感情タグBEST3
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推しの雪哉のひねくれっぷりも堪能でき、市柳さんとのからみもいいし、成長っぷりが凄かった!
学園で仲間を見つけていく展開、それぞれが背負ってるもの、読み応えがあった。
新しい仲間
新しいキャラクターはとても魅力的だ。雪哉はどこにいても計算高く、強い。腹を括った雪哉は若宮を護るためならどんなことでもするのだ、たとえ化け物になろうとも。勁草院での院生たちとの出会い。わずかなこの数年の雪哉を思うと、この後にくる猿との決着は辛い。
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面白かった!!
雪哉がハイスペックに成長しすぎて末恐ろしい……
一度覚悟を決めたら有言以上のことをやりきる男になってしまって、頼もしくてかっこいいんだけど少し寂しいなぁ。
雪哉が若宮のことを慕って付いているんじゃなくて、故郷を守ること=金烏である若宮を守ることってスタンスだからか、若宮との関係がただの主従ではなくて、どちらかと言うとバディ感があるとこが面白いなって感じました。
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喧嘩の時の雪哉が生き生きしてる。
周り必死なのに楽しそう。楽しそうに煽ってる。
思わず笑ってしまった。
喧嘩する「あいつら全員」に含まれた院士。
喧嘩を最初に売られた院士。
盤上訓練は雪哉だからこそ気付いて、上手く利用できた事ですよね。
翠寛院士が少し哀れに思う。
嵐試で普通で勝つつもりだった雪哉。
猿の件で短期決戦に変わったし、相手に悪いと思ってる雪哉。
敵にしたくない。
真の金烏は代々記憶を継承していて、でも当代は記憶が無い。
恐らく原因である先代は山内を守るように門を閉ざしていた。
百年前の黄烏がした歴史書の編纂は山内を守るためのような気がする。
新しい事が分かって、分からない事が増えた。
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八咫烏シリーズ、毎回テイストが違うのに、なぜ毎回こんなに面白いのだろう
ハズレがない
学園ものもいいですね
雪哉と若宮の名コンビの頻度はかなり少ないですが、今回新たに登場する雪哉と同世代のキャラがみんないい!
私は明留が一番好き
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今作も面白かったーーー!!!
読めば読むほど味が出て、登場人物が好きになります。
新キャラの明留、茂丸、千早など、どのキャラも大変魅力的。勁草院を舞台に描かれる学園ものが読んでいて本当に楽しかった。
前作で若宮に忠誠を誓った雪哉が、どんな手段を使ってでも若宮の味方を増やすという信念のもとに、裏でどんな風に動いていたかが明らかにされたシーンは大変驚きました。
また最後の猿が出てきた怒涛の展開。
これからどうなるのか?と、ますます目が離せません。
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段々と強かになる雪哉。学園モノはいつの世も楽しい。雪哉に友達ができてよかった。信頼出来る烏の皆が。雪哉暗躍しすぎだからどこかで息抜きしてくれ……
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またしても雪哉にやられる。
雪哉が勁草院に入学して、前作までとはまた違う感じで楽しめた。最後の方で色々繋がっていくし、さらに先が気になって仕方ない展開。
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人間にかわり八咫烏が支配する世界・山内のエリート武官養成学校で切磋琢磨する少年たちの青春の日々を彩る、冒険、謀略そして友情。
「文藝春秋BOOKS」より
『烏に単は似合わない』で登場したときは、ひ弱な子どもかと思っていたら、、
実はヤベーやつでした!雪哉の今後の活躍が大いに期待されます.
もう読み進める勢いが止まらない.次の巻を用意しておいてよかった.
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ここにきて学園ものとは!いろんな角度から物語が紡がれるのに驚きです。様々な事情を抱える少年たちの登場で山内の様子がまた少し見えてきました。成長した少年たちの今後の活躍が楽しみ!
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勁草院での雪哉のやりたい放題と、新しい仲間と、そして猿の襲来。相変わらず内容が濃いなぁ。 雪哉推しだけど、茂丸に危うく惚れるところだった…いや惚れても問題ないんだけど!雪哉の腹黒さは好みだから(笑) 終わりにまた問題発生。次から次へと…大変だ
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再読。
八咫烏シリーズで
1,2を争うほど好きな作品
明留は良くも悪くも素直なんだなぁ
人間的成長度No.1
卒院の儀で
若宮が雪哉たちに山内衆に任じるシーンは
いつ読んでも良い
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前作までのハードボイルドな世界観から、一変した。
主人公の雪哉の
スカッとジャパンみたいな物語に笑ってしまう。
茂丸の台詞に感動した!
「お互いに、わからない事はわからないで構わないと思うんだ。無理に、わかった気になるよりも、そのほうがずっと良い。理解できないってことが、自分の知らない世界に生きる人間を馬鹿にする理由にはならねえんだとわきまえていれば充分だ。」
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前巻の烏主では若さまにその技量を認められて”近習と若宮”としての信頼関係が出来上がりました。垂氷のポンコツではなくとんでもねえハイパースキル右腕の才覚が芽生えましたね。
今回は垂氷の雪哉でもなく北家の雪哉でもなくただの雪哉として認めあったりぶつかったり磨きあったりします。なんでもそつなくこなせる超優秀な近習ではなく関わりすぎるとやべー男として適当にあしらわれるところがおもろポイントですね。
結局は「垂氷の雪哉、恐ろしい男」なんですけどそんな雪哉が同期と心のぶつかり合いをして八咫烏(にんげん)としてそのいがりまくった心が溶かされていくところが最大萌えポイントです。
さて、この巻の文末で物語は大きく動き出します地獄の序章はもう始まっているのです。みなさん覚悟は出来たでしょうか。コミカライズを担当なさっている松崎夏未先生はまだふとした時に涙が出るそうです。私も同じです。奥歯を十分噛み締めてから次巻の黄金の烏をお読みください。
そして最後にオタクからの戯言をひとこと
「雪哉、おれはおまえを屈服させたい───」
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勁草院の話かーなるほど。
雪哉が成長して頼もしいけど、性格が更にアレに(笑)仲間も増えて猿や真の金烏の事などこの世界が少しずつ少しずつわかってきて、どうなっていくのかこれまた続きが気になります。
とても読みやすく楽しいシリーズです。
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このシリーズでは異色の学園もの。
主上である宗家を護るべくして存在する山内宗を養成する全寮制の学校が舞台となり、1巻目から登場する雪哉を中心に、身分を超えて友情を育んでいく物語となっている。
どこか飄々と生きて、人と腹から打ち解け合えないでいるような彼が、親友に出会うことが彼のファンからすると心から嬉しい。爽快感もあり、シリーズの中でとても明るい巻になっていると思う。
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ここまでと前の巻の感想で書いてましたが、気になって続きも読んでます(現在進行形)
今回は雪哉が三内衆となるための養成所に入る物語です。
いまだ日嗣の宮の件で争いあう山内の影響を受ける学生たち。
その中での日々でいつものぼんくら次男の姿をしながら、若宮の命をしっかりこなしている雪哉ってこわい(笑)
最後には猿も出てきますが、烏を食う猿とは違うようで謎は深まるばかり……。
でも、日本の神道の神様は肉食ですけどね...( = =) トオイメ目
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雪哉勁草院話
大々的に語られることのなかった楽俊の学園譚をじっくり読めたような多幸感があった
今まで多く触れられていなかった、山烏や馬といった身分についてがっつり向き合っていた
舞台が学園ということもあり、ともすれば番外編のような位置付けになりがちな題材のところ、歴代金烏の記憶が無い点・猿の侵入経路を巧みに織り交ぜて正当なシリーズ続編になっている
アンバランスだった雪哉の成長も、同輩たちの視点でしっかり語られる大変満足
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山内の宗家に仕える者を教育するための機関である勁草院の話。
若宮に仕えていた雪哉が登場するが、章によって中心となる人物は代わる。
宗家に仕えるために必要な勉学や武術に勤しむ若者たちの話だが、同じ目的を持ちながらも、大人たちの世界と同様、四家の権力争い、若宮派か長束派か、宮烏と山烏との超えられない溝など、争いの種があちこちに潜んでいる。
それだけでなく、三作目から暗い影を落としている猿の存在や、真の金烏であるはずの若宮に関する新たな問題が持ち上がるなど、息つく暇なく物語が展開していく。
新しい登場人物も多く出てくるが、中でも清賢がお気に入り。別の作品でも出てきてほしい。
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このシリーズ、一つのシリーズなのに、全ての巻が違う小説、全然似ていないのがすごいですね。。そして、今作も最初からおもしろいけど、最後の50ページになってまたぐっとギアが上がる感じ。それにしても、覚醒した雪哉がすごい。。まさに麒麟児ですね。清賢が雪哉を慰める言葉にもちょっとぐっと来ました。
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八咫烏シリーズ4作目。
2作目と3作目で主役を務めた雪哉の魅力が満載。
もどかしいくらい、本人は前に出てこないのだけれど、雪哉のことだから狙っているのだろうな…なんて安心してワクワクできる。
今回は勁草院が舞台なので、ファンタジーものの学生生活といった風味で話が進んでいく。
今まで雪哉の周りは大人ばかりだったから、同年代と絡む雪哉が新鮮だった。
雪哉だからか、切磋琢磨する青春モノとまではいかないまでも、砕けた調子で会話するときの様子や、勁草院内の人間関係が前進していく雰囲気を楽しめた。
また、雪哉中心だけれど、他者視点で描いているのも良かった。
人によって見ている部分、気にしている部分、捉え方、関わり方は違う。
でも一貫して、雪哉が異常に優れているというのが分かる。
それが仲間うちの同級生だけでなく、先輩や教師からもそう思われているのだから、ただただカッコ良いの一言!
お気に入りの雪哉の台詞は「力の使いどころを間違えるなと言っている」。
とても同級生に向けて言っているとは思えない。
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今回は学園もの。
勁草院(士官学校みたいなやつ)での雪哉とゆかいな仲間たちの3年間の話。でも話のほとんどが最初の1年。
世界の核心に迫ってきた感じ。
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前作に比べると軽妙なテンポ感は落ち着き、雪哉の成長を見守っていく落ち着いた雰囲気になってきました。前作の若宮と雪哉の掛け合いが大変面白かったのでそこが☆−1。しかしただの学園ものに終わらず、山内が激動の時代に入っていく様も描かれており、この先がどうなるのか気になって仕方ないです。次巻も楽しみにしています。
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「…理解できないってことが、自分の知らねえ世界に生きるにんげんを馬鹿にする理由にはならねえんだと、わきまえてさえいれば十分だ」
茂丸は楽俊みたいなことを言う。
視点がたびたび変わるのでたまに読み返すところもあるけど、どんどん加速して面白くなっていく。早く続きが読みたい!
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雪哉の成長が著しいどころか、3年でめっきり武闘派に…頼りになります~
学校へ行ったことにより、良い仲間に恵まれた。
ひいては良い家臣が出来たようで何より。
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雪哉in勁草院編。
いわゆる学園モノですね〜
身分や立場や思想の異なる少年たちがひとつ屋根の下で共に学んで共に生活し、最初は対立して
斑白し合うものの、やがて友情を育んでいく…。
良いですよね!ボーイ・ミーツ・ボーイ(※そんなジャンルはない)、大好きです。
雪哉はボーイと言うにはすでにいろいろ知りすぎていて、また優秀でありすぎるがために、生徒というよりは主宰側として大きな目的のために動かなければならない。
そのためには友達を利用することも躊躇はしないけれども、だからといってもちろん何も感じないわけでもなく…。
そんな葛藤をひっそりと抱える雪哉に茂丸が言葉をかけるシーンがすごく良かったです。
立場は違っても、悩みをすべて共有するわけじゃなくても、自分の欠点も理解してくれた上でそばにいてくれる、ってどれだけ嬉しいことか。
これぞボーイ・ミーツ・ボーイの醍醐味…!
そして、そんな雪哉の学園生活も終わろうとしてるのを待ち構えていたように、八咫烏たちの住む世界・山内に再び不穏な影が忍びよります。
おそらく次巻は大きく話が動きそうな予感!
今巻は設定上、若宮と雪哉のコンビがほとんど見られなかったので、次は2人で活躍するシーンがたくさんあるといいなー。
Posted by ブクログ
なんか急に雪哉が腹黒くなった。これまでは頭はよくても腹黒くはなかったし、敵に襲われてもそんなに太刀打ちできてなかったのに、なんか急に武闘も強い展開になってた。
そして、最初の空棺のことは最後の最後までほったらかされたままだったけど、続きに期待しよう。
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大好きな八咫烏シリーズ4作目!!
前作『黄金の烏』では壮大なストーリーの展開が一気に広がった感じがしたが、本作は勁草院での日常が鮮明に描かれている故、話が進んだ感じはあまりしなかった。しかし、知られざる若宮の事情や猿についての新たな情報など著者の阿部氏はやはり予想を上回る展開をプレゼントしてくれる。
本作を読み、雪哉への好感度が爆上がりしたので次作を読むのが楽しみになった。次作は雪哉登場する…?よね??