【感想・ネタバレ】烏に単は似合わない【新カバー版】のレビュー

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ネタバレ

よくある「女の戦い」的な後宮ものかと思ったら、めちゃくちゃ世界観作り込まれたファンタジーだったし読みごたえあるミステリーだった!
実はあせびちゃん様がヤバい女ってネタバレだけは踏んでたのですが……文章表現が巧みで、過去に踏んだネタバレのこと忘れかけて感情移入しちゃいそうになりました。怖い怖い。

赭の薄のはっきりものを言う性格、かっこよくて好き。

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2024年05月04日

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ネタバレ

女の園で繰り広げられる熾烈な争いと悲哀 その裏側に隠されているものは貴族の権力争い 予測を許さない展開。とても楽しめました。何より白珠救われて安堵しました。
対になる次巻とセットでアニメ化される理由がわかりますねー

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2024年04月14日

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ネタバレ

初めの方は女性達の宮中バトルかと少しずつ読み進めていたけども、中盤あたりから「おやおや?」と思い…後半一気に読んでしまいました!

いや〜あせび…凄い人物ですね!
私は真すほの薄が一番好きです!
時間のある時にまた初めから読みたいです。

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2024年04月12日

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ネタバレ

マイクラでここの情景を再現するとどうなるだろうか?みたいなこと考えて読んでた。
すべてのキャラが引き立っている。特に考えることもなく読めるのでシンプルに面白かったと言える。

真の邪悪は純粋さの中に忍び込む。
興味本位で虫をバラバラに解体する子どものごとし。邪悪とは何か?というお話。

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2024年04月11日

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ネタバレ

なかなかびっくりの展開の話でした。
前半はいわゆるシンデレラものかなぁ?という感じで期待しつつ読み進めていましたが、とんでもない。
(あ、もちろん昨今流行りのよりずっと以前に書かれたものだとは存じていますが)
後半からラストにかけての驚きがわたしの今まで読んだ本の中でもびっくり度は上位でした。

々、姫たちの名前がわからなくなりその度に戻って見直したり、わからなくなったまま読み進めたりと、、っていう個人的なタイムロスも入りつつ…。

後半のサイコパスな感じが衝撃すぎて、その後のあせびとか真赭の薄とか、キャラをもっと深く読みたかったなと思いつつ終了してしまいました。
若宮も気になったので、続きを読みたいと思いました。

ただ、個人的には昨今のシンデレラものが好きでして、そういったものを好んで読んでる身としては、本としては満点ですが読みたいと思う気分的な時期?に見合わないなかなかのゾッとする展開が待ち受けているので、、。
癒されたい時には完全に不向きでありました。
でもとりあえず、あのラストのままだと気になりすぎるので、早めに2巻を読んでおこうと思います。

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2024年04月02日

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ネタバレ

文句なしの評価5。
物凄く面白かった。

途中まで宮中におけるシンデレラストーリーかと読んでいたが、後半の怒涛の展開と次々に明らかにされる真実から目が離せなかった。

まさか黒幕が主人公(だと思っていた)あせびだったとは。。。。
そして最後まで読み終わり、若宮から浜木綿に向ける気持ちのあたたかさたるや。

冒頭のシーンが最後できれいに伏線回収され、拍手喝采でした。本当に面白かった。

是非ともおすすめしたい一冊です。

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2024年02月19日

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子どもの頃に勾玉三部作を読んで育ったこともあって、和風ファンタジーっぽいし、久しぶりにこういう世界に行ってくるかな、と軽い気持ちで読み始めました。

純真無垢な少女が、姉の代わりに若宮の妃選びに参戦することになる。宮中で個性豊かなライバルたちの熾烈な牽制のし合いや、あるいは何かのきっかけで友になるという日々を送り、それと並行して、正体不明だが雅な男性とお近づきになる。「おお、懐かしい。コバルト文庫とかでこういうの浴びながら大人になったもんだぜ」と思っていたのに……。

後半、女房が不審な死を遂げたあたりから見える世界がガラリと変わって、可愛らしい少女の世界観から、おぞましい権力争いの世界観に。この後半からの流れが鳥肌が立つくらい好みでした。各登場人物の背景が明らかになっていくたびに、見える世界が変わる。一面的な見方でわかった気になってしまうことの怖さを体験しつつ読みました。正直、前半だけの世界観だったら読んだ後、すぐに忘れてしまっていたと思う。
完結しているので、一気読みもできるというのが良いところ。

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2024年02月12日

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ネタバレ

すごく面白かったけど、なんかちょっと後味悪いかな。

ファンタジーと言うより,サスペンス・ミステリ感が強かったな。

読み終えた今,もう一度読み返したらすべての景色が一変してるだろうな。

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2024年05月10日

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ネタバレ

アニメ化で興味を持って、読み始めました。
平安風の世界観、金烏の妻選び。

興味深い内容でしたね。そして女性たちの思惑や暗躍。いやー、怖い、怖い(^◇^;)

とりあえず、『烏は主人を選ばない』は読みます。

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2024年04月09日

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ネタバレ

主人公が姉を気にかけず放ってるのと(悪いと思ってなさそう)、他の家の女房と仲良くなってその子がちょこちょこ来ていても何にも言わないの、コレって敵同士みたいなもんだしそれがわかってなくても仕事がおろそかになるから怒られるだろうとかわかるはずなのになぜ…?と思って、そこからなんかおかしい…ってなってた
これがミステリーなら信頼できない語り手だよー叙述ミステリーだよーとか思ってたらホントに犯人だった
普通のファンタジーだと思ってたからビックリした〜

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2024年03月10日

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ネタバレ

以前から読みたかったシリーズ。
アニメ化されると聞いてようやく着手したのだが、
アニメ化されるのはシリーズ2の「烏は主を選ばない」だったw
でもどうやら時間軸は同じのようだから、シリーズ1を読んでおいて間違いないだろう。
で、おもしろかったです。
あせびがヒロインだと思いながら読んでいたけど、すっかり騙されてしまった。
さっさと「烏は主を選ばない」も読みたいと思います。

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大昔…デビュー直後に話題作ということで読んだはず、ということは2012年ごろ。シリーズ化されて、コミックスにもなっているのを横目で見ていたが、たまたま知人から貸してもらったので、再読。
阿部智里さん、二度目の初読の気持。

うむむ、天真爛漫なおっとりヒロインに見えた女が一番タチが悪い女だったという、ファンタジーっぽい世界ながらイヤミス風味。
再読しても、やっぱり後味はもうひとつ。
思うに、若宮が、もう一息…四人の美姫たちの描写と同じくらいの熱量で、見た目の美しさだけではなく、人として魅力的に描かれていれば…素直に消化しやすかったのではないか。
真赭の薄ほどの聡明な姫が、若宮の見た目だけであそこまで惚れ込むとは思えないから、しっくりこない。
白珠が一巳と再会できたのは救い。


蛇足ながら、『真赭』と入力するのにすごーく苦労した。
アナログにも漢和辞典を見てみたら、『赭』は赤の俗字で、熟語の『赭衣』シャイ①赤い着物②罪人の着物③罪人…とあり、早桃の死を招いたあの衣を思わせる。
高貴な姫のネーミングとして、鮮烈な赤のイメージを雅やかに…とこの文字を選んだのかと思うが、字の意味からするとあまり良くなかったようです。

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2024年02月01日

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