るいさんのレビュー一覧

幸せになれる二人

1冊全て表題作。親に捨てられた孤児院育ちの攻めと母親を亡くして残った家族には冷たくされる受けが、惹かれ合いながらもすれ違い、幸せになるお話。
最初はお互いが生きてくのに必要だから一緒に居て、何時しかお互いが恋をしていたのだけど、受けの家族が攻めを受けから離そうとするところから話がスタート。
受けの父親、頑なに攻めだけに色々としようとしていて、あまつさえ無理矢理受けから引き離そうとしておいて、途中「受けにどう対応したら良いか分からない」なんて弱音を吐くシーンがあるのですが、それで同情は出来ないなぁ。
しかも最後、受けを「食事」に誘うのだけど、図々しいとしか。受け入れる受けは、強い子だなと思...続きを読むうけど……(その為の描写？)
攻めと受けが幸せになってくれたのは嬉しいけど、受けの家族にはモヤモヤするので星1つ減らしました。

メチャクチャ可愛い！

無表情無気力に見せて、実は物凄く幼馴染みの受けが大好きな攻めと、幼馴染みの攻めに友情しか感じてないけど、気持ちの良い事に貪欲で、鈍感な流される受け。
当初攻めからしか矢印出てないけども、えっちな事が大好きな事で着々と開発されつつ、同時に受けが攻めへの想いをちゃんと自覚していくので、高校生の可愛い恋愛って感じです。
受けが、攻めの想いの大きさを知る日がくると良いなと。

ただのクズ攻めじゃない

高校時代に受けが憧れていた王子様が、再会したらクズだった。と言う導入から始まるものの、最終的には受けが大好きなイケメンと過去も今も攻めにメロメロの受けのお話しです。
エッチなシーンもしっかりあり、過去の思い出も織り混ぜつつ二人の恋愛過程もしっかり描かれていて、良いです。
攻めの中身も勿論好きなものの、兎に角見た目にメロメロな受けが可愛いです。これはもう、世界をひねて見ている攻めも絆されて仕方ないです。

オメガバースで動物特性もあって

オメガバースに動物特性(補食者、被食者関係)もあって、より複雑な人間模様になる世界観。
イケメンキツネα×地味ネズミΩで、何もかも正反対な二人なのに、だからこそ相性バッチリ。
どう言うところをお互い好きになったのかが丁寧に描かれていて、それでいてエッチなシーンもたっぷりあって、凄く好きなお話しです。
受けの本性であるネズミの姿が、とにかく凄く可愛い。

キラキラしていて可愛い恋

元野球部で怪我で引退を余儀なくされて、家庭環境もあって拗ねた攻めと、そんな攻めを一目見た時から怖がる事なく憧れて慕って、救い上げる、眼鏡を外したら可愛い受け。
青春でキラキラで、素敵な恋の一幕。
ベタと言えばベタ。
でも、恋をしていく描写が丁寧で綺麗だなと思いました。
付き合った後のイチャイチャを、もっと見てみたい2人です。

もちもちに癒される

物凄くしっかりしたSF(すこしふしぎ)な世界観が見えるのだけど、それはそれとしてプリンタニアが可愛くて癒される。1巻以上に色んなタイプが居る事が分かって、我が家にも一匹欲しい……。
嫌な人間も出てこない、癒される一冊だと思う。

可愛い

兎に角、可愛い。私もこの会社で働いて、モフモフしたい。癒やされます。

猫になった主人公が猫になってしまった事を素直に受け止めてるおかげで悲観する場面もなく、猫になって色々な事がどんどん好転してく、全員ハッピーな物語なので、ストレスなく読み進められます。可愛い。

アクション×バディもの

心優しく信念を持った敏腕刑事とかつて堕天したルシファーが、凸凹ながら七大罪の起こした事件の真実を追う……好きな人には刺さりまくる漫画でした。
緻密に描かれた画面とアクションと、凄く良いです。
巻末で、「編集からの助言」を全部無視したってあったのですが、正直助言通りにしたらむしろつまらないのでは？と。

テンプレ設定と思いきや

SNSで上げられていたのを見てから、発売をずっと待ち望んでいた作品です。買って損はなかったです。
SNSの短編も良かったですが、それとは違ってストーリーがしっかりあり、絵も丁寧に描かれており、とても面白かったです。
悪役令嬢転生もの、と言うテンプレが出来上がり、色々な作品は出てきましたが、この主人公は美人の中身が「人の良い、オタクなおじさん」で、持ってるチートも「飛び抜けたものではない」ので、あるある設定にモヤを感じる人にとってもストレスなく読めるのではないかと。
乙女ゲームの世界観でおじさんの起こすギャグもテンポ良く、続きが待ち遠しいです。

続編も面白い

元悪役令嬢と旦那さまは新婚ラブラブ、なのに周囲はそう見ないと言うギャップにより起きる一騒動。
元悪役令嬢は決して善人ではなく、だからこそ人を惹きつける美しさがあり、義理の息子はとんでもなくイケメンで、そんな中旦那さまはだんだん愛嬌溢れる様に見えてくる。続編が欲しい。

面白い

まず、絵が綺麗。すごく好みです。
よくある悪役令嬢ざまぁネタではありますが、没落する筈の令嬢が枯れ専だった事により世間一般では忌避対象の旦那さまと愛し合えたり、その旦那さまは見た目以外は超優秀で嫁の為に辣腕を振るったりと、短いページ数で読み足りないと思うくらいに面白かったです。

俺様はおよびでない

出会った瞬間からリオルしか目に入らないシャリーナと、自分に自身のない地味男子リオル。そんな二人の恋物語を邪魔する俺様王子。が、織り成すラブコメ（？）
シャリーナは徹頭徹尾リオルしか目に入ってないのに、「シャリーナも自分を好き」と思い込んであれやこれでヘイトを溜めて、リオルの優秀さを際立たせて、最後は完膚なきまでにやられる俺様王子。とてもざまぁです。
物語に散りばめられた装置が後になって驚く方法で活かされたり、名前しか出てこないのに妙に存在感を放つシャリーナの実家の使用人が面白かったり、シャリーナの一途さとリオルの徐々に惹かれてく恋物語の素敵さだったり、とても面白いお話です。

もちもち可愛い

新しい生物プリンタニアが、もちもち可愛い。無表情な様でいて感情豊かで、飼い主佐藤に懐く姿も癒やされる。佐藤の友人達も個性的で、ほのぼのする。でも、佐藤とすあまの住む世界は俗に言うディストピアなので、その部分に気付くと少しぞっとする。不思議な世界で癖になります。

過程まで素敵な恋愛

過去からきたギャングと平凡なサラリーマンの出会う事のなかった二人が、運命のいたずらか出会い、奇妙な同居生活を始めて、恋に落ちる。
受けは最初は攻めに怯えているものの、寄る辺ない攻めの世話を懸命に焼き、時に反発し、攻めも次第に「普通」に慣れてと、兎に角二人がお互いを意識し合う流れが素敵。
勿論、付き合ってからの甘々な雰囲気やセックスもエロくて最高。
最後は、お互いがお互いを好きって気持ちに溢れてる、そんな素敵な一冊です。

凄く可愛い二人

最初は攻めの一方的な感じのかなと思ってたところ、段々と二人の思いのバランスも取れて、破れ鍋に綴じ蓋な感じもしつつ、ヤンデレな攻めを受け止められる受けの可愛さと一皮剥ける攻めのハッピーエンドで、とても良かったです。凄く読み易かった。