【感想・ネタバレ】黄金の烏【新カバー版】のレビュー

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ネタバレ 購入済み

雪哉の決意

読後、やっとここまできたか、と思った。難解な事件、雪哉の決意を固めるに十分な内容だった。が、一つ引っかかったのが水売りの男が最後に書いた手紙。老舗のボンボンだったから教育は受けていたのかなぁ。そんなに長い手紙を書くほど文字が書けたのなら、どこで生まれたかもしれない女を女房にするには反対もあっただろうに、とか。また、犯行現場にいたような娘が宮廷の桜花宮という場所で働けるのかなど、ささやかに気になるところが出てきてしまった。何より雪哉の義母が小梅を気にかけるところが嫌。これ伏線だったらどうしよう。雪哉には小梅はダメダメ!

#切ない

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2024年05月03日

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ただの宮廷物語と思っていた2巻から、大きく世界が広がっていく3巻。こっからが物語の本番!という感じ。また、ミステリーとしても最後の最後まで楽しませてくれる。
「真の金烏」である奈月彦がそう呼ばれる理由や、外界のことなど、今まで解き明かされなかたことが少しずつ明かされていく。
危険な薬と突如八咫烏の村を1つ喰らい尽くした大猿ーー大きく二つの謎と恐怖が出現する本作では、手に汗握らされること間違いなし。

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2024年05月02日

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ネタバレ

八咫烏シリーズ第3段。危険な薬と人喰い大猿。一度若宮のところを離れていた雪哉が再度登場、謎を解き明かす。そして雪哉が若宮に忠義を近い、ラストは次巻へ続く模様…。
まだまだ謎は多くある。楽しみだなあ。

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2024年04月21日

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ネタバレ

非常に読みやすく面白く、ファンタジーは特に読むのに時間のかかる私でも気になってあっという間に読み終わりました!
あぁこういう世界なのかー!と更に理解し始めた巻でした。
どうしても十二国記シリーズ風味もありますが、それなら今流行りの異世界ものの方がどれも設定は似たりよったりなのででも読むと凄く面白いですしね(笑)

雪哉視点なのがやはりいいですね。
まだ謎は残っているので続きが気になります。

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2024年04月20日

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ネタバレ

ドキドキして読んだ。めっちゃ好き。
最後らへんのところで、若宮と雪哉の二人がとても美しくて切なくてグッときた。

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2024年04月07日

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雪哉の家族はいいな。父親の事は駄目だと思うと同時にしょうが無いとも思ってしまう。
雪哉が蔑ろにされていた訳でも無いし、何より母が強い。良い家族。

若宮は心が無いと言うがそんな事は無いだろうに。
ただ自分では分からないだけで周りには分かる時がある。だから分かる人は若宮の傍に居る。

小梅の父親はろくでもない事をしたけど一応父親ではあったんですね。

人間の存在が無視出来ない所まで近付いた。

雪哉が山内衆を目指す。楽しみ。

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2024年04月01日

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ネタバレ

完全に別世界の話だと思っていたら、最後に出てきた人間世界。それが八咫烏の世界を少しずつ侵食していっているという描写が今現在、現実世界で直面している自然の問題と重なって良い意味でゾッとした。
また冒頭の話が小梅のことかと思って雪哉と一緒に小梅のことを疑ってしまっていたが、やっぱり今回も驚かされるようなどんでん返しがあってとても面白かった。

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2024年03月26日

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前作に続きやっぱり雪哉と若宮のコンビがいいね
謎がだんだん解けたような、さらに謎が深まったような、、、
続きが楽しみ

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2024年03月06日

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ネタバレ

面白かった!!!!!!!!!!
「真の金烏」の正体にまず驚き、2巻で袂を分かった若宮と雪哉が、ラストで雪哉から忠誠を誓うという構図に変わったのが美しすぎて感嘆の声をあげました。

不気味な「猿」の存在、外界の有り様、人間…………
様々な事象が絡み合って、1巻を読んだ時には考えられないような壮大なストーリーになっています。

本当に面白い。続きも読むのが楽しみ!

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2024年02月25日

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ミステリとして読んでもシリーズものとして読んでもとにかく面白い作品であることは間違いない。ここまで読者に鮮明な情景をイメージさせ、深い考察を促し、ハッとさせられる作品は少ないであろう。

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2024年01月12日

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ネタバレ

危険な薬の被害と大猿からの被害の謎に立ち向かう話。
面白くて、一気に読んだ。真の金烏とは何か、金烏の秘密が分かった。

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2023年10月14日

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八咫烏が支配する世界〈山内〉を揺るがす危険な薬と人喰い大猿。
故郷の危機に敢然と立ち向かう世継ぎの若宮と元近習・雪哉は危険を顧みず――。
「文藝春秋BOOKS」より

読み始めて終わるまで止まらなかった!
話は暗くて、血なまぐさいのであるが、だからこそ引き立つ信頼というつながり、みたいなものを感じた
少しずつ明らかになる金烏の正体.山内の状況.ストーリーの展開が引き込まれる感じがした.

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2023年05月12日

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このシリーズ、宮廷物語と思っていたら裏社会や外の世界まで出てきてイッキに世界観が広がってきました。読み進めるほどに面白いです。

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2023年05月06日

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前作に引き続き雪哉の視点で描かれています。この巻もすごく面白かった。一作目の雰囲気でお妃様キラキラ、お衣装ヒラヒラな宮廷ものライトノベルと断じて読まずにいたら心底後悔したと思います。続編をすぐに読みます!

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2023年03月26日

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まず最初に言いたい!! 雪哉おかえり!!!!!← ほんとすぐ出てきたなwありがとう! 大掛かりな話になりそうな猿が出てきて、おそらく一部が完結するまでこいつらと戦う羽目になるんじゃないかと思ってます(笑) 浜木綿も真赭の薄も最高! 最後は雪哉に胸打たれました!

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2023年02月02日

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ネタバレ

若宮に心から雪哉が仕えることになる事件の物語ですね。

良くも悪くも『十二国記』に似ている所があって、好みは人それぞれなので、受け入れられる方は読み続けるのかな。

私個人はここまでで満足です。

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2024年04月12日

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約2年振りに読む、『八咫烏』シリーズ第3巻。所々忘れていた設定や世界観があって、ストーリーに溶け込むまで少し時間が掛かりましたが、第3章以降は夢中になって、一気に読み終えることが出来ました❗

本書は基本ファンタジーですが、少しミステリー要素も加わっている為、幅広い方々にオススメ出来る作品となっています❗1、2巻では語られなかった『山内』内のことが徐々に明らかになって、ますます目が離せない展開となっているオススメファンタジーです♫

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2024年01月05日

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八咫烏シリーズ3作目。
物語が動き出した感じね。
もうここまで追うと、ミステリとかそんなのどうでも良いぐらい、ただただストーリーが面白くて読んでる。廃人、猿、人間。読み終わった後も展開を期待させる良い拡げ方だよな…

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2023年11月28日

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読み始めから、絶対に叙述トリックがあると思っていたけどやっぱり!と喜んだ自分を殴りつけてやりたい、、、と思うくらいに最後の50ベージから物語のスケール感が変わってしまいました。朝廷の権力闘争なんて大人と子供のケンカじゃないですか、、雪哉の成長?覚醒?は素直に嬉しいけど、小さい私は小梅とのキュンを期待してしまいます(笑)次も楽しみすぎる

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2023年08月10日

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読み進めるにつれて明らかになる謎と広がり深まってゆく世界。
大作のファンタジー小説を読む醍醐味ですね。

続きがますます楽しみになりました。

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2023年06月26日

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八咫烏シリーズ3作目。

前作から完全に冒険譚の方へ舵が切られた感じ。
1作目と同じシリーズとは思えないくらい、アクションの映えるシーンが盛りだくさん。

前作に引き続き主人公として活躍した雪哉だけれど、前作では出来過ぎというか、ぼんくらを演じていた感が強いというか、俯瞰している感がありあり。
ところが今作では年相応の姿を晒しつつ、成長して行く姿が楽しめる。
もちろん、出来過ぎ君なのは否めないのだけれど、人間臭さが味わえる。
これは少年が主人公だからこそ、楽しめる要素なのかも。
しかも前作はあくまで1作目と時系列が同じだったから、その後はほとんど謎に包まれていたけれど、今作では一気に話が進む。
1作目や2作目にあった、そうきたかーといった感じも楽しめる。

作中で気に入った台詞はありきたりではあるけれど「女は大なり小なり、何かしら秘密を抱えているもんだよ」。
今作では浜木綿の魅力が増し増し。
主人公の雪哉の台詞なら「僕は、勝算のない勝負はいたしません」がお気に入り。

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2023年06月14日

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八咫烏シリーズ第1部の第3作目。

シリーズ1作目の書き出しが、最後の最後に伏線回収だったので、今作も書き出しの伏線がどうなるかなぁと気にしながら読んだ。
いや、すっかり騙された。てっきり小梅が‥と思っていたのに。 
 今回は真の金烏の秘密にも触れ、若宮の空気を読まない性格に納得。浜木綿がほんといいパートナー。
 めでたく雪哉も物語にしっかり復帰。続きが気になり、すっかりこなシリーズのトリコになってしまった。

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2023年01月18日

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ますます八咫烏たちの住む世界のことがいろいろと明らかになっていく第3巻!
「真の金烏」とはどういった存在なのかもいよいよ明らかになります。

前巻で探偵役の若宮と助手の雪哉のかけあいがすごく好きだったので、またこのコンビが復活してくれて良かった良かった。
雪哉のピンチに常に駆けつけてくれる若宮、かっこよすぎ〜!

でもこの巻は今までで一番凄惨なシーンが多くてちょっとキツかったかな。面白いからどんどん読んじゃうんですけどね。

新たな敵として人を食べる大猿が出てくるんですが、思わず進撃の巨人に出てくる猿の巨人を脳裏に浮かべながら読んじゃいました。
こちらは身長八尺(約240センチ)ほどとのことなのであちらほどは大きくはないんですけど、まぁ雰囲気的にね、あんな感じなのかと。ぎゃーめっちゃ怖いやん…。

そしてこのシリーズの特徴は、どんどんファンタジーの雰囲気を色濃く出してきつつも、常にミステリー要素もはらむところ。
この巻も雪哉が若干女性不信になっちゃってるおかげで、読者まである人物がずっと怪しく見えちゃってもう大変!しかも結局怪しく感じてた理由はアレですしね〜。この二人は今後何か発展するのかな…

そして次巻は雪哉in勁草院編なんでしょうか?
またまた楽しみです。

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2022年08月11日

Posted by ブクログ

2話目が微妙だった分、3話目は巻き返したなーと思った。
そして、これは昔の話じゃなくて現代の話だったんだね…

八咫烏以外の猿やニンゲンも登場し始めて、続きがさらに楽しみ!

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2022年06月30日

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ネタバレ

大猿の出現、謎の薬、不知火…全てになんらかの関係があることは予想できたが、やはり予想を上回る結末だった。これらのミステリも面白かったが、個人的には様々な出来事が起こる中で、雪哉の若宮に対する気持ちが変化していくのが印象的だった。若宮に忠誠を誓ったのち、雪哉はどのように若宮と関わっていくのか…気になる

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2022年04月25日

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山内の危機発生。
雪哉戻ってくれてよかった。
真の金烏についてもちょっとわかってきたけど、まだまだ先が続いて行くようだ。

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2022年03月23日

Posted by ブクログ

第二部一作目「楽園の烏」を読んだあとなので、雪哉はこうして成長していくのか…こうして巻き込まれていってあんな大人になるのか…と遠い目になる。おもしろかったです。金烏の性質、十二国記の麒麟を少し思い出した。

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2023年08月18日

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話は広がりを持ちエンタメとしては面白い

おそらく読者のほとんどが気に入っているだろう雪哉が私には魅力的には感じられない
それゆえに共感しにくく感情移入もできず

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2024年04月09日

Posted by ブクログ

1作、2作を読み終わり、このシリーズは主人公の若宮一派が、彼ら八咫烏界の頂点に立つ朝廷内の対立や隠謀を暴く物語だと思っていた。 ところが、3作目では、山内の外の世界や山内内にあって朝廷の力の及ばない地下街の存在が露わになり世界感が一気に広がった。八咫烏の存在を危うくする大猿や更に手強そうな人間の存在も匂ってきて、次作への期待感でワクワクしてる。(o^^o)v

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

2022.04.09

八咫烏シリーズ、完全にハマりました。
文庫の後ろのあらすじを読んで、今回は…大猿?と思いながら読み始めましたが、今回も面白くて子どもの誕生日なのに朝から晩まで読んでました。

墨丸(若宮)と雪哉が辺境に行って猿に出会ってしまうところと、「地下街」で朔王が雪哉に洞穴の中を自分の目で確かめに行ってこいのところがスリル満点で、洞穴の探検のところは、貴志祐介の「新世界より」を思い出しました。

スリルもミステリ要素もあって本当に読む手が止まらないし飽きずに読めます。

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2023年04月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半はイマイチやなぁと思いながら読んでたけど、小梅が登場してから集中して読んでしまった。
小梅めっちゃ怪しかったのにな。

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2022年12月14日

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