感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スープ屋しずくシリーズ第三弾。
突然結婚式を延期したいと言い出した彼氏。
ホームパーティで変色したじゃがいも。
同じレシピで作ったのに同じ味にならないスープ。
しずくの常連客たちにまつわる謎を、シェフ麻野が鮮やかに解く連作ミステリー。
やはりこのシリーズは穏やかな気持ちになれます。
理恵さんと麻野さんの恋模様も気になりますが、麻野さんの亡き妻への思いは色褪せてなくて、それはそれで微笑ましいから悩ましい。
読む度に思いますが、こんなスープ屋があればいいのになぁ。
Posted by ブクログ
【第1話】似ているシチュー【第2話】ホームパーティーの落とし穴【第3話】ゆっくり、育てる【第4話】窓から見えない庭【第5話】やわらかな朝に。理恵さんと浅野シェフの関係がゆっくり進むのが嬉しい。たくさんのスープが登場し毎回作ってみたいなあと思う。ちょっぴり切なくてでもあったかい話、次巻がまた楽しみです。
Posted by ブクログ
シリーズ第三弾。今回の語り手は全般的に理恵。理恵は、30歳のOL。女性向けのフリーペーパーを作る編集長の代理を努める。
今回は、スープ屋「しずく」に集まる人々たちの抱える悩みを、麻野と共に寄り添って、解決していく。
謎解き推理小説なんだけど、とにかく、その謎が「日常の謎」って言うのがうれしい。最近はずっと殺人メインのミステリー小説が続いたから、ホッコリする。
そして、理恵と麻野との距離が縮まっていく過程もうれしい。
Posted by ブクログ
本作も謎解きながら、麻野と理恵の関係、静句のこと、気になって一気読みでした。
8作まで出てるとのことで、早くみんなの行く末が知りたい…!
常連のお店って素敵ですね。お店で知り合った人と繋がっていくって、人見知りの私では中々あり得ないのでうらやましい。
Posted by ブクログ
やはり、今回も安定の面白さ〜♪
ミステリーとか言うけど、人は亡くならないし、ほっこり系ミステリーだからすごく読みやすい!あと、作中の料理が美味しそうなところも読みどころ!!!笑笑
Posted by ブクログ
前回は麻野の妻が亡くなったときの話とか、ちょっとざわざわした。今回は少し理恵と麻野の距離が近くなったように感じたが・・
ほろ苦いお話もあったけれど、ほんわかした感じが「スープ」のイメージと合って今のところ一番好きかな。
Posted by ブクログ
スープ屋しずくシリーズ。
相変わらずもどかしくもあまり進まない理恵さんと浅野さんの関係。
ま、ラブよりも謎解き部分の方がわたしは好きだからそこの関係がモヤモヤでもオッケーですけどね、私はw
賑わってるスープ屋だけど、朝営業に来る人たち同士はどんどん人間関係ができてくる。梓ちゃんの再登場など、濃いな、この店。
食べてみたいけどリアルでは少し行きづらそう。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目もシチューがうまそう。謎解きも重くなくていい。ただ、理恵と麻野の話があまり進まないので、飽きてきそうなのが、ちょっと心配。ダラダラとした話にならぬように次巻では進展を期待する
Posted by ブクログ
スープ屋しずくシリーズ!③
毎回楽しく読んでいます。
理恵さんの麻野さんに対する恋心がいっつもキュンとしちゃいます(笑)
調理器具の話やシチューにけんちん汁なども、いつも美味しそうなスープが出てきて、読んでいると食べたくなりますね。
日常にありそうなちょっとした謎を推理しちゃうのが面白い。そしてその人の人生を明るいものに変えてくれるのが、読んでいて心が和みます!
Posted by ブクログ
グルメな食材の身体に良い効能の知識が得られ微妙な人間性の機微が味わえる人気クッキング・ミステリーの第3弾です。シリーズで何時も感じるのはミステリーらしからぬ上品で生真面目な健全性ですね。例えば第2話は悪意の略奪愛ではあっても被害は実質ゼロですし、パーティーの途中で野郎が突然に狼に変貌するなんて事もありませんしね。今回のテーマは「ゆっくり、育てる」ですね。私は聡明な麻野シェフはとっくの昔に理恵の気持ちに気づいているけれど今は料理が生き甲斐でまだ彼女を受け入れる準備が整わないのだと思います。暫しの辛抱ですね。
『似ているシチュー』旦那さんの気持ちは解るのですが心配性の妹の誤解を招きますから、やはり正直が一番ですね。『ホームパーティーの落とし穴』理恵には意中の人・麻野シェフがいますから何も慌てなくても大丈夫だったのにね。『ゆっくり、育てる』ふとした心のすれ違いに御注意を。恋は焦らずにゆっくり育てるのが良いでしょう。『窓から見えない庭』見えないのではなく辛いから見たくないのですね。世間から見れば偏屈な人にもそれぞれの事情や理由があるのかも知れませんね。『やわらかな朝に』理恵さん、最後にまた一歩幸福に近づきましたね。
オマケに3つおバカな事を書きますが、皆様どうかお許しくださいね。今回は後輩・伊予さんの語りがなくなってファンの方は残念でしたね。処で一字違いの歌手・松本伊代さんはデビュー曲で「伊代はまだ16だから」と歌いましたが、作詞家の人は後年に年を取って彼女が懐メロ番組で歌う時に随分と恥ずかしいだろう事を想定しなかったのでしょうかね?そして64頁の地味な駄洒落。「まず馬を射よ(伊予)」もう一つは、第5話の理恵さんの最後の悲痛な叫びで思い出したのが、お笑い芸人ザブングル加藤の変顔ギャグでしたね。その心は「悔しいです!」
Posted by ブクログ
スープ屋しずくのお店の風景は私の頭に中に広がっていて、そこにいる人たちの表情もくっきり浮かんでくる。スープもこんな味なんだろうなぁって想像したら食べたくなって、とりあえずこれからスープを作ろうと思う。みんな、悩みを抱えていてもなかなか当人同士で話し合えなくて、謎解きが必要になる。傷つけたくなくて、傷つきたくなくて、うだうだ考えちゃうけど、案外みんな想い合っている。それは現実と同じなんだろう。こんなお店や、こんな人たちがいたら、もっと気持ちが軽くなる人が増えそうだ。私はとりあえず美味しいスープで、心を軽くしよう。
Posted by ブクログ
ストーリーは普通で、これといった進展はあまりないけど、スープがとても美味しそう。もうちょっと悪い人が出てきてハラハラさせてくれてもいいなと思うけれど、それが無いのもまったりしてていいかな。
Posted by ブクログ
今回も美味しそうなスープがいっぱい。麻野さんと理恵の関係は近づいたのかどうなのか・・・。理恵ちゃんいい子だし、露ちゃんとも仲いいから麻野さんとうまくいってほしい気持ちと、亡くなった奥さんのことで理恵ちゃん苦しみそうだから他を探したほうがいいような気も・・・。
Posted by ブクログ
このシリーズ、最初は、ミステリーとして読み始めましたが、最近は、昔で言うトレンディドラマのようなオシャレラブストーリーになりつつあり、私にとっては、少し物足りない。
オシャレラブストーリー読む歳でもないしなー、この後の展開に少し不安。
Posted by ブクログ
スープ屋しずく第三弾。
安定の一冊。
安定のシリーズ。
登場人物が基本良い人ばかりで
ほっこりする。
心を癒す際にはこのシリーズがオススメです。
スープ飲みたくなるよね。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目
2作目までの細かいことは少し忘れてしまってましたが、、それでもおおすじは大丈夫でした。
主人公とスープ屋の主人との恋模様はまだまだかな。
それより今回は調理道具にスポットが当たっていて、調理道具も手間がかかるものを手をかけて育てていくのも素敵だな、と。
自分にはできなそうだけど。
それとやっぱりスープは健康的で美味しそうで、読むと具沢山スープ作りたくなる。
スープ食べた時の反応が大体同じで、そこがちょっとマイナスポイント
Posted by ブクログ
麻野と理恵が少し進展するらしいと聞いて、ワクワクしながら読んだ。
すんごくゆっくり、カタツムリのようなスピードでそれでも確実に前に進んでるとこらが、この本らしいと思う。
もどかしいけど、これが2人の進み方なんだなぁ、と思うとすごくお似合いやと思う。
亡き妻を思って、全てを捨てて最後になくなってしまった六朗さんの話が心に残った。ほんとに最後の最後、どんな気持ちやったんやろう。。。
梓の叔母さんはめっちゃ迷惑やけど、身内にしか発動しないおせっかいやったらまだ可愛いのではないかな。口にするものに何か入れたりするのは、やめてほしいだろうけど。
Posted by ブクログ
人が人を想う暖かさが印象に残った。
心配するあまり本人に聞けないことを推理してもらったり、亡くなった人の行動から想いを汲んでみたり。今回はスープの食材だけでなく調理器具のこともいろいろ書いてあり面白かった。
Posted by ブクログ
相変わらずしずくで提供されるスープは馴染みがあるものも初めて聞くものもとても魅力的で、こんな店が近くにあったら行ってみたいです。
コージーミステリーとしても楽しく読める内容ですが、唯一の難点は素材の健康効果がくどいことです。
昔テレビ番組であったような過剰な効果訴求を連想するので、こんなに毎回行数を使って欲しくないです。
Posted by ブクログ
ストーリーは変わらず面白いんだけれども、ちょっと人のことに首突っ込み過ぎじゃない?という点が気になってしまう。ほっと温まるストーリーなんだから親身さは必要なんだろうけれども、自分としては仮に身内でもある程度の線引きは必要だと思うから、ちょっと合わないなあと思い始めてきた。
Posted by ブクログ
スープ屋しずくシリーズ3作目
静句の残した思いが、繋がって広がって。
みんなが静句のことを今もなお愛しているんだなと
実感。
理恵の想いは届くのか?
少し進んだ印象
Posted by ブクログ
スープ屋しずく第三弾
第二弾で一旦終わったかな?と思っていたけど、シリーズ続いてよかったなと思った作品。
奥谷さんと麻野さんの関係がどうなるか気になる。
Posted by ブクログ
改めて人間関係の難しさ、儚さにに気付かされた一冊だった。
料理もそうだ。優れた調理道具‥手入れに手間もかかるだろうが、それ以上に思い入れが深まり繊細な味になるであろう。
本書の数々のスープ、味わってみたいなぁ。
Posted by ブクログ
スープやしずくシリーズ。
短編集なんだけど、毎回しずくの朝営業の説明、店員のユニフォームの説明、ソムリエ慎哉の説明、いらなくね。
スープはあいかわらずとてもおいしそう。イチゴスープなんてあるんだね。いらんけど。
何故じゃがいもは黒くなったのか、なぜ家具や社長は寝坊がちなのか、あいかわらず、そんな謎を麻野が解いていく。
そしてだんだん、麻野と理恵のコイバナになっている。
個人的には、「窓から見えない庭」妻を亡くした老人の話が好き。
ただし、この時期(コロナ)はこの軽さと柔らかさが良い。
Posted by ブクログ
麻野と行く調理器具購入等、理恵目線に固定された五編。滋養の深そうなスープや謎解きにほっこりする。薄く触れる麻野家以外の要素は思い出せず。麻野の亡妻の存在がしっかりあって理恵の想いが簡単にいかなそうな所に奥行きがある。ライバル視しないのはきれいだな。一方で麻野と露の父娘関係はいいこすぎて少し違和感。