する俳句の会「四季」に入会することになった。さっそく江戸川が有馬温泉への吟行句会に参加したのだが、そこで事件が発生。宿泊した旅館に隣接した竹林の中で、男の刺殺死体が発見された。その胸の上には子規の名句が書かれた一枚の紙が。同時に「四季」メンバーの草野愛香が行方不明になるが…。鎌倉、横浜、日光、そして芦屋と続く吟行会で虚子、漱石、芭蕉、といった文豪の名句にちなんで次々に起こる怪事件。渾身の文芸連作ミステリー。 本作品は「鎌倉―芦屋殺人紀行」を加筆修正した新装版です。
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-新宿オフィス街で見つかった女刑事の白骨死体。 その死の背後には、警察内部の不祥事隠蔽や、権力をめぐる暗闘、政官を巻き込む巨大な闇が。彼女の無念は晴れるのか。 新宿高層ビル街の一角に沖幹次郎、村井貴里子らK・S・P特捜部が駆けつける。 植え込みから白骨体が見つかったのだ。 身元は警視庁捜査二課の溝端悠衣警部補。 死亡前の動向を探ると、未解決の轢き逃げ事件を単独捜査していた形跡が浮上。 被害者は暴力団組員で、溝端は保険金の受取人である婚約者とも接触していた。 彼女が秘密裏に突き止めようとしていたものとは。 事態はやがておぞましき全貌を――。 警視庁歌舞伎町特別分署KSPシリーズ第3弾!
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-「遺産相続争い」小説、決定版! この財産、めったな奴にやれるものか--。 河原専造は余命半年と宣告された。唯一の相続人は年若き後妻。 しかし彼女が遺言状の有無を弁護士に問い合わせていたことを知り、専造は激怒。過去付き合っていた四人の女が生んだ子供たちを探し出し、遺産の相続人に加えることにした……。 莫大な遺産をめぐって人間のあくなき欲望が絡み合う著者の代表作。江戸川乱歩が激賞した名作、ついに復刊!(解説:縄田一男) これは私が書いた最初の推理小説である。 それまではわずかの現代小説を除き、ほとんど時代小説であったが、たまたま、故江戸川乱歩氏から、推理小説を書いてみないかとの誘いがあり、かなり躊躇してから、執筆にとりかかった。(中略) 第一回が載ると、すぐに江戸川氏から、非常に面白い、従来の本格スリラーとは全く別のものができそうなので大いに期待していると云うお手紙を頂き、少々良い気分になって書きつづけたのを覚えている。 (本文「あとがき」より)
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4.51970年代の川崎。地元漁師たちには、漁業権や船舶の買い上げと補償金を巡り、分断と対立が生じていた。また朝鮮や沖縄からの流入者が多く住民感情は複雑化していた。そんななか、多摩川河口に矢代太一の溺死体があがった。彼は漁業権問題で漁民をまとめる交渉役だったが、それゆえに一部の漁師から恨みも買っていた。遺体には複数の打撲痕が認められた。また遺品にはキーホルダーがふたつあり、自宅以外にも家があるようだった。川崎署のデカ長、車谷は捜査に乗り出す。矢代は補償金で食堂を始めたが、妻の死で店を畳み、いまは次男と暮らしていた。被害者の足取りを追ううちに、矢代は居酒屋で飲んでいるところに若い女性からの電話で、慌てて店を出て行ったことがわかった。事件が報道されると、矢代と義理の娘に部屋を貸したという夫婦から連絡が入る。矢代に義理の娘などいない。車谷たちは不審死の背後に横たわる深い泥沼に足を踏み入れることに…
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4.7第26回大藪春彦賞候補にノミネートされた「川崎警察 下流域」の第2弾。 神奈川県警川崎署のデカ長・車谷一人(くるまだにひとり)の活躍を描く、長篇警察ミステリー。 京浜運河沿いで死体があがった。身元は暴力団員、伊波肇の母親照子。 陰部をナイフで抉られ、腹部から腸がはみ出る陰惨な殺しだ。対抗する組の犯行か? だが、家族には手を出さないのがヤクザの掟だ。それが破られたとなると、報復の連鎖で大変なことになる……。 発見現場に臨場した川崎警察署捜査係デカ長の車谷一人は、軽のバンの荷台から不審な荷物を下ろして走り去ったふたり組の男がいたことを聞きつける。男の一人は足を大きく引きずっていたという。 被害者は故郷の沖縄に里帰りし、事件当日午後二時着の飛行機で羽田空港に帰ってきた。だがその後の足跡が不明だった。 翌年五月に沖縄は本土返還を控えており、帰郷はそれからの方が便利ではという大家に「返還されてからでは、遅い」と伝えたという。 捜査を進めるうちに、空港から照子を軽バンに乗せたのが、死体発見現場で目撃されたふたり組で、どうやら照子の知り合いらしきことがわかった。 有力容疑者として浮かびあがった男を、全力で探す車谷。 だが、予想外のところで別の殺人事件が起きた。被害者は沖縄の開発や本土との交流に尽力しているという大阪の会社社長。 本土復帰を目前にした沖縄を食い物にしようする者たちの暗躍が明らかになるにつれ、ふたつの事件が絡み合っていく…… 好評『川崎警察 下流域』が第26回大藪春彦賞候補となった著者による、書下ろし長篇警察サスペンス第2弾!
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4.0少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 野上探偵と俊介の許を訪れた中垣弁護士が依頼したのは、 街で最古の劇場、銀扇座で二十年ぶりの復帰公演を行なう往年の人気女優、百嶋美也子の警護だった。 一週間前、美也子の許に届いた復帰断念を求める脅迫状、 そこには警告を無視すれば美也子のみならず周囲の者たちも血の裁きを受けることになると告げられていた。 美也子の過去に何かがあると推理した野上と俊介が調査すると、 二十年前にも美也子は銀扇座で、同じ演目を上演していた。そして予告どおりの惨劇が… 周到なトリックで描く書下し長篇全二巻。 ※本作品は、「銀扇座事件(上)」を加筆修正した新装版です。
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4.0少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 父の行方を捜してほしい、石神探偵事務所に現れた中井田は切り出した。 依頼者の父は一代で財閥にまで成長させた会社経営を親族に譲った後、西巻村に移り住み仏像彫刻を始める。 二年前、莫大な資金を投じて巨大な釈迦涅槃像を作った直後、謎の失踪を遂げたのだ。 探偵・野上栄太郎と助手の狩野俊介は事件を洗い直すため現地へ赴く。 涅槃像は内部が刳り貫かれ、お堂と宿坊が造られていた。 完成披露で集まった中井田家の親族と同宿した晩、惨劇が起きた。 次々と襲われる親族たち。野上は犯人を目撃するが、その姿は…。 ※本作品は、「久遠堂事件」を加筆修正した新装版です。
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-京都美大生の藤井美和と池内冴子は、ある日著名な彫刻家・加川昌に嫁いだ三和の姉・雅子を神戸に訪ねた。チャイムに応答がなく、不審に思った二人が塀を乗り越えアトリエに回るとガスの臭いが……。中には瀕死の雅子が倒れていた。昌の愛人問題で夫婦仲は冷えきっていたらしく、自殺未遂説、失踪した昌の殺害説、遺産狙いの共謀説が飛び交う。美和と冴子も事件解明に乗り出すが……。軽妙タッチのミステリー。 ※本作品は東京創元社、徳間書店で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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3.0父の跡を継ぎ、浅草で「鮨芳」を営んでいる鮨職人・山内鬼一は、 ある日、常連客の花房潤一の訃報を聞く。 彼は、地震の被害に遭い避難所にいる別居中の妻の様子を見に鴨川へ行ったとき、余震に巻き込まれたと思われたが、服毒死と判明。 おまけに彼には、祖父の莫大な遺産が従妹たちとともに入ることになっていた。 山内は、母親のタツと事件の謎に迫るが、まもなく第二の殺人が起きる。 (『浅草殺人案内』改題) プロローグ 第一章 三人の相続人 第二章 揺れる房総 第三章 避難所の死体 第四章 三つの疑惑 第五章 電話の声 第六章 毒物の経路 第七章 二本のジョニ黒 第八章 第三の死 第九章 新たな容疑者 第十章 押入れの死体 第十一章 積まれた寝具 第十二章 偽りの調査 第十三章 消えた遺産 エピローグ
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3.0ネット犯罪、新興宗教、人身売買、無差別テロ。 日々増加し、進化する犯罪。 その凶悪化、複雑化に対応するべく、 ある警察幹部から元公安の橋本に密命が下った。 超法規的措置も辞さない特殊部隊を組織せよと。 正義漢ゆえに暴走し、窓際になっていた 彼の元に集まったのは、元ハッカー、元死刑囚、 元国税庁職員とそれぞれの分野に秀でているが、 ひと癖もふた癖もあるヤツらばかり。 闇に蠢く犯罪を殲滅すべく 法律ギリギリの最強(凶)部隊が活躍する 危険でスリリングな 痛快アクション・エンタテインメント! 大藪春彦賞の候補になった『カミカゼの邦』の著者・ 神野オキナ氏の書下し新作は、 違法すれすれに正義を守るヤツらが活躍する 痛快アクション・エンタテインメント!
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4.0シリーズ累計37万部突破! 「脳科学捜査官 真田夏希」の著者が放つ 新感覚旅情警察ミステリー第五弾! 殺人事件の裏に、海中財宝伝説あり! 資産家の老人が遺体で発見されたのは、 伊根湾名物「舟屋」に収められた 和船のなかだった。 地方特別捜査官の朝倉真冬は疑問を抱く。 犯人はなぜ、約二百三十軒ある舟屋のなかからここを選んだのか。 地元警察はこの点に迫ろうとしない。 故意の捜査遅滞を疑いながら独自調査を進める真冬は、 伊根湾沖の財宝引き揚げをネタにした出資詐欺事件に辿り着き――。 首謀者の素性が明らかになったとき、真冬は父殉職にまつわる衝撃の事実を知る!
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