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シリーズ六冊目(かな)となる本書は、外国人絡みである。
オロシャ(ロシア)から密入国した男が捕らえられ、
出島へ移送される間に何者かにさらわれて...
という物語のスタート。
鎖国中だった日本では、外国人が江戸にいるだけで大騒ぎ。
が、そこに密貿易やら、二件の殺しやら、様々な要素が絡み、
外国人の話など本来守備範囲外の町奉行も絡んでくる。
全体像としては、複数の「犯罪」と数奇な偶然が絡まり合って、
かなり複雑なストーリー展開となっている。
通勤の行き帰りに飛び飛びに読んでいた私は、
大団円の謎解きを読んでも今ひとつ「?」状態で(^ ^;
さらにさらに、実在の人物や実際の出来事も絡んできて、
義理人情も恋愛模様(?)もと、てんこ盛りな内容で(^ ^;
これでもか、というサービス精神たっぷりのエンタメに仕上がっている。
宇田川君も相変わらずいい味出してるし(^ ^
本作を思い切り楽しむには、登場人物についての「基礎知識」が必須。
未読の方は、シリーズを最初から読んだ後に本書を読むことを
強くオススメいたします(^ ^
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おゆうがだいぶ名探偵っぽくなってきました。咄嗟に母国語を看破するような手腕を発揮したり、大胆な行動に出たりと面白くなってきました。伝三郎との仲がもう少し進展して欲しいです。
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シリーズ6作目。
どうしてもおゆうと伝三郎・宇田川の恋の方が気になってしまう(笑)
時代小説苦手な自分もこの小説はさくっと読む事が出来る!歴史におゆうがそのまま、入り込んでいるので雑学の勉強にもなってます(あっ、自分だけね)
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シリーズ6作目。ペリーが来航する少し前のお話。漂着し捕らえられたひとりのロシア人ステパノフの周辺で起こる事件、そして殺人…。おゆうは現代科学を駆使して殺人事件に挑み、ロシア人の目的も探ろうとする。宇田川のいつものDNA等の鑑定に加えて、今回はちょっと違った方面からの現代科学技術の使い方が新鮮で楽しかった。おゆうも元経理部OLと得意の○○という過去の経歴を活かして女岡っ引きとして大活躍。今の歴史があるのはおゆうがいたから?そんなこのシリーズがとても好き。
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江戸と東京を行き来するおゆう。捕らえられたオロシャ人と交流したり盗聴器を仕掛けたり。今回は宇田川が忙しくてあまり活躍がないかと思ったら最後にぶっ込んできたな。宇田川と伝三郎とおゆうの三角関係はこれからどうなるのか。伝三郎が何回か「ロシア」と言っているのに鈍すぎ、宇田川は気がついているんだろうな。でも伝三郎とおゆうの進展の無さもイライラする。
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シリーズ第6弾。今作は今まで以上におゆうが大活躍。男勝りに堂々とした姿も一度はみてみたい半面,女性ならではの心を寄せた温かい仕事姿も捨てがたい。なんにせよ読まねば損だろう。お薦めの一冊。
あらすじ(背表紙より)
ロシアの武装商船の船員ステパノフは、日本に漂着したところを捕らえられたが脱走。江戸市中に侵入した可能性ありとのことで緊急配備が敷かれた。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳・通称おゆうも、女岡っ引きとして招集される。そんな折、ステパノフの移送責任者の配下が死体となって発見され…。外交問題にまで発展しかねない大事件に、おゆうは現代科学捜査を武器に挑む!
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なかなか面白い展開でした。
なかなか進展しないおゆうと伝次郎に宇田川が絡んでくるのか!?
本編の方は異国が絡むお話で、現代人が本領発揮しやすい設定が生きた話でした
2020.3.29
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大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、6作目。
タイトルの「北からの黒船」はアメリカではなくロシア船。ロシア船から異国人の船員が密入国を図ったのが今回の事件の発端。前回はドローンが出てきたものの、指紋に血液のルミノール反応、DNA鑑定くらいがこれまでの科学捜査だったが、今回は言語解析が用いられ、意外な展開を見せたのが面白かった。エピローグには『あの人』が。後日譚として面白く、なかなか上手い繋げ方でした。
鵜飼とおゆうの男女の進展は相変わらず。先に宇田川が鵜飼の素性に気付いちゃったかな?シリーズ6作目まで来ているので、そろそろ鵜飼の身上ももう少し明かしてほしいところ。
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大江戸科学捜査の第六弾。
今回はロシア人が江戸に現われたというのが、
事件の中心。
おゆうがこっそり英語を使うのは、
最初の作品でアルファベットを読んだときの衝撃に比べると、
想定の範囲内だった。
前回江戸にやってきた科学おたく、宇田川が味をしめて、
もっとひょろひょろ江戸を訪ねてくるかと思いきや、
意外と控えめだった。
宇田川がおゆうに気があるのかどうかは相変わらずわからないが、
伝三郎に江戸の人間で無いと気づかれていたとは思わなかった。
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歴史上の重大事件に遭遇かと思いきや、残らない話のほう。今ドラマでやっている、シャーロックのよう。だからこそ、ラストの後日談的な部分が効いてくる。こういう、匂わす感じが好きです。
宇田川先生が急にグイグイくるので、そろそろ次巻で伝三郎との昼間の攻防が見られるのか、楽しみが増してくる。
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#日本SF読者クラブ 鎖国中の日本に密入国する謎のロシア人を廻るSFミステリー。彼の正体と目的は何か。それを探るおゆうと鵜飼。今回は、おゆうの語学力が発揮される。TOEICは何点だったんだろうか。宇田川と優佳(おゆう)の関係は進展するのか。少々マンネリ気味の今シリーズだが、どんでん返しもあり、今回は面白く読めた。エピローグには、歴史の教科書にも登場するあの方が登場。
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元OLの優佳がタイムスリップして江戸の事件を科学捜査するシリーズ第6弾。
今回は、まだ鎖国中の日本にオロシャ(ロシア)人が侵入し、逃走劇となります。
この時代は、ペリーが黒船で来航する30年くらい前のようです。
フィクションではあるけれど、歴史に記録されていないこのような出来事は、実際にもあったかもしれないと思わせる物語でした。
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作風が少し変わった?キャラクターの個性頼りにしないでストーリーや構成を工夫してたり、読者わわ考えた書き方にこれまでと違うアクセスが見られた。
しかし200キロ以上の道行に対する説明が簡易的すぎて現実離れしてる。
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このシリーズも早いもので6作目。
鎖国中の江戸時代、常陸国に上陸した怪しげなロシア人。元OLで現代人のおゆうが江戸時代にタイムスリップ。そこでの活躍が今回も光ります。
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現代から秘密の通り口を通って、江戸へ行けるおゆう。
今回はロシア船から、関東の鉾田にたどり着いた男にまつわる事件。
現代の鑑定士、宇多川も巻き込まれて、事件の解明に動く。
幕末の海外からの船の侵入。
きたからロシア、アメリカの目もある。
表立って捜索出来ない、事件だけに。。。。
現代人としてのおゆうが江戸で、活躍する突拍子もない物語は実に楽しい!