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メロディーの深め方
情緒のメロディーを深める。これによって世界から歓びを得ることができる。どんなに世界が素晴らしくても、メロディーを奏でる琴線緩んでいては、メロディーは響かない。メロディーを深める方法を筆者は伝えたいのだと感じた。
#感動する
ただ咲く
スミレはただスミレらしく咲いていればいい。なぜ咲くのかなどは考えない。これは世界に対する絶対の信頼が為せる技だと思う。世界は美しくできている。数学もまた。
初めて
初めて、筆者の作品をまともに読んだ。とても面白く、今まで読まなかったことを悔やむと同時に、独特のリズム、語り口調、構成の匠を理解するにはそれなりの人生経験が必要なのかもとも思った。
#ドキドキハラハラ
事実は小説より
筆者の描く史実は架空の物語をしのぐスリルを与えてくれる。世の中とはこんなに濃密な事実で満ち溢れているのかと。
試し読み
わかりやすい
人生の何に価値を置くか。キリスト教的な考え方を理解できずにいたが、この著書を読んで初めて、すんなりと頭に入ってきた。
人とのつながり
人とのつながりに、場所は意味を持たなくなってきている。同じ国、同じ町、おなじ家にいたところでつながりをもてるとは限らない。地球の反対にいる人と分かり合えることもあるだろう。筆者の大胆な設定は、読み手に様々な思考を促す。名作とはそういうものを指すのだと思った。
世間との隔絶
ロビンソンクルーソーにしても、巣穴にしても、断食芸人にしても、世間との隔絶から自己の内面を追求せざるを得ない筆者の苦悩が表れてきているように思った。自分を理解してくれる人に囲まれているなら、これらの作品は生まれるはずがない。
人生の孤独
筆者の話には、他者の自分に対する無理解が、現れているように思う。それは不平ではなく、あきらめでもない。それを知った上で、あがく人々への応援ともとれる。
生の追求
ただ生きること。天敵から身を守り、食事を得て、子を育てること。これらは尊く、ないがしろにできるものではないと思う。しかし、それらと同等の強い想いを別に持つことができたなら、人生に強靱さが加わる。
想いは月にまで
筆者の小説・エッセイでは、身近でありふれた題材を繊細で新鮮な視点で垣間見ることができるので楽しい。遠い宇宙空間でさえも筆者の世界に取り込まれてしまうのが、筆力のなせる技なのだと思う。
人とルール
カンボジアの歴史。ルールをここまで大胆に根底から覆すゲームは、聞いたことがなかった。そこにどんな崇高な理念があっても、他者を踏みにじるルールが人々に受け入れられるはずがない。過去の日本にも通じるものがあると思う。 ルールは平等をもたらしても、自由を損なう。自由と平等のバランスは集団生活の永遠のテーマなのかもしれない。 個人的には、ルールは誰かから与えられるものではなく、一人一人が育んだものを持ち寄って作れたらと考えるが。
記憶
ただ生きること。生物学的にはそこに意味はないのかも知れない。遺伝子の連鎖に過ぎないかもしれない。でも、人の記憶を覗くと、そこには意味のある世界が広がっている。
アーニャがとても魅力的。かわいい。子供の心の代表として描いてくれている。大人がすべきことは、この心を守ること。それ以上に大切なことなんてないはずなのに。世界はどうしてこうも複雑なのか。
共生というテーマ
筆者のテーマ選びにはいつも感嘆させられる。物語はミツバチを通して、一貫して共に生きることを見つめているように思う。人もミツバチも一人で生きられはしない。そのことをミツバチの克明な生態を軸に、見事に浮かび上がらせている。
切り取り
歴史って、人生って、こんな角度からも切り取れるんだ。筆者の作品は読むたびに気付かせてくれる。戦時下の状況を刑務所から眺めるという発想はこの本を読まなければ一生持たなかったと思う。
閉じた世界の恐ろしさ
狭い世界に閉ざされた人々にとって、長年培われた常識は絶対のもの。とはいえ、外の常識とここまでかけ離れてしまうものか。それでいて、外との繋がりは捨てきれない、人の性が恐ろしく、そして悲しい。
友情と打算
友情に打算は付き物なのではないか。友情を大事なものと崇めすぎて、純粋でなければいけないという思い込みがあると思う。しかし、打算を含め清濁併せ持った友情こそが人間的で、強いものになるのだと思った。
世界の大転換
今まで当然と思っていた世界。これが180度変わってしまう驚愕。漫画だから味わえる経験だと思っていた。まさか生きている内に現世界でも味わうことになろうとは。 漫画の世界の大転換は気楽にスリルを味わえて楽しい。
生と死は表裏一体のもので、すぐ死が待ち構えているように思っていたが、もしかしたら生と死の狭間には複雑で混沌とした領域があって、一足飛びに超えるようなものではないのかもしれない。その領域について深く考えさせられた。
知の探求
検索一つで知識を得ることができるように思われている昨今であるが、本当の知を得るということはここまでの努力を必要とするのかもしれない。
目を離せない展開
作者の徹底した現実感の表現は、どの作品でも心を捉えて離さない。関係が薄いのではないかと訝るプロローグが物語の大きな問題と深く関わってきたり、物語の中では些細な出来事に過ぎないのではと思っていると、皮肉なエピローグにつながったり。単なる事実の羅列のように見えながら、小説としての構成の見事さもその一因かと。
祈り届かず
筆者は祈りにも似た気持ちで、連綿と続いてきた防災意識が人々を守ってくれると信じていたのだろう。しかし現実には、その象徴である田老町の防潮堤をあざ笑うかのように、津波は遙か上を越えていった。期せずして、筆者の詳細な記録が平成の大震災の恐ろしさを際立たせる結果となっていることが、唯々つらい。
見えない圧倒的恐怖
普段は姿を見せない圧倒的な力ほど、恐ろしいものはない。筆者が描く津波や吹雪然り、この作品の羆も恐ろしいことこの上ない。ゴジラで描かれているような、人の行為に対する自然界からの戒めといったテーマも読み取れる。
手に汗握る
時代も場所もかけ離れ、歴史上の偉人の出来事でありながら、目の前で繰り広げられているかのような緊迫感を醸し出す。筆者の作品はいつも一気に読み切ってしまう。